岡本翔子の星占い 【双子座】8月の運勢 「ミスとは転ぶこと。失敗は…」

双子座

5月21日～6月21日生まれ

Making a mistake is falling down. Failure is not getting up again.
「ミスとは転ぶこと。失敗は再び起き上がらないことだ」

　占星術で幸運の象徴・木星が双子座入りしてから約2カ月が過ぎました。8月は行動力をもたらす火星も双子座を運行し、お盆前後に木星と一直線に並びます。この組み合わせは勇気とスタミナをもたらします。

　競争の激しいビジネスの世界で力を発揮できる時期です。大胆な計画を立て、目的に向かって行動を起こしてください。ただし何事も一回でうまく行くとは思わないこと。

　双子座はどちらかというと粘り強さに欠ける星座です。ダメ出しをされると興味を失ったり、あっさりと諦めてしまったりします。それでも8月はトライ＆エラーで、何度もあの手この手でやり直してみることです。

　このメッセージは『奇跡の人』で知られるヘレン・ケラーが残した言葉です。ヘレンは幼少期に視力と聴力を失いました。後に素晴らしい先生と出会って読み書きを覚え、盲ろう者として初めて大学で学位を得ました。

「何度転んでも、ちゃんと起き上がればいい」というヘレンのメッセージを今月の双子座に贈ります。そう、何かをやる際に、小さなつまずき如きで失速してはダメ。ときには気分を変えて、あの手この手で何度も試してみること。

予想外の出費が!?

　金銭面では当てが外れることが多いとき。また家電が突然壊れるとか、冠婚葬祭費など予想外の出費もあるので、あらかじめ予備費を計上しておくとよいでしょう。

　月末は疲れが溜まってダウンする人もいます。1日や1週間のペース配分を考えて動くように。また細菌感染などにも注意が必要です。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の双子座を運行するのは8月26日（月）昼過ぎ～8月28日（水）夕方まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE