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ハワイ土産はコレで決まり! 現地コーディネーターが厳選した 日本でも“使える”雑貨アイテム7選

CREA WEB / 2024年8月6日 11時0分

 ハワイも日本も夏休み真っ只中。日本の酷暑は随分すごそうですが、ハワイは爽やかな夏を迎えています。

 ダニエルKイノウエ空港に降り立った瞬間に、「ハワイ涼しい~」「ハワイ気持ちいい~」という日本からの観光客の方々の声を聞くこともしばしば。安定しない為替事情を背負いつつ、ハワイへお越しくださるみなさんには感謝の気持ちしかありません。

 この気候を満喫して、リフレッシュして帰ってほしいなあ。そして、今は来られない友人や家族のために、気の利いたお土産をお持ち帰りいただきたい。定番もいいですが、今回は脱定番を目指しつつ、ご自身の愛用品にもなりうるような物系土産を集めてみました。


ハワイの植物をモチーフにしたヘアクリップ

◆Paiko「ハワイアンフラワー・ヘアクリップ」


プラントベースの酢酸セルロースで作られたヘアクリップは2種類。左がナウパカ、右がアンスリウム。

 カカアコのおしゃれな街づくりに欠かせない、フラワーショップ「Paiko」。以前はカカアコにある複合施設「SALT at Our Kaka'ako」に入っていましたが、現在はそこから車で5分ほどの場所に移転しています。でも、お店の洗練された雰囲気は変わらず、素敵!


Halekauwila St.に移転した「PAIKO」。裏には専用駐車場があります。

花屋、園芸店というにはおしゃれすぎる。花器もかわいいものが揃っています。

 そして、生花や花器に加え、贈り物になりそうな雑貨の取り扱いも増えているので、観光客にも喜ばれること間違いなし。


「ハワイ固有種の花で旅するハワイ」のガイドマップで知られる「Laulima」。ヘアクリップのほかに、ハワイ固有種の花、植物、海洋生物などのピンも良いお土産に。

 そんななかでも特にかわいさ爆発なのが、ハワイアンフラワーのヘアクリップ。ラウリマというハワイの植物をモチーフにした雑貨ブランドの商品で、花弁が半分しかないナウパカという花と、アンスリウムという観葉植物のヘアクリップ2種類を販売しています。


ナウパカのヘアクリップは16ドル、アンスリウムは15ドル。

 友人から贈られて知った商品なのですが、こんな素敵なギフトある!? と感動しました。あっと喜ばれるお土産を探すのは、なかなか難しいものですよね。おしゃれな女性へのお土産に、ぜひおすすめです。

Paiko

https://paikobotanicals.com/

鮮やかなカラーリングの限定コラボビーサン

◆Locals × Foodland「コラボビーサン」


ソリッドカラーに白の鼻緒が映えるLocals × Foodlandのビーチサンダル各12.99ドル。

 待ってました~! 愛してやまない、ハワイの庶民派ビーチサンダル・ブランド「Locals」が7月にローンチしたばかりのシェイブアイスコレクション。ハワイ名物・シェイブアイスをイメージした、元気いっぱいなカラーリングが魅力的。赤、緑、黄、紫、青、紺の6色展開で、鼻緒はすべて氷をイメージした白になっています。


店内での値札に注目。フードランドでは、電話番号を入力してメンバーになるとメンバー割引が可能。これは旅行客でもできますのでぜひ! メンバーの値段は9.99ドル。

 日本ではウーフォス流行りですが、ハワイではウーフォスはシニアのみなさんが健康維持のために履くもの、という認識。厚底のふわふわした感じがきっと足のためにはいいのでしょうが、年中ビーチサンダルを履き慣れた地元民にはそれほどピンとこないみたい。かくいう私もハワイ歴が長くなり、厚底サンダルは苦手。ぺらっとしているほうが、砂浜の上を歩きやすい。

 このアイテムは、なんといってもフードランドとの限定コラボなので、自分用に数色購入したほど。値段的にもばらまきにしてもいいですし、海好きの人にはいいお土産になりますよ。


フードランド全店で、商品がある限り販売するそう。ですが、フードランド・ファームスでは取り扱いはないので、ご注意くださいね。

Locals

https://localsjp.com/

foodland

https://foodland.com/

手描きのイラストがかわいい水筒とタンブラー

◆The Royal Hawaiian「水筒&タンブラー」


やっぱりロイヤルハワイアンホテルの上品な素敵さは特別ですね。それが水筒に描かれている!

 ピンクパレスの商品を扱う「TRH Inspired」に行くと、店内はピンクピンクピンクで華やかな気分になれます。バスローブやタオルは定番の人気商品で、ピンクにロゴがお決まり。私も長くハンドタオルとマグを愛用していますが、少し前から入荷している手描きのイラストシリーズが気になっていて。でも、やっぱりピンクだよなーなんて思っていたんです。


ロイヤルハワイアンホテル1階のエントランスを入るとすぐ右側にあります。

大きなロゴが背中に入ったシャツも定番人気。ロゴショップでは常に新商品が出ているので、ゆっくり店内をチェック。

 たまたま友人がイラストの水筒を持ち歩いていて、「あ、やっぱりかわいい!」と。ステンレスボトルブランド「Hydro Flask」、ぐんぐん人気の「YETI」も良いのですが、人と違う水筒を持って日本の夏を乗り切れたらどんなに心強いだろう! 日本の夏は水筒なしでは乗り切れませんよね。

 ロイヤルハワイアンホテルファンの人たちは自分用にお買い上げが多いそうですが、これはプレゼントにしても喜ばれそう。


どちらもお値段64ドル、容量は16オンス(473mL)です。

The Royal Hawaiian TRH Inspired

https://collectionsofwaikiki.com/shopping/trh-inspired/

環境にも肌にもやさしい日焼け止めスティック

◆Cetaphil「Sheer Mineral Sunscreen Stick」


手のひらに乗る小さな日焼け止めは、コスメポーチの中でも邪魔になりません。8.99ドルとお手頃価格。

 ハワイに来たら、やっぱり海に入ってほしい。私は常々、友人たちにそう言っています。眺めるだけできれいな海も、中に入るとその表情はさまざま。海洋生物に出会えたり、砂紋の美しさに感動したり、波の持つパワーに圧倒されたり。ホテルの部屋やビーチから見ているだけでは知ることのできない、リアルな海を知ることでよりハワイを身近に感じてほしい。

 なので、日焼け止めは必須。ですが、その日焼け止めの成分にはじゅうぶん注意をして使用するようにハワイでは法律で定められています。珊瑚にダメージを与える化学物質の入っていない日焼け止めを使うことは、ハワイだけでなく日本に帰っても続けてほしい。だから、お土産に日焼け止めを配ることも多い。


ロングスドラッグスの日焼け止めコーナーには、こんなにも種類がああります。できれば成分を見て、オキシベンゾン、オクチノキサートが入ってないものを選ぶこと。

 セタフィルはアメリカで長く信頼されている敏感肌用のスキンケアラインですが、新しくミネラル日焼け止めスティックが登場。SPF50で香料なし、パラベンなし、低アレルギー性で毛穴の詰まりもない。ベタつきもなくかなりの優れもので、この小ささもいい。日本の夏は数ヶ月ですから、使い切りタイプで日本向き。


ハワイ中のどのドラッグストアでも大体売っていますが、ロングスは特に品揃えが豊富です。

Longs Drugs

https://longs.staradvertiser.com/

ハワイの伝統的な生地を使ったトートバッグ

◆the FANON「Little Palaka Bag」


労働者のユニホームだったことで少し野暮ったいイメージだったパラカに、かわいいプリントを重ねることでおしゃれに変身。縦25cm横35cmの1サイズで40ドル。

 パラカをご存じでしょうか? ハワイではアロハシャツと同じくらい認知されている生地で、パラカチェックというチェック柄のこと。とても強い生地なので、プランテーション時代の労働者たちのユニフォームとして仕立てられ、重宝されていたものでもあります。現在ではアロハシャツ同様おしゃれに着こなす衣服となっていますが、日本の人にはただのチェックとしか思われていない。

 プランテーションを支えた日系労働者の思いも重ね、ハワイの文化をモダンにアレンジして知ってもらえたらいいなあと、ハワイのアパレルブランド「the FANON」が始めたパラカシリーズ。とにかく、これがかわいい。the FANON代表のDaisukeさんは私も大変親しくしていて、「パラカでバッグ作って~」だの、「スパむす入れて作って~」だのお願いしていたら、本当にできてしまったという。

 昨年発生したマウイでの大規模山火事の被害を受け、トートバッグを制作し、その収益を被災者の方のために寄付する活動を行う際にも、素材にパラカ生地を使用。ほぼすべてが消失してしまったラハイナの町はプランテーションの名残が残っていた場所でもあったことにも由来します。ハワイの歴史を知ってもらうこと、そしてそれを受け継いでいくことも、お土産にのせる大きなメッセージ。

 マウイ支援も含め、パラカで日本とつながるお土産ができるなんて、すばらしい! 一度使ったら手放せないかわいさですから、自宅用と大切な方用に!


ワイキキにあるセレクトショップ、ターコイズにて販売スタートしたばかり。

the FANON

https://thefanon.com/ja

環境に配慮したジッパーバッグ

◆Walmart「Compostable Bags」


ウォールマートのジッパーバッグが、がらりとエコに変わっています。バイオベースやプラントベースなど、素材にこだわっているものもたくさん。しかも、お値段3ドル台から。

 ジッパーバッグは、いくつあっても困らない。しかも、海外のものだったらさらにうれしいと思います。私はハワイ在住なので、日本の友人から紀伊國屋やニトリのジッパーバッグをお土産にいただくと、とてもうれしい。自分が帰国した際には、ご近所さんに日本のジッパーバッグをお土産にして配ることもあります。

 ハワイからお土産にするジッパーバッグだったら、季節限定のプリントものが常でしたが、つい最近「Walmart」で見つけたのが、Compostable(堆肥化可能な)なもの。完全にクリアではないので中身はやや見えづらいものの、それがかえっておしゃれに見える。

 手触りが少しざらっとしているのも好み。サイズは数種類あり。プラスチックそのものをなくしたい人には、ペーパーバッグも種類が豊富になっていて、時代ですね。お子さんのいる家庭へのお土産にぴったり。


「Lunchskins」のシャークランチバッグは7.14ドル (50袋入り)。

同じくLunchskinsのペーパーランチ&スナックバッグ。この会社のプリントは、シンプルかわいい。シール付きなのもナイスです。

Walmart

https://www.walmart.com/

お手頃で丈夫なコンパクト・エコバッグ

◆Whole Foods Market「Compact Reusable Bag」


ばらまき土産にぴったりのお値段とサイズ。5.99ドル。折りたたんで巾着にきゅっと入れ込むタイプで、バッグに引っ掛けるためのクリップ付き。

 旅行客にとってお土産探しにぴったりの「Whole Foods Market」ですが、私たち住民は食料品を買いに行くことのほうが多い。それでもお土産品のチェックは欠かしません。でも、ここ数年は日本からのお客さんがパンデミック前ほどには回復していないせいなのか、エコバッグの聖地的なこのお店に、わあ!とときめく新商品が少ない気がしています。


「Tag Aloha Co」の新作はこちら。自分用にはこちらもいいですね。

 自分用には一通りエコバッグを買ったので、今はばらまけるエコバッグを探すのが常。久しぶりにありましたー、手のひらサイズの小さなエコバッグが。色はざっと数えたところ8種類ほど。


この日は2カ所に、ミニ巾着になったエコバッグが山積みされていました。いつまであるかしら。ぜひみなさん探してみてください。

 コンパクトになる割に生地はかなりしっかりしていて、重い物を入れてもびくともしません。デザインもロゴを真ん中にビシッと入れたシンプルさで、性別を問わず持てそうです。なんだか久々に、新しくてお値段もお手頃なニューデザインを見つけた気分。これは人気になりそう!

Whole Foods Market

https://www.wholefoodsmarket.co.uk/


工藤まや(くどう まや)

大分県出身。雑誌、TV、CMなどのメディアコーディネーター。ハワイ在住は約20年、アメリカ人の夫と愛犬2匹と虹の町マノアに暮らす。最新著書『ハワイ暮らしのお気に入り』(誠文堂新光社)発売中!
ハワイの空気がいっぱいのインスタグラムが人気。工藤まやインスタ@mayahawaii325、ハワイ州観光局の公式サイトオールハワイでも手土産記事を配信中!

文・撮影=工藤まや

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