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35℃超えの猛暑日にも役に立つ 美容師が教える、オシャレだけど“本当に涼しい”髪型6選

CREA WEB / 2024年8月3日 11時0分

 連日の猛暑、読者の皆様も「暑い」が口癖になるほど「暑い」を連呼しているのではないでしょうか。

 今年も10月まで引きずるであろう、この暑さ。できるだけ涼しい状態にして、ストレスから解放されたい! そんな貴方へ、2024年版の「涼しい髪型」をご紹介します。

 前回は「夏の帽子の被り方」について触れました。また、「涼しい髪型」は昨年も記事にしていますので、そちらもあわせて参考になさってください。


涼しいのに今っぽい「まとめ髪」のコツは?

 こんなに暑いのだから、結べる長さがあれば、まず結びたくなるもの。「涼しい髪型」の一丁目一番地は、とにかく結んでしまうことです。涼しくしたいのであれば、「首筋を出す」ことが世代問わず最良の選択だといえます。

 ですが、ラフに結ぶだけでは生活感が際立ってしまいます。結ぶ際には、ヘアアクセに気を使ってみましょう。

 近年、ラグジュアリー感あるアクセ使いがトレンドになっていることから、ヘアアクセの人気も沸騰中。ゴールド、シルバー、パールをはじめとして、様々な素材を用いたアイテムが豊富に揃うようになりました。

 そこで、普段おうちで使うものとは違う「よそ行き」のアイテムを用意しましょう。「ヘアゴム」にゴールドやシルバーのワンポイントが付いているだけでも、大人っぽく、キレイめに見えるようになります。


ゴールド、シルバー、パールのワンポイントがついたヘアアクセで今っぽく

 他にもバレッタやヘアピン、ヘアクリップなどのヘアアクセで結んだりまとめたりすれば、あっという間に雰囲気を変えることができます。

今のトレンドは「後れ毛」ではなく…タイトなお団子が流行中

 一つ結びやお団子にする際のアレンジは、長らく、「ほつれるように毛束をつまんで結ぶ」ことが定番でした。ところが、最近だと、コーミングしたように「髪の面をキレイにまとめる」スタイルが広がりを見せています。

「ほつれ」はカジュアルな印象だったのに対して、髪の面が整うとシックな印象が強まるため、モードな雰囲気に。お団子部分もほつれを少なくまとめたり、顔周りの毛流れもピチッとタイトにすると、トレンド感あふれる印象に様変わりします。

 ポイントは、艶々に見えるようにしっかり目にヘアオイルを付けることです。全体的に後れ毛が少なめになるように、そして、特にもみあげ付近は根元からしっかり目に付ける方が、今っぽく仕上がります。


後れ毛を出さない、タイトなお団子が流行中

ヘアピンの複数付けは、同系色で統一すると今っぽい

 ヘアアレンジで一番お手軽に使えるのが、「ヘアピン」や「ヘアクリップ」です。ラフなハーフアップやお団子スタイルでも、ヘアピンやヘアクリップをプラスすることで、簡単に雰囲気を変えることができます。

 例えば、後れ毛をまとめるために使ってきた「黒のヘアピン」。隠すように用いることが多かった、この黒のヘアピンを「ゴールド」に変えると、強めのアクセントになります。さらに、「ピンをクロスになるよう留める」「沢山ピンを並べる」「耳周りに放射上に並べて留める」といったように、あえて目立つようにつけると、存在感はより際立ちます。

 同様に、子どもっぽくなりやすいヘアクリップも、大人っぽいデザインを選べば、一個付けるだけでもトレンド感ある印象になります。さらに、こちらも重ね付けすれば、華やかさが一気にアップします。

「沢山付けて大丈夫? 派手になりすぎない?」と思ってしまうところですが、重ね付けをする場合は「同じ色、同じ素材」で統一するのがオススメです。「同じゴールド系統のピン」「同じパール系の装飾」など、同色、同素材のアイテムなら、並べて付けてもごちゃごちゃして見えにくいため、違和感なく取り入れられます。


ヘアピンのポイント使いも流行中。同系色のピンの重ね付けが、まとまって見えるコツ

髪をシンプルにまとめる時には、ピアス/イヤリングをセットで

 髪を結ぶと、必然的に耳や首筋が見えるようになります。すると、特に後ろからの見た目は、味気ない雰囲気になりがち。

 そこで、ピアスやイヤリング、イヤーカフをプラスしましょう。シンプルにまとめたい場合でも、ピアスやイヤリングを付けるだけで顔周りを「よそ行き」仕様に様変わりさせることができます。

 そしてこちらもヘアアクセと同色、同素材で統一すれば、まとまった雰囲気を演出しやすくなります。


ピアスやイヤリング、イヤーカフをプラスするだけでこなれて見える

夏はショートが映える! トレンドは「ハンサムショート」

 美容室では夏の時期、ショートヘアの需要も多くなります。暑苦しい襟足は、いっそのこと切り落としてしまえば、見た目も涼しく過ごすことができます。

 そして2024年、レディースのショートスタイルで一番トレンド感があるのは、「ハンサムショート」です。これまでの定番のスタイルよりも顔周りが短いため、スッキリ感が印象的なスタイルです。特にもみあげ部分が短めに設定されているため、「ハンサム」という名の通り、比較的メンズライクな印象になります。メンズ同様にセンターパートにするのが人気ですが、前髪で見た目の印象が変わるため、お好みに合わせて取り入れてみましょう。


2024年のトレンドど真ん中のショートスタイルは、顔周りの髪が短い「ハンサムショート」

ショートに初挑戦の人におすすめの「ショートボブ」

 とはいえ、ハンサムショートは顔周りの髪が短くなるため、ショートに慣れていない方や抵抗感があるという方には、覚悟がいるスタイルでもあります。そんな方々には、「前下がりショートボブ」がオススメです。吉瀬美智子さんに代表されるこのスタイルは、大人っぽさと、時代に流されない普遍性を併せ持った、万人が取り入れやすいスタイルです。

 最大の特徴は、襟足や後頭部はショートに見える短さでありながら「顔周り」が長いことです。「前下がりショートボブ」はもみあげに向けて髪が長くなることで、女性的な丸みを演出しやすく、フェミニンな印象になります。この「顔周り」は、レディースのショートスタイルの最重要ポイントで、もみあげ部分は先述した通り、短くなるほどメンズライクになるのです。

 そしてこのスタイルは、アレンジがしやすいのもポイント。例えば、もみあげ部分を耳に掛けるだけで「ハンサムショート風」にもなるので、ショートっぽさを一瞬で演出できます。


顔周りの髪が長いので、ショート初心者にうってつけの「前下がりショートボブ」。顔周りの髪を耳にかけることで印象を変えることもできる

【番外編】美容室のトリートメントで、髪が早く乾く

 日が暮れても、ジメジメと暑い毎日。汗だくになって帰宅するなり、さっさとお風呂に入ってスッキリしたいもの。しかし、シャンプーをしたその後に待っているのは、ドライヤーです。ドライヤーを使うなり、また汗が噴き出てきてしまうから、夏はとにかくドライヤーを短く済ませたい!

 そこで、“髪が早く乾く裏ワザ”を一つ。それは、「美容室でトリートメントをすること」です。「なぜそれで早く乾くの?」と疑問に思うところですが、著者自身、毎日何人もお客様の髪を乾かす美容師として、トリートメントした髪は、していない髪よりも圧倒的に早く乾くことを実感しています。

 トリートメントは、「内部補修」と「表面のコーティング」をすることで髪をツルツルサラサラにします。この「内部補修」と「表面のコーティング」をすると、髪が濡れても必要以上の水分を吸収しなくなる効果もあるのです。乾かす際にも指通りがいいため手ぐしが通りやすく、ドライヤーの風が行き渡りやすくなるなど、良いことだらけ。

 特に「美容室のトリートメント」は、あらゆるトリートメントの中でも最上級の効果を誇ります。長い髪を乾かすのに困っている方は、是非トライしてみてください。

文・イラスト=操作イトウ

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