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枝豆王国・新潟の味覚が食べ放題! 「新潟えだまめ盛フェス」が開催 えだまめのおいしい食べ方とは?

CREA WEB / 2024年7月19日 17時0分


2024年7月14日 (日)、東京・渋谷で「新潟えだまめ盛フェス」が開催された。

 みなさんは「枝豆」と聞いて、どこの都道府県を思い浮かべるでしょうか?

 枝豆をすりつぶして作る「ずんだ餅」で有名な宮城県や、枝豆を「だだちゃ豆」と呼ぶことで知られる山形県を思い浮かべる人が多いかもしれません。

 でも、じつは、枝豆の作付面積が全国1位の都道府県は、新潟県なんです。

 そんな新潟の枝豆文化などをアピールする「新潟えだまめ盛フェス」が、7月14日 (日) 、渋谷の東京カルチャーカルチャーで開催されました。


◆どうして、「枝豆」といえば新潟県?


国内有数の枝豆の産地・新潟では、40以上の品種を生産。ザルに盛られた枝豆が、食べ放題! パンパンのものより粒が小さめのもののほうが味が濃いという。

 会場に入るや、ゆでた枝豆の香りと熱気がむんむん!

 入口近くに置かれたザルの上には、あふれんばかりの枝豆が盛られていました。


入口では、新潟県長岡の枝豆PRキャラクター「マメリン」がお出迎え。

 前述のとおり、新潟県の枝豆の作付面積は全国1位。ですが、出荷量は全国7位。

 それはなぜかというと、「あまりのおいしさに、県内で消費されてしまうから!」だと言われています。


枝豆をおいしく楽しむコツは、「短時間で加熱し、固ゆでに仕上げ、振り塩する、が鉄則。振り塩のあとは、うちわや扇風機で粗熱を取りましょう」(新潟県 農業総合研究所・佐藤嘉一さん)

 新潟の食卓では、ゆでたての枝豆をザルや器に山盛りに盛って、みんなで囲んで頬張るのが 一般的。去年8月、新潟県は、ザル盛りや山盛りの枝豆を「新潟えだまめ盛」と命名しました。新潟独自の枝豆文化・枝豆愛を全国に広めようと、県内の飲食店はもちろん、首都圏でも提供を始めています。このイベントもその一環です。


長岡市だけで、16もの酒蔵がある。「想天坊」や「越の鶴」などレアな日本酒も飲み放題!

 事前に2,000円のチケットを購入した早食い選手権の参加者(フェスのみの参加者は2,500円) は、「おつな姫」「味風香」「陽恵」「新潟系14号」といった新潟産の枝豆4品種の「えだまめ盛」が自由に食べ比べできるほか、にいがた和牛、栃尾油揚げ、サーモンの塩辛、鮭の生ハム、笹団子、ぽっぽ焼き、そして新潟米などの新潟グルメと、33種類の地酒が食べ飲み放題という、大盤振る舞い。


「にいがた和牛」のステーキ。会場では、絶品の新潟グルメが選び放題。

 新潟の食の魅力を、たっぷり堪能できるイベントとなっていました。

◆「世界えだまめ早食い選手権」の東京予選も同時開催


第1部に参加した女性の中でトップの93グラムを記録した「あー」さん(右から2番目)。初出場だったが、地元が新潟ということもあり、「いつも通りの食べ方で、気づいたら女性トップの記録になっていた」と振り返る。

 イベントでは、今週末の7月21日(日)に新潟県長岡市で開催される、第7回「世界えだまめ早食い選手権」への出場をかけた東京予選も、同時開催。

 2016年に始まった「世界えだまめ早食い選手権」は、皿に盛られた枝豆を100秒で何グラム食べられたかを競う大会で、今年で7回目。東京予選は、2回目の開催です。

 机の上から枝豆を落としてしまった参加者には、1粒につき-5グラムのペナルティが課されるため、いかに早く、きれいに食べられるかを競う戦いとなりました。

 くじ引きでランダムにステージに呼ばれた参加者が、6名ずつ早食いを競います。本番前には「いただきます」のポーズをし、「えだまめ、ファイト!」のコールで、早食いがスタート。


去年、東京予選から勝ち上がり、選手権の個人戦で準優勝に輝いたペンギン荘さんは、90グラムを記録。

 多くの参加者が60~70グラムほどの記録を出すなか、90グラム、100グラムを超える強者も。上位に食い込んだ参加者の多くは事前練習をしてきており、少しでも時間をロスしないように姿勢を低くして早食いするなど、それぞれ工夫が見られます。


東京予選で使われたのは、7月上旬に旬を迎える「おつな姫」。香りと甘みで風味が抜群で、コクが口いっぱいに広がる。枝豆は、小さいほうが味が濃くておいしく、9月中旬~10月中旬の「越一寸」や「肴豆」といった晩生品種もおすすめだという。

 どうしたら1グラムでも多く食べられるのか、参加者同士はライバルといえど、枝豆を愛する同士。互いにアドバイスし合う姿も見られました。

 そして、いよいよ結果発表。およそ100人の東京予選参加者の中から、上位14名が長岡市での本戦に招待されます。


エキシビションで参加した14歳が、トップタイの100グラムを記録(21日の選手権には不参加)。

 今週末7月21日(日)の第7回「世界えだまめ早食い選手権」の会場内には、県内の飲食店など全28ブースが大集結。この機会に、枝豆と一緒に新潟の美食を堪能しにいくのもおすすめです。

 新潟では5月から10月にかけて、さまざまな枝豆の品種が栽培され、その時期ごとにおいしい種類を味わう“えだまめリレー”が楽しめます。季節ごとの枝豆の味わいを見分けることができたら、あなたも新潟枝豆マスター。

 新潟県民が毎年楽しみにしている季節の味わい。ぜひ現地で体験してみて。

『第7回 世界えだまめ早食い選手権』

日程 2024年7月21日(日)
場所 アオーレ長岡
所在地 新潟県長岡市大手通1丁目4-10
当日のスケジュールなど、詳細はホームページまで
https://edamame.world/

文=CREA編集部
写真=山元茂樹

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