「ズボンまでびっしょり濡れて涼しい！」ディズニーシー夏のアクアトピアで“逃げられないびしょ濡れ体験”

　今年で開園23年目となる東京ディズニーシー。待望の「ファンタジースプリングス」がオープンし、注目が集まっています。

　夏の暑さを涼しく楽しもうと、7月2日から東京ディズニーリゾートで始まったのは限定イベント「びしょ濡れプログラム」「Sui Sui Summer」！　シーでも昨年に引き続き開催されます。

　ずぶ濡れになることで、逆にひんやり爽快感を味わえる！　夏ならではの楽しみ方ができるこのイベントを、ディズニーへ久しぶりに訪れるライター（ベルとプーさんが好き）が、シーのイベントも体験してびしょ濡れになってきました！（全3回の2回目。）

宇野なおみさん。

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「アクアトピア」がスペシャルバージョンに

　最大3人乗りの「ウォータービークル」に乗車し、どこに行くかわからない！　予測不能な動きを楽しめるアトラクション「アクアトピア」。今年も期間限定でびしょ濡れになるスペシャルバージョンが実施されています。自動運転なだけに“逃げられないびしょ濡れ体験”が楽しめます。

　渦巻き、間欠泉や滝などが点在する迷路のようなコースのアクアトピア。どこに行くかわからないのがドキドキします！

　渦巻きの部分ではなすがままにくるくる回り、あれ？　最初はどっちを向いていたっけ？　となることも。

　ふいに他のビークルと目が合い、手を振り合ったりはにかみ笑いをしたりするのも楽しいです。なお、私が乗ったビークルは見事、滝に突っ込んでくれました……。ズボンまでびっしょり濡れ、涼しい～。

　海外旅行者らしき、小さいお子さんがとてもびっくりした顔していたのを見かけ思わずにっこり。皆さんキャーキャー言いつつ、びしょ濡れを楽しんでいました！

アクアトピアで滝に突進する宇野なおみさん。

　乗車時、荷物はビークルの手前のネットに入れてくださいというアナウンスがあります。安全バーが倒れるとネットは横向きになるので、倒れてからきっちりと入れるのがおすすめです。

　私のビークルは座席までびしょびしょになったので、荷物をちゃんとしまえていたか、一瞬不安になりました。スマートフォンなどで撮影がしたい方は、くれぐれもお気をつけください。

樽を背負ったキャストに水をかけてもらおう！

　昨年大好評だった、「びしょ濡れタイム」が今年も開催。「涼みたい……」と思うゲストに、キャストがクールミストをかけてくれます。目印は背負った樽！　見かけたら、クールミストを思う存分かけてもらいましょう！　細かいミストが気持ちよいですよ。火照った全身をクールダウンしてくれます。

　最初は遠慮がちなゲストたちも、徐々に自ら浴びに行って、大盛り上がりでした！

　ちなみに、いつどこに登場するかはまったくのサプライズ。何度も遭遇できたらスーパーラッキーかもしれませんね。

キャストがサプライズでミストをかける。

濡れ対策をお忘れなく！

　ランド篇でも書きましたが、「びしょ濡れ」イベントは本当に全身濡れることを想定しておくのがおすすめです。

・乾きやすい素材の洋服をチョイス
・靴は防水のものか、サンダルのようなすぐ乾くものが過ごしやすい
・メイクはウォータープルーフなど崩れにくいコスメを使うのがおすすめ
・カバンの中身は密閉袋でカバーするとなお安心
・タオルは大きめで速乾だと◎

　せっかくびしょ濡れを楽しんでも、電子機器が壊れたり、帰ってから体調を崩したりしたら悲しいですよね。対策をしておくと、心置きなく楽しめます。

水分補給もこまめに

「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」「ヴェネチアン・ゴンドラ」など、パーク内の水辺をゆったり楽しむアトラクションも多いディズニーシー。だからこそ、こまめな水分補給が大切です！　意外とパーク内はゆるやかな坂を上ったり下りたりと高低差も多いもの。日陰やベンチを利用しつつ、最後まで楽しむことを心掛けましょう！

　アイスクリームや冷たい飲み物を販売しているスタンドは、買うまでに時間がかかることもあります。冷却シートやひんやりするタオルなどのグッズを活用するのもおすすめです。

©Disney

元気で楽しい海の旅を！

　今年の夏も、本当に暑くなりそう。楽しい思い出をたくさん作ろうと思っても体調が悪くなったら大変です。様々な工夫が凝らされている夏の東京ディズニーリゾート。暑さをものともせず思いっきり楽しんでください。

文＝宇野なおみ
写真＝佐藤 亘