【神奈川県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 心も体も涼む 西丹沢の秘峰とも呼ばれた畦ヶ丸山
CREA WEB / 2024年8月6日 7時0分
この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、出かけてみませんか。
青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではのイベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを待ち受けています。
「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。神奈川の夏の絶景・風物詩10選をお楽しみください!
◆畦ヶ丸山
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/9/9/-/img_99e729f302e611df51de2e34508674d0204827.jpg)
畦ヶ丸山は、登山やトレッキングに人気のある標高1,293メートルの山。かつては西丹沢の秘峰と呼ばれ、手つかずの大自然が広がっていたが、現在は登山道が整備され、気軽に登山が楽しめるようになっている。
山中には落差40メートルの下棚(しもんたな)と、落差60メートルの本棚(ほんだな)という2つの滝があり、丹沢山地の中でも有数の高さと豪快さを誇る名瀑。
滝周辺の苔むした景色は癒やされるような美しさで、滝つぼまで近づくと、水しぶきの清涼感に包まれながら、迫力のある滝の光景を間近から眺められる。
畦ヶ丸山(あぜがまるやま)
所在地 神奈川県足柄上郡山北町
◆ぼんぼり祭
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/c/3/-/img_c3b523bf99f89e05655c06c7d41b20a6103974.jpg)
「ぼんぼり祭」は鎌倉の夏の風物詩。鎌倉在住の文化人、各界著名人が揮毫した書画約400点がぼんぼりに仕立てられ、鶴岡八幡宮の参道に並ぶ。
書画の作者はタレントや俳優、歌舞伎役者、漫画家など豪華な顔ぶれで、美しい絵画やメッセージが込められたものなど、オリジナリティにあふれている。また、夕刻になると巫女たちによって明かりが灯され、参道が神秘的な空間に。
この期間中には「夏越祭」「立秋祭」「実朝祭」が執り行われ、巫女による奉納の舞や短歌会なども催される。
開催日:2024年8月6日(火)~9日(金)
ぼんぼり祭(ぼんぼりまつり)
開催地 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31 鶴岡八幡宮
https://summer.walkerplus.com/odekake/detail_e/ar0314e356981/
https://www.trip-kamakura.com/event/234.html
◆洒水の滝
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/4/f/-/img_4fc676e15e69ec88b5a788de4decbe1c326206.jpg)
「洒水の滝」は、「日本の滝百選」「全国名水百選」に選ばれている名瀑。滝は三段からなり、一の滝は69メートル、二の滝は16メートル、三の滝は29メートルという壮大さ。二の滝、三の滝は上部にあり隠れてしまっているが、一の滝は赤い橋から鑑賞できる。
昨年4月には新たに遊歩道を開放し、地上40メートルの位置に観爆台を設置。滝をすぐ近くから見ることができ、滝水の多い日には水しぶきを感じられる。
夏は滝を囲む新緑が美しく、滝水によって温度も低くなっているため、清涼感たっぷりだ。
洒水の滝(しゃすいのたき)
所在地 神奈川県足柄上郡山北町平山
http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/0000000198.html
◆城ヶ島
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/7/0/-/img_70051f173b3fac380d34b8343047d4e1137014.jpg)
「城ヶ島」は、三浦半島の南端に位置する自然島。都心から車で約1時間半の場所にあり、徒歩で1周約2時間。小さい島ながら、雄大な自然や観光スポットが凝縮している。
島の東半分に「県立城ヶ島公園」が広がっており、富士山を一望する展望台や、真っ白な灯台の立つ芝生の広場、貝殻で埋め尽くされた白い浜など、見どころ満載。
自生する植物も多彩で、夏にはノカンゾウ、ハマユウなどの美しい花や、アシタバ、ボタンボウフウといった野草などが見られる。
また、全長約3.5キロメートル、所要時間約2時間のハイキングコースがあり、青い海を眺めながら、展望台や灯台、海食洞など、景勝地を巡ることができる。
城ヶ島(じょうがしま)
所在地 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島
https://recotripp.com/spot/65803
Instagram @yokosan_official
◆報国寺
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/c/7/-/img_c7f57776e2422fa29e9cf81799a8b438308704.jpg)
報国寺は、「竹の寺」として知られる鎌倉を代表する人気の観光スポット。
本堂の裏にある竹の庭には、美しく手入れされた約2,000本の孟宗竹が植えられており、目にも涼やかな美しいグリーンの世界が広がる。
また、散策路には天岸の岩や石塔、石仏配置などが巧みに配置され、より一層、和の趣を感じられる空間に。
竹の葉の隙間から降り注ぐ木漏れ日に照らされた竹の庭は、神秘的な雰囲気だ。
報国寺(ほうこくじ)
所在地 神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目7番4号
https://houkokuji.or.jp/
◆三ツ石海岸
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/6/f/-/img_6f8e2201e607929277753bc300098a1b179734.jpg)
真鶴半島の先端の沖合にある、3つの巨大な岩が特徴的な三ツ石海岸。約15万年前に噴出した溶岩によって形成されており、大潮の干潮時には端まで歩いていくことができる。
先端にある三ツ石は「かながわの景勝50選」のひとつで、初日の出の名所としても有名。見晴らし抜群で、海岸線と三ツ石の織りなす美しい情景を望むことができる。
また海岸では、神奈川県の天然記念物のウメボシイソギンチャクやサンゴイソギンチャク、干潮時には、貝類、エビ、カニ、魚類などのさまざまな生物を観察でき、シュノーケリングスポットとしても人気だ。
三ツ石海岸(みついしかいがん)
所在地 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴
http://www.town.manazuru.kanagawa.jp/soshiki/sangyoukankou/kanko/141.html
◆鷹取山
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/0/f/-/img_0f5b613ec503fa705bf8a98b73436150181475.jpg)
鷹取山は、横須賀市と逗子市の間に位置し、その姿が群馬県の妙義山に似ていることから、「湘南妙義(しょうなんみょうぎ)」とも呼ばれる山。切り立った岸壁が特徴的で、かつては石切り場として岩を採掘するために利用されていた。
鷹取山周辺は公園として整備されており、展望台からの眺めは格別。鎌倉や江ノ島といった湘南エリアから、晴れた日には富士山から伊豆、箱根、房総半島まで、雄大なパノラマを望むことができる。
高さ約8メートル、幅約4.5メートルの、横須賀市の彫刻家、藤原茂氏により制作された巨大な磨崖仏、弥勒菩薩尊像も見どころの一つだ。
鷹取山(たかとりやま)
所在地 神奈川県横須賀市湘南鷹取3-3-520
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/5560/sisetu/fc00000978.html
◆稚児ヶ淵
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/9/d/-/img_9d51b73518c7a2778772e15aaddc3149216415.jpg)
稚児ヶ淵は、江ノ島の西南端に広がる、隆起現象により生まれた海食台地。
屏風のように連なる断崖の真下にあり、海の荒波に削られてできた多くの岩穴と、打ち寄せては砕ける波が迫力満点の岩場だ。
この岩場から眺める夕日はことさらに美しく、「かながわの景勝50選」にも選ばれた絶景スポット。天気に恵まれると、富士山の向こうに沈む夕日を眺めることができる。
稚児ヶ淵(ちごがふち)
所在地 神奈川県藤沢市江の島2-5-2
https://www.fujisawa-kanko.jp/spot/enoshima/16.html
◆東扇島東公園
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/8/5/-/img_855edf66bb3c759a5940ae85a68eb88282998.jpg)
東扇島東公園は、東京湾に浮かぶ人工島の東扇島にある広大な公園。
園内に人口海浜やバーベキュー場、スポーツグランドといったさまざまな施設を備える総合型公園で、景観のよさが大きな魅力。
フットライトで照らされた雰囲気のいい潮風デッキからは、東京湾を一望でき、日が沈みかけた空の美しいグラデーションや、浮島町や千鳥町の幻想的な工場夜景が見渡せる。
東扇島東公園(ひがしおおぎしまこうえん)
所在地 神奈川県川崎市川崎区東扇島94-1
https://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/29-6-3-5-0-0-0-0-0-0.html
◆三溪園朝顔展
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/6/0/-/img_60d745690e9addd830746975ba447acf223686.jpg)
1982年から開催され、今年で43回目を迎える国指定名勝「三溪園」の朝顔展。外苑、中央広場の「月影の茶屋」で、「横浜朝顔会」の会員が育てた朝顔の展示が行われる。
朝顔は江戸時代から盛んに栽培されてきた伝統園芸植物のひとつ。日本庭園との親和性が高く、庭園に彩りを添えてくれることから、三溪園では毎年夏に展示会を開催。大きく美しい花を咲かせる「大輪朝顔」や、葉や花びらのかたちが珍しい「変化朝顔」など、約40点の厳選された花が観覧客を出迎える。
大輪朝顔はその名のとおり、花びらが直径20センチメートルを超え、その大きさに驚く人も多い。変化朝顔はその見た目から朝顔には見えないものも多く、希少性が高く珍しいため、園芸ファンから喜ばれているそう。
近年、注目を浴びているのが、摘み取った朝顔を水に浮かべる演出。老若男女誰もが立ち止まり、その光景を写真に収めていく。
また、期間中は毎日10:00から抽選で10人に朝顔の苗のプレゼントも行うので、早い時間帯に行くのがおすすめだ。
開催期間:2024年7月27日(土)~31日(水)
三溪園朝顔展(さんけいえんあさがおてん)
所在地 神奈川県横浜市中区本牧三之谷 58-1
https://www.sankeien.or.jp/event/6226/
※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
文=CREA編集部
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
鎌倉の夏の夕べ彩る「ぼんぼり祭」 北条時行描いた漫画「逃げ上手の若君」も登場
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年8月6日 21時11分
-
【2024年版】 今こそ行きたい、夏の絶景 ~関東編~
CREA WEB / 2024年8月6日 7時0分
-
【千葉県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 都心から車で約2時間、澄み切った青が美しい海
CREA WEB / 2024年8月6日 7時0分
-
鶴岡八幡宮を彩るぼんぼり、幻想的に 人気漫画のイラストも 6日から祭り
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年8月2日 5時20分
-
【兵庫県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選「清瀧洞門」透明度抜群の海景色は日本屈指の碧
CREA WEB / 2024年7月20日 7時0分
ランキング
-
1【熱帯夜】睡眠時の熱中症対策、エアコン冷房を上手に使うコツは? - ダイキンが解説
マイナビニュース / 2024年8月6日 11時37分
-
250代から知っておくべき!脳が若々しい人が無意識でやっている習慣とは?
ハルメク365 / 2024年8月6日 18時50分
-
3「うつ防止」脳科学的にお勧めの「テレビの見方」 見ているだけだと「脳の老化促進マシーン」に
東洋経済オンライン / 2024年8月6日 15時0分
-
4「やさしい男性がタイプ」という女性が“要注意人物である”3つの理由
日刊SPA! / 2024年8月6日 15時52分
-
5枝豆を大量に保存しておきたい…ちょっとした「ひと手間」で、より美味しく 野菜ソムリエプロに聞いた
まいどなニュース / 2024年8月6日 10時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)