岡本翔子の星占い 【牡牛座】7月の運勢 「待っていてはダメだ」

牡牛座

4月20日～5月20日生まれ

Don’t wait. The time will never be just right.
「待っていてはダメだ。完璧なチャンスなど永遠に来ない」

　7月は心の窓を開き、好奇心を満たすテーマを探しましょう。「これだ！」と思うものを持つより、何事も実験だと思ってとりあえずやってみると、案外ハマれるものが見つかる予感。

　牡牛座は頭で考えるというより、五感で感じて物事を判断する傾向があります。じっくりと吟味してから動き出すので、時すでに遅しとなる場合も。石橋を叩いて渡るのではなく、叩き過ぎて渡らないことも多いのです。

　そんなあなたへのメッセージがコレ。アメリカの自己啓発作家、ナポレオン・ヒルの言葉です。そう、完璧なチャンスなどを待っていないで、とりあえず動いてみろと、星はあなたを促しています。

　行動力をもたらす火星が牡牛座を運行中。いつもより勢いがある時期なので、お試し気分であれこれやってみる。すると不思議とよい変化があるはずです。習い事を始めたり、講座などに出席してみるのもおすすめです。

　仕事では頭の引き出しを増やすつもりで、新しい知識や情報に触れてみましょう。いつものパターンで仕事を進めるのは無難ですが、何か新しい提案をしたりそれを試してみたりすると、周りから意外な反応があります。

友だちと楽しみたいこと

　好きな相手に対してはちょっと重くなりがちです。恋愛感情の伴わない年下男性と、趣味の話題で盛り上がったり、ご飯を食べに行くのも有意義です。

　また友だちと日帰りバスツアーや食品工場などを訪ねる、大人の社会科見学に行くのも楽しいものです。7月下旬になると夏の帰省を考える人もいますが、家族とちょっとしたことでケンカになりやすいので気をつけて。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の牡牛座を運行するのは7月1日（月）～7月3日（水）未明、7月28日（日）未明～7月30日（火）早朝まで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE