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【猛暑対策プチプラ】ベースメイク篇 汗と湿気による崩れを防ぐ鉄壁品3選 「毛穴の隠れ方が半端ない」名作も

CREA WEB / 2024年7月7日 11時0分

汗と湿気に負けない! プチプラのメイクアイテム
#01 ベースメイク篇


汗と湿気に負けない! プチプラの優秀ベースメイクアイテム。

 みなさん、こんにちは。プチプラ美です。

 毎年のこの時期のテーマともいえるのが、汗と湿気によるメイク崩れをいかに防ぐか、ですよね。

 そこで今回は、崩れてほしくないパーツごとに、落ちない・崩れない、プチプラのメイクアイテムをご紹介します。

 新製品や定番品で落ちないと定評のあるものから厳選しました。どうしてもメイクが崩れる、落ちちゃう、とお悩みの方、ぜひチェックしてみてください。

 1回目は、ベースメイク篇です。


コレさえあれば、どんなファンデも崩さない!

◆レブロン カラーステイ プレスト パウダー N


テカリを抑え、ベースメイクを崩れにくくすることに特化したプレストパウダー。超微粒子パウダーが、ひと塗りで毛穴や色ムラを目立たなくしてくれる。サラサラの質感も猛暑時には本当に嬉しい。レブロン カラーステイ プレスト パウダー N 880 トランスルーセント 1,980円/レブロン

 暑い時期のベースメイクは一番の悩みどころですが、下地よりもファンデよりもまずコレを! と強くオススメしたいのが、レブロンのパウダー。

 崩れにくい、持ちがいいことで定評のある“カラーステイ”というシリーズのプレストパウダーです。

 既存色としてベージュ系が3色あるのですが、2024年6月6日(木)に、過去に限定発売され人気のあった、ほぼ色のつかないトランスルーセントが復刻版として再発売されました。これが本当に崩さない!

 筆者は元々汗かきで、特に頭や首、顔の汗をかきやすいタイプなので、猛暑の時期のベースメイクには本当に悩まされます。

 なのでここ数年はどうしても、「あまり色々塗らない」「色付きUVカット下地とパウダーのみ」という、“ファンデを塗らない”方向に大きく傾いていました。

 ファンデを塗る場合も、夏場はリキッドやクリームタイプは避けて、パウダーファンデのみ。最近のファンデーションはどれも、そこまで汚く崩れることはないのですが、あまりに汗をかくと、その汗を拭いたハンカチにファンデの色がガッツリと付きがち。それが見た目にも美しくなくイヤなので、塗るなら軽く付くパウダーファンデ、もしくはファンデは塗らないという選択になっていたのです。

 で・す・が。このレブロンのパウダーを塗ったら、今までの自分の悩みは何!? と驚きました! リキッドファンデの上に塗っても、皮脂や汗によるテカリはかなり長時間抑えられるし、外出途中、ハンカチで汗を押さえても、汗だけが取れてファンデの色はほぼ付きません(強くこすったりしたらさすがに付くと思いますが、優しく押さえるだけなら付きません)!


超微粒子パウダーが毛穴レスに見せてくれる。手触りがさらさらになるのもこの季節には嬉しい。

 さらに強調したいのが、毛穴の隠れ方が半端ないって! ということ。付属のパフで軽く押さえながら塗っただけなのに、小鼻や鼻周りの頬の毛穴が一瞬で見えなくなります。そして昼に塗れば夜近くまで、その状態がキープされています。

 筆者はそこまで極端に毛穴が大きく見えるわけではありませんが、このカバー具合なら、毛穴の開きが大きいという悩みも、かなり解決してくれるのではと思います。

 塗った直後はセミマットな質感になるので、絶対ツヤ肌に仕上げたい人には向かないかもしれません。ツヤ肌を求める人は、ツヤ・光沢はパール入りのハイライトなどでプラスすることが必要。とはいえ時間と共に自然になじんでくるので、極端にマットな印象ではありません。

 後半にご紹介するリキッドファンデとBBクリームの上からも試してみましたが、どちらの場合も崩れにくさ、持ち、テカらなさはほとんど変わりませんでした。

 もちろんレブロンのカラーステイシリーズのファンデーションと合わせても、鉄壁だと思います。取り急ぎ今年の夏のために、このパウダーを購入しようと思っています。

レブロン


https://www.revlon-japan.com/

厚くならない、崩れない、肌に優しい

◆セザンヌ ラスティングカバーファンデーション


厚ぼったくならず肌に密着し、テカリ防止パウダーが余分な皮脂を吸着する、メイク持ちのよいリキッドファンデーション。ソフトフォーカス効果のあるゲルが、肌の粗を自然にぼかして目立たなくする。プルーン分解物・モモ葉エキス・カミツレ花エキス・ビルベリー葉エキス・乳酸桿菌・セイヨウナシ果汁発酵液と、5種の保湿成分を配合。無香料・無鉱物油・タール系色素不使用・アルコールフリー・紫外線吸収剤不使用。ラスティングカバーファンデーション SPF50+/PA+++ 00 明るいベージュ系 748円/セザンヌ

 さてファンデーションは、個人的には前述のような理由で猛暑時にリキッドタイプはあまり選んでいなかったのですが、すごくいいものに出会えたので、リキッドタイプをご紹介します。

 ちなみにクッションファンデも崩れにくいと思いますが、全体にプチプラのものが少なめで、プチプラのブランドだとしても、このコーナーで扱う上限にしている2,000円を超えている場合も多いため、今回は外しました。

 で、崩れにくさ、持ちのよさで人気が高い、定評のあるものを探した結果、ひとつはこのセザンヌ。


ラスティングカバーファンデーション SPF50+/PA+++ 10 明るいオークル系 748円/セザンヌ

 テクスチャーはプレーンなリキッド状で、伸びがよくて塗りやすい。“崩れにくい”タイプなのに薄づきで均一な印象に仕上がるところがありがたいです。肌にかなりピタっと密着していて、ヨレない感じが心強い。つるんとなめらかで、ごく自然なツヤのある肌に仕上がります。

 資料によると、配合されているテカリ防止パウダーが、皮脂肌表面の余分な皮脂を吸収してくれるそう。

 1日中大雨の、湿気祭りのような日に、おでこだけに塗って試してみたのですが、帰宅したときにも自分の実感よりも見た目はテカっていず、色がムラムラになったり、ひどい崩れ方もしていませんでした。

 これだけで濃いシミなどが見えなくなるようなカバー力はないので、カバーという点で物足りない人はいるかもしれません。

 でも筆者の場合はですが、毛穴が全体にならされてフラットになったように見えるし、色ムラもきれいに均一になるので、この価格なら十分満足のいく仕上がりでした。

 そうなんです、この価格で使用感がよく、崩れにくく、さらに紫外線カット力も高い実力派なんです。


ラスティングカバーファンデーション SPF50+/PA+++ 20 自然なオークル系 748円/セザンヌ

 そして個人的にもとても嬉しいのは、無香料・無鉱物油・タール系色素不使用・アルコールフリー・紫外線吸収剤不使用という、肌への負担が低い設計という点。

 “崩れにくい”ファンデやベースメイクアイテムは、どうしても色々とケミカルな成分が入っていることもあり、崩れにくさは完璧なんだけど、肌が弱い人には諸刃の剣になることもあるので、ここまで肌に優しい設計とわかっていると安心できますよね。

 崩れにくい=長時間肌に密着しているということでもあって、合わない成分が入っていたときのダメージは大きいですから。

 セザンヌはベースメイクアイテムの種類が多く、UVカット下地も名品が多くて人気もありますが、改めてファンデーションの良さも実感しました。

 皮脂テカリ防止下地もあるので、それと併用したり、上にパウダーを重ねたりすることで、より持ちよく、崩れにくくなると思います。かなりオススメです。

セザンヌ


https://www.cezanne.co.jp/

快適なひんやり感と、カバー力の高さも優秀

◆ケイト ザBB(クール&カバー)


汗・皮脂によるメイク崩れに強いBBクリーム。3種の冷感成分配合で、塗った瞬間ひんやり感じる。毛穴や色ムラをしっかりカバーしながら、皮脂固化カバーパウダーで余分な皮脂は固めて広げない。ニキビのもとになりにくい設計で、洗顔料でも落とせるなど、使い勝手もかなりよい。ケイト ザBB(クール&カバー) EX-1、EX-2 全2色 SPF24/PA+++(数量限定発売)各1,540円(編集部調べ)/カネボウ化粧品

 もうひとつのオススメベースメイクアイテムは、2024年5月25日(土)から限定発売されているケイトです。

 元々人気のあるBBクリームの、夏向けにひんやり感を搭載したバージョンなのですが、まずひんやり感は、塗った直後が一番高い印象です。時間と共にやわらいでいく感じ。

 それも、キンキンに冷たいのではなくマイルドなひんやり感で、風が当たると気持ちよくヒヤッと感じるという具合。


ケイト ザBB(クール&カバー) EX-1。

 目にした口コミの中では、もっとひんやり感が続いてほしい人もいるようですが、筆者はこのくらいの方が肌への刺激も強すぎなくてよいのではと思いました。

 テクスチャーはやや硬めのクリーム状で、伸びは悪くないですが、あまり引っ張るように伸ばすよりも、叩き込みながら塗った方がキレイに仕上がりました。

 特に良いと感じた点は3つ。まず筆者の過去の経験では、BBクリームは仕上がりが結構「塗りました!」という印象になったり、厚ぼったさを感じるものもあったと思うのですが、このケイトは仕上がりの印象が厚ぼったくなく、肌自体の感触も重たくない点に驚きました。BBも進化してるんだなーと。

 次に、持ちのよさ。ある日はあえて鼻だけに塗って試してみましたが、小鼻の毛穴も自然に目立たなくなり、途中で特にメイク直しをしたりパウダーを重ねなくても、汚く崩れたりテカったり、毛穴落ちもしませんでした! 

 毛穴の状態にもよるとは思いますが、ものすごく汚い崩れ方はしないのではと思います。

 ウォータープルーフ効果も備えていて、汗によるメイク崩れを防いでくれる点も、汗かきの身としてはかなり心強いです。

 筆者はたいていの場合、まず手の甲に少量出して、そこから指に取って顔に塗ってから、余った分があったら適当に手の甲に伸ばしてしまうのですが(手の紫外線対策にしちゃう)、その後忘れたころに手を洗ったときに、その手の甲の水の弾き方の強さに驚いて、そうだBBを伸ばしたんだったと思い出しました。


ケイト ザBB(クール&カバー)EX-2。

 そして3つ目は、BBならではのカバー力の高さ。元々BBクリーム自体が、肌のトラブルや色ムラなどをカバーするという目的のものではあるのですが、改めてきちんと使ってみたら、普段はコンシーラーでカバーしている頬骨のあたりに点在している小さいシミが、これだけでかなり目立たなくなりました。

 濃いシミだと完全に見えなくするのは難しいかもしれませんが、薄いシミやそばかすなら十分カバーできると思います。筆者の場合は、夏場は特に、コンシーラーをあちこちに使うより、コレのみにした方が全体に崩れにくくていいかもと思いました。

 ここ数年、猛暑時のベースメイクに関しては多くを望まない、ファンデは使わない、と、ほとんどあきらめの境地のようになっていましたが、今回改めて試してみて、「今のコスメの崩れなさってすごい!」と実感しました。

 個人的には、ご紹介したファンデやBBクリームに、レブロンのパウダーを重ねればかなり無敵! だと思います。

 夏のベースメイクにお悩みの方、ぜひ試してみてください。

カネボウ化粧品


https://www.nomorerules.net/

プチプラ美

高級コスメにうっとりしつつ、デイリーメイクにはプチプラコスメも出番多し、の美容メインのなんでもライター。編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。……なのに寄る年波で部分的な毛穴の開きやテカリも気になる。スペインとお肉とオヤジ俳優好き。

構成・文=斎藤真知子

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