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【2024年版】 今こそ行きたい! 日本の夏の絶景 ~九州・沖縄篇~

CREA WEB / 2024年7月8日 7時0分

 この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、出かけてみませんか。

 青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではのイベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを待ち受けています。

「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。今回は、九州・沖縄エリアの絶景&風物詩をまとめてご紹介します。

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。


◆沖縄県

渡嘉志久ビーチ


渡嘉志久ビーチ。©沖縄観光コンベンションビューロー

 大小20余りの島々からなる慶良間諸島。その美しい自然環境から国立公園に指定されており、透明度の高い青い海は「ケラマブルー」と称されている。

 このケラマブルーを楽しめるスポットのひとつが、那覇の泊港からフェリーで約70分のところにある渡嘉敷島の「渡嘉志久ビーチ」。シュノーケリングやSUPなどのアクティビティはもちろんのこと、海を眺めながらのんびりビーチを散策するだけでも充実した時間となるはずだ。

 渡嘉志久ビーチはウミガメの生息地にもなっており、タイミングが合えば、シュノーケリング中にウミガメに遭遇できる可能性も。遠浅の湾なので、子ども連れでも安心。

おすすめのシーズン:7月~9月

渡嘉志久ビーチ(とかしくビーチ)

所在地 沖縄県島尻郡渡嘉敷村字渡嘉敷1919
https://www.okinawastory.jp/spot/1125


◆鹿児島県

長崎鼻灯台公園とひまわり畑


長崎鼻灯台公園とひまわり畑。

 長島町の南西端、東シナ海を見晴らす高台にある「長崎鼻灯台公園」。ここでは毎年7月中旬から8月中旬にかけて、公園周辺の畑に咲き誇る色鮮やかなひまわりの花々を楽しめる。

 ジャガイモの産地として知られる長島町では、同じ作物を繰り返し作り続けることで農作物が生育不良になったり枯れてしまったりする「連作障害」を防ぐために、農家の人々によってジャガイモ収穫後の畑にひまわりが植栽されているのだ。そのため、夏場になると畑一面に咲くひまわりの花を見ることができる。

 また、園内には明治30年(1897年)に初点灯した白亜の灯台が立っており、夕日のビュースポットとしても有名。茜色に染まる海と灯台の光景は、まるで一幅の絵のようだ。

見ごろの時期:7月中旬~8月中旬

長崎鼻灯台公園とひまわり畑(ながさきばなとうだいこうえんとひまわりばたけ)

所在地 鹿児島県出水郡長島町城川内
https://www.town.nagashima.lg.jp/sightseeing/si0003/


◆宮崎県

細島灯台


細島灯台。

 細島港入口の「日向岬」に立つ、高さ11メートルの「細島灯台」。半円アーチ型の入り口やバルコニーを備えた、昭和期流行のデザインを取り入れた西洋風灯台だ。

 緑一色の芝生に佇む白亜の灯台は美しく、フォトスポットとしても人気。真っ青な夏空に映える、鮮やかな景色を見せてくれる。

 また、灯台の展望台からは変化に富んだ岩々が続く海岸と、見渡す限り広がる海の壮観を堪能できる。

細島灯台(ほそしまとうだい)

所在地 宮崎県日向市細島1-1
https://www.kaiho.mlit.go.jp/10kanku/miyazaki/photo-gallery/toudai-kan/toudai/hososhima/hososhima.html

◆大分県

桜滝


桜滝。

「桜滝」は天ヶ瀬駅から徒歩約10分の場所にある、落差25メートル、幅15メートル、2段からなる滝。「慈恩の滝」「観音の滝」とともに「天瀬の三瀑」に数えられる、日田を代表する滝のひとつである。

 勢いよく流れ落ちる滝水は簾のように美しく、岩肌から張り出した石に水が当たり、飛散した飛沫が桜の花が舞っているように見えることから、この名がついたとされている。

 滝までは遊歩道がきれいに整備されているので、散策にも最適だ。駅から近く気軽に行けるので、涼を感じに訪れてみてほしい。

桜滝(さくらだき)

所在地 大分県日田市天瀬町桜竹合楽川
https://oidehita.com/archives/441


◆熊本県

観光うたせ船


観光うたせ船。

 幕末頃から熊本県南部の芦北地方に伝わる伝統漁法「うたせ網漁」。この漁で使われる船をうたせ船といい、現在は観光船としても活躍している。

 うたせ船は風や潮の流れといった自然の力を動力としており、ゆったりと海面を滑るように進む姿はなんとも優雅。紺碧の不知火海に真っ白な帆を大きくふくらました姿が、「白いドレスをまとった海の貴婦人」と称されるのもうなずける。

 船上ではうたせ網漁を体験したり、漁で獲れた海産物を味わったりすることもできる。夏の陽射しできらきらと輝く海を眺めながら、のんびりとクルージングを満喫したい。

開催時期:4月~11月末

観光うたせ船(かんこううたせぶね)

所在地 熊本県葦北郡芦北町
http://ashikita-gyokyou.com/


◆長崎県

野方海岸(対馬瀬灯台)


野方海岸(対馬瀬灯台)。

「対馬瀬灯台」は五島列島最北部の宇久島にある白亜の灯台。島のシンボル的な存在であり、「野方海岸」の断崖の上にぽつんと佇む姿が印象的だ。

 野方海岸のダイナミックな断崖絶壁とは対照的に、灯台周辺はグリーンの芝生と広大な青海が広がっており、爽やかな夏景色に癒やされる。

 また、灯台からは雄大な水平線を眺められ、夕暮れ時に水平線に夕日が沈む光景が望めるのだが、この夕景は言葉では言い表せないほどの絶景だ。

イベントなどの日程:通年

野方海岸 対馬瀬灯台(のがたかいがん つしませとうだい)

所在地 長崎県佐世保市宇久町野方地区
https://www.nagasaki-tabinet.com/islands/spot/613

◆佐賀県

多良岳トレッキング


多良岳トレッキング。

 太良町のパワースポットとして注目を集める「多良岳」。標高約1,000メートルと県内一の高さを誇り、登山者にも人気のスポットだ。

 山中には「アカガシ」や「ミヤマシキミ」といった自然林が自生しており、九州ではここでしか見ることができない「チャルメルソウ(ユキノシタ科)」の群生など、貴重な植物が観賞できる。

 夏に見られるのが、淡いオレンジ色の花を咲かせる「オオキツネノカミソリ」。多良岳には約100万本も生息しているといわれており、日本一の群生を眺めながら登山を楽しむことができる。

多良岳トレッキング(たらだけトレッキング)

所在地 佐賀県藤津郡太良町多良
https://www.town.tara.lg.jp/kanko/_1069.html


◆福岡県

ヒメボタル


金色に光るヒメボタルの舞踏会。

 ヒメボタルは水辺ではなく、森や林などの陸地に生息するホタル。金色に強く発光し、クリスマスツリーのように点滅するのが特徴だ。

 ヒメボタルは鞍手町で見ることができ、観賞スポットとして「八劔神社」や「剣岳自然公園」が有名だ。太陽が沈み真っ暗になると、辺り一面が無数のヒメボタルの輝きに包まれ、その光景はまさにヒメボタルの舞踏会。

 ヒメボタルはデリケートな生物なので、「懐中電灯は布で覆う」「ゴミは持ち帰る」など、ルールやマナーを守って遊びに行こう。

見ごろの時期:5月下旬から6月上旬

金色に光るヒメボタルの舞踏会(きんいろにひかるヒメボタルのぶとうかい)

所在地 福岡県鞍手郡鞍手町(中山地区)

文=CREA編集部

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