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「撮らずにはいられない!」写真家・清水奈緒と愛猫デコ【きょうは世界猫の日】

CREA WEB / 2024年8月8日 7時0分

「撮らずにはいられない! わがままでも愛される“天才”」

写真家・清水奈緒さん


日当たりのいいリビングは植物もよく育つ。キャットタワー代わりでもある作り付けの棚の上でおすましするデコ。植物にイタズラすることはないそう。

「猫はどんな瞬間も絵になる。撮らずにはいられません」。そう話すのは、清水奈緒さん。毎日欠かさず、愛猫のデコにレンズを向けているという。

 キジトラ長毛の野性的な風貌と“ぽんぽん”が付いたようなボブテイルが愛らしいデコとの出会いは12年前。スタイリスト石井佳苗さんの飼い猫が産んだ仔猫を譲り受けた。

「はっきり覚えていないけど、その1年くらい前に『猫と暮らしたいな』と石井さんに話していたみたいで。運もタイミングも良かったですね。生後2カ月まで母猫のメグちゃんに育ててもらってからお迎えしました」


ワークデスクを占領してぐっすり。

 物おじしない兄弟猫と違って引っ込み思案だったというデコだが、すぐに清水さんには懐き、迎えた初日から首に巻きつくようにして眠った。

「今も毎晩一緒にベッドに入り、朝は私が起きるまでベッドにいてくれる。とても付き合いがいい猫なんです。年々私以外に懐かなくなっているから、出張のときはちょっと心配ですが」

猫があくびや伸びをしている瞬間を撮るのが好き


朝、目が覚めるといつもデコがそばにいる。

 デコは季節や時間帯で寝床を変え、清水さんが朝起きてリビングに行くと必ず膝に乗りたがり、夜寝る支度をしていると決まって狩りの練習を始める。日々繰り返されるそうした行動を見るにつけ、感心すると清水さん。

「きっと本人なりのこだわりがあって、ルーティンをこなすことで心地よく暮らせているんじゃないかなと。ときに気まぐれにルーティンを崩す自由さも猫らしいし、謎の行動も多いけど(笑)、ご機嫌でいられるようになるべく要求には応えてあげたい。猫はめちゃくちゃわがままでも許され、愛される天才。永遠に憧れの存在です」


光も風も心地よい窓辺に置いた「fog linen work×ORNEKO」の猫ベッドがお気に入り。

「猫があくびや伸びをしている瞬間を写真におさめるのがとても好きです」。

清水奈緒(しみず・なお)

雑誌や書籍、広告で活動。猫関連の撮影も多数手がける。著書に『猫の撮りセツ』(エクスナレッジ)がある。
猫とは:デコは家族、猫はパーフェクトな生き物。

デコ

12歳のオス。飼い主には甘えん坊でおしゃべり。怖がりでテリトリー意識が強い。


 K-POP界のレジェンド、ドンヘさん、ウニョクさんをお迎えしたスペシャルインタビュ―、JOさんと愛猫ミントの貴重な2ショット、SNSで話題沸騰中のマンガ『猫に転生したおじさん』作者・やじまさんによる特別描きおろしマンガ&シール付録など、「猫のいる毎日は。」特集は「CREA」2024年夏号でお読みいただけます。

文=熊坂麻美
写真=清水奈緒

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