岡本翔子の星占い 【蟹座】8月の運勢 「幸福は温かいぬいぐるみ」

蟹座

6月22日～7月22日生まれ

Happiness is a warm puppy.
「幸福は温かいぬいぐるみ」

　蟹座の季節も過ぎて、8月は小休止。急行列車から普通列車に乗り換えるように、少しのんびりと過ごしてみると、いつもの景色が変わって見えます。頭より五感を働かせて、感覚的に気持ちいいと感じることを楽しみましょう。

　このメッセージは国も世代も超えて愛されている永遠のキャラ、スヌーピーを生み出した作者チャールズ・シュルツが残した言葉です。直訳すると“温かい子犬”ですが、フワフワと柔らかく、じんわり温かい気持ちにさせてくれるものに囲まれて過ごすと、幸せな気持ちになれる時期です。

　たとえば肌触りのよい下着やナイトウェアを新調するのもいいし、実際に子犬や子猫などをなでたりするだけでも、ほんわかした気持ちになれます。特にストレスを感じたときに、“柔らかくて愛しいもの”があなたを癒してくれます。

　仕事は基本、現状維持。同僚や仕事相手と話をする機会を増やすと、お互いに理解が深まります。積極的にお茶やランチに誘って交流を。

　仕事の資料などの保管に気をつけて。置忘れや紛失などが起こりやすい時期です。

感謝の気持ちを忘れずに

　人があなたにしてくれること、それは贈り物も含めてですが、一見印象に残らないことや豪華に見えないものがあなたをよりよく変えるきっかけに。他人の厚意に出合ったら、そのときはピンと来なくても感謝の気持ちを忘れずに。

　気になる彼がいる人、8月は“相手のことをもっとよく知る月間”です。家庭環境や金銭感覚、恋愛観などがわかると、前に進むべきかどうかが見えてきます。そんな相手がいない人も、知り合いを増やす努力をしましょう。最終週は小旅行にツキ。文化的なイベントに参加するのもおすすめです。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の蟹座を運行するのは8月1日（木）昼すぎ～8月3日（土）夜、8月28日（水）夕方～8月31日（土）未明まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE