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夜は焚き火でチルアウト。 サブスク別荘【SANU】でかなえる “自然と共に生きる”宿泊体験

CREA WEB / 2024年7月7日 11時0分


緑に囲まれたウッドキャビンは、ウェルネストリップにピッタリ。

 幅広い知見を生かしてアウトドアカルチャーを提案するレーベル「焚火遊道」の猪野正哉さん、田中行太さんが、自然もグルメも街歩きも楽しめるウェルネスな日帰りトリップをコーディネート。

 第四弾は、連載で初となる一泊二日の旅を敢行! 山梨県の三ツ峠山(みつとうげ山)のショートトレッキングや富士吉田・河口湖界隈のグルメを堪能したら、宿へ移動します。

 旅の主役である映画監督の金子由梨奈さんと俳優の石川古都さんが今回泊まるのは、サブスクリプション型宿泊施設「SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)」。河口湖から南へ10分ほど車を走らせた森のなかに建つSANUは、自然と共に暮らす喜びとあたたかさに満ちた、まさにもう一つの家のような場所でした。


都市生活の息抜きに。自然と生きるもう一つのライフスタイル


左は俳優の石川古都さん、右は映画監督の金子由梨奈さん。フィアット スポーツに乗って河口湖から「SANU 2nd Home 河口湖1st」へ。(山梨県南都留郡鳴沢村6188番地1)

「SANU 2nd Home」は、全国に20拠点、102室で宿泊が可能な月額制のサブスクリプション型施設です。(2024年6月現在)

 コンセプトは“Live with nature/自然と共に生きる。”。

 毎日が目まぐるしいスピードで過ぎていき、便利なテクノロジーであらゆる体験が簡略化された現代の都市生活。自然とゆっくりふれあう尊い時間、そして私たち自身も自然の一部だという意識は失われつつあります。そうした感覚を取り戻す、そして、まだ見ぬ全国の美しい自然と出合う機会を与えてくれる。そんな自然と共生するライフスタイルの拠点となるのが、SANU 2nd Homeなのです。

室内はスタイリッシュでありながら森の大木に包まれるような安心感も


壁などに使われている木は100%国産木材。

 SANUが目指すのは、建てれば建てるほど自然が豊かになる建築。そのため自然からインスピレーションを受けたデザインや、環境に配慮したデザインを採用しています。

 この日二人が泊まる河口湖のSANU 2nd Homeは、自然の営みや材木の循環を視野に入れた設計を専門とするADXの安齋好太郎さんが手がけた建築。ハチの巣をモチーフにデザインされたキャビンは、土壌環境に配慮した高床式が特徴です。


部屋の奥にはワーキングスペースも。キッチンには冷蔵庫やレンジ、カトラリーや調味料も完備。

 部屋の中は、絵画のように外の景色を映し出す大きな窓や4メートルの天井高によって開放感も満点! 曲線美を描きながら室内に聳える木の壁は、さながら森の中の大木のよう。

「木の温かみを感じられる開放的な部屋。スタイリッシュなのに家にいるような居心地のよさです」と金子さんもすっかり気に入った様子です。

充実キッチンを利用して、ディナータイムをまったり過ごす


楽しそうにキッチンに立つ金子さんと石川さん。二人とも料理が大好き。

 室内には広々としたキッチンが設けられ、カトラリーから調味料、レンジやトースターまで完備。具材さえ持ち寄れば、手ぶらで料理が楽しめます。一日中遊び尽くした二人は、森の別荘でゆっくりディナータイムを過ごすことに。


ナチュラルワインのワインセラーが備えられているのも嬉しい(4,000円〜)。さっそく乾杯!

 周辺のスーパーなどで地の食材を購入して調理するのもいいですが、SANU 2nd Homeには備え付けの食料品も常備されています。さっそく、冷蔵庫のなかに用意されていたレトルトカレーとレトルトライスを発見! せっかくならと、今夜はラクして美味しいカレーをいただきます。


石川さんは、煮くずした豆をベースにとろっとした野菜がたっぷり入ったベジタブルカレー「サンバル」(590円)をチョイス。

金子さんはニンニクやビネガーを2日以上漬け込んだ豚肉を使ったカレー「ポークビンダルー」(680円)を。

今日一日の思い出を振り返りながら食事を楽しむ二人。

焚き火の揺らぎが頭も心もクリアにしてくれる


焚き火台や薪(焚き付け450円、薪800円)はキャビンごとに備えられたものを利用できます。

 旅の夜の締めくくりに、二人で焚き火にチャレンジ! 「焚火遊道」の猪野さんに指南を受けながら焚き付けに火をつけ、薪をくべ、空気を送ると、炎の塊は徐々に大きさを増していきます。


「こんな贅沢な時間は久しぶりです」(金子さん)

 森のなかに佇むキャビンは、夜になると辺りは静寂の暗闇へ。パチパチと音を立て、ゆらゆらと揺れる炎を眺めていると、不思議と心が解放されていくのを感じます。

「何もしないで、ただずっと眺めていられるから不思議ですよね。頭のなかの雑念や心のモヤモヤも気づけばクリアになっている」とは石川さん。

 星の瞬きや土の匂い、風にそよぐ木々の音、森に暮らす動物たちの気配。普段は気にも留めない自然の営みまでありありと感じながら自然と一体となれる焚き火は、日常生活で忘れていた大切な感覚も呼び覚ましてくれそうです。


焚き火台はキャビンの裏手に設置。ほぼプライベート空間で焚き火が楽しめるのも魅力だ。

SANU 2nd Home

https://2ndhome.sa-nu.com/

映画監督
金子由里奈(かねこ・ゆりな)


金子由里奈さん。

1995年生まれ。立命館大学映画部にて映像制作を開始し、短編映画やミュージックビデオなどの監督を行う。『21世紀の女の子』『眠る虫』で注目を集め、2023年公開『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』では「第33回日本映画プロフェッショナル大賞」で新人監督賞受賞。最近は“私の百名山”をセレクトすべく、日本各地の山でトレッキングにいそしんでいる。

俳優
石川古都(いしかわ・こと)


石川古都さん。

2003年生まれ。小学6年生のときに自ら『赤毛のアン』のオーディションに応募。見事、主役アン・シャーリー役に抜擢され、舞台デビューを果たす。以降、ミュージカルを中心に活動。近年は映像にも活動の幅を広げ、映画『遠まわりする青』やドラマ『マイファミリー』などに出演。現在はメインで出演する『DELL』CMが世界配信されるなど、今後の活動に期待大の俳優。趣味はドライブ。歌やダンスも得意で、なかでも昭和の歌謡曲がお気に入り。

焚火遊道


猪野正哉さん(左)と田中行太さん(右)。

焚き火マイスター/日本焚き火協会会長
猪野正哉さん

メンズノンノモデル出身。モデルやライター、千葉市でアウトドアスペース「たき火ヴィレッジ〈いの〉」を運営するなどマルチに活躍。焚き火を中心としたアウトドアアクティビティを通して、自然の魅力を伝えるために奔走中。著書『焚き火の本』、『焚き火と道具』。

ファッションディレクター/プロモーションプランナー
田中行太さん

ブランドプレスやセールス、セレクトショップのキュレーターやバイヤーを歴任。現在は、ブランドやショップの販売戦略から企画、WEBデザイン、生産管理まで、多くのブランド・ショップのディレクション業を担う。Tシャツブランド「WHO’sMAKING...」主宰。

クレジット

<金子さん>
スウェット6,600円/リー(エドウイン・カスタマーサービス)、ワンピース22,000円/フーディニ、中に着たカットソー16,500/アクリマ(フルマークス カスタマーサービス)、パンツ14,300円/グラミチ(インス)

<石川さん>
スウェット14,300円/ハチイチブランカ(ウトスPR)、ロングシャツ24200円、パンツ22,000円/フーディニ(フルマークス カスタマーサービス)、キャップ4,950円/タイオン

<問い合わせ先>
インス
ウトス PR  03-6427-1030
エドウイン・カスタマーサービス
タイオン https://taion-wear.jp
フルマークス カスタマーサービス cs@full-marks.com

文=平野美紀子
撮影=深野未季
スタイリスト=永田哲也

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