岡本翔子の星占い 【魚座】8月の運勢 「働く喜びが」

魚座

2月19日～3月20日生まれ

Pleasure in the job puts perfection in the work.
「働く喜びが仕事を完璧なものにする」

　8月は物事がトントン拍子には進みません。自分に課せられた仕事や体作りにストイックに取り組むと、新しい景色が見えてきます。仕事では、作業効率が上がっていると気づく瞬間もあります。だれが褒めてくれなくても、前に比べて力がついたなと実感できるのは嬉しいものです。

　気をつけたいのは、周りの雑音に振り回されがちな点です。人の評判を気にすると集中力が削がれます。出世とは無縁ですが、仕事では手応えを感じる瞬間もあり、それがやる気にもつながります。

　このメッセージは古代ギリシャの哲学者、アリストテレスによる格言です。仕事をするのが億劫なときもありますが、興が乗ってくると「楽しい！」と思える瞬間もあるはず。働くことが喜びにつながると、いい仕事ができるということでしょう。

　華やかな活躍は期待できなくても、自分の仕事に責任をもって臨めば、周りからもちゃんと評価されるようになるはずです。

お金の使い方について一考を

　金銭面は、悲しいことに望まぬ出費が多いとき。しかも冠婚葬祭費といった外せぬおつき合いや、家や家族に関する出費が続きます。もしかしたら魚座特有の“ノーと言えない性格”が災いして金欠に陥る場合も。うわべだけのおつき合いに、大金を投じる必要はありません。

　下旬になると身辺に様々なニュースが舞い込みます。物事には優先順位を決めて臨むこと。そうすれば心身共に疲れずに済みます。音楽のライブやアート系イベントにはツキがあります。夏の終わりにちゃんと遊んでおきましょう。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の魚座を運行するのは8月20日（火）朝～8月22日（木）午前中まで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE