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喜ばれること間違いなし! 現地コーディネーターがおすすめする ハワイのフード土産8選

CREA WEB / 2024年8月6日 11時0分

 ハワイの私的おすすめ土産「フード篇」は、円安を意識しつつおいしく喜ばれるものを選んでみました。

 なんだかメディアで高い高いと言われがちなハワイですが、世界のほかの国と比べると、そうでもないところもあります。安くていいものは探せばあるし、ジャンクもナチュラルもバランスよく楽しめるのがハワイ。

 お土産文化が根付いている土地柄なので、賢く選んでお土産ショッピングを楽しんでくださいね。


名門ホテルの知る人ぞ知る銘品

◆Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa, Waikiki Beach「Hawaiian Blend Coffee」


モアナサーフライダーのシンボル、中庭にあるバンヤンツリーが描かれたパッケージの高級感たるや。12ドル(約200g)。

 ハワイで一番古く由緒正しいホテル、「モアナサーフライダー」のオリジナルコーヒー。ロゴショップではなく、レストランかプールサイドの売店でのみ販売されている、知る人ぞ知る銘品をご存じですか?

 ホテルの真ん中にあるバンヤンツリーの下で、揺り椅子に揺られ、波の音を聞きながらハワイアンコーヒーを飲む。そんなひと時を過ごしてほしいと作られた、モアナオリジナルの味。コナコーヒーのブレンドを10%ブレンドに抑えることで酸味が和らぎ、私的にはとても好みの味。濃すぎず薄すぎずとてもまろやかで飲みやすいから、贈る相手を選ばない。

 仕事柄、おすすめのお土産を聞かれることが多いのですが、ハワイで最も行列のできるレストランのシェフにおすすめしたら、すっかり定番土産としているうえ、自宅でも飲んでいるのだそう。なんて言ったって、名門の味なのに信じられないくらい良心的なお値段なのもいいんですよね。


私はいつも、プールサイドにある通し営業の売店「Surfrider Café」で購入しています。

朝昼は「the veranda」、夜は「Beachhouse at the Moana」となるメインダイニングでも、営業中は販売しています。

Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa, Waikiki Beach

https://www.marriott.com/ja/hotels/hnlwi-moana-surfrider-a-westin-resort-and-spa-waikiki-beach/

スーパーで購入できるお手軽アイスティー

◆NoH Foods of Hawaii「Hawaiian Iced Tea」
◆Oribe Tea Co.「Hibiscus Mint with Mamaki」


左:Hawaiian Iced Tea 2.29ドル、右:Hibiscus Mint with Mamaki 15,99ドル。

 お茶派の方にはこの2つ。日本の暑い夏を冷たいアイスティーで乗り切ってください!

 まずは、古くからある「NoH Foods」のハワイアンアイスティー。粉末なので水で溶くだけというお手軽さで、きび砂糖の甘さをレモンの酸味できゅっと引き締めたアイスティーです。ローカルの定番中の定番で、この1袋(3OZ)で約1リットル分できます。ハワイのどのスーパーでも取り扱いありなので、手に入れやすいですよ。

 もう一つは、最近見かける「Oribe Tea Co」のコールドブリュー用のティーバッグ。原料のハイビスカス、スペアミント、マテ、そしてママキはすべてオーガニック。ママキはハワイ原産の植物で、万能薬として重宝されてきたお茶です。カモミールのようなくせのないハーブティーで、カフェイン控えめなのもうれしい。

 コールドブリュー用のティーバッグ5個入りで、1個につき約2リットルの水を入れ、6時間ほど冷蔵庫で冷やして出来上がり。ハイビスカスの赤い色が映えるきれいなお茶です。こちらはオーガニック系のスーパーなら、大体置いています。


庶民派ハワイ土産を探すなら、ロングスが最適。いつもお世話になっています。

人気の「Oribe Tea Co」はホールフーズで。品薄のこともあるので、自然食品「Down to Earth Organic & Natural」もあわせてチェック。ハワイ島のものなので、島で買うと割安。お店に行った際にまとめて購入することも。

NoH Foods of Hawaii

https://www.nohfoods.com

Oribe Tea Co.

https://oribetea.com

リピ買い間違いなし! 絶品おこし

◆Royal Hawaiian Cookie「Royal Hawaiian Crispies」


「Royal Hawaiian Crispies」12.50ドル(85g)、19.60ドル(141g)。 大袋でも一気に食べてしまいます。

 ハワイの有名ホテルで高級マカダミアナッツチョコレートを開発したパティシエが作る、クッキーの数々。一時はニーマンマーカスでも取り扱いがありましたが、現在は直営店でのみ購入可能です。クッキー専門店なのですが、私が溺愛しているのはクリスピーという名のおこし。おこしなんて日本で買えるわ! なんて思わないでください。

 ここのは、おこしを洗練された洋菓子のように作り上げていて、ほんとーにおいしい! 原材料の玄米にキャラメルを満遍なく混ぜ、その中にこんがりとローストした大粒のマカダミアナッツがごろごろとちらしてある。


丁寧にキャラメルをあえてあるので、味は均一。一口サイズにカットされています。

 日本のおこしってちょっと固い。そして、私あんまり好きじゃないんです。が、ここのはサクッとしたおこしとガリッとしたナッツが絶妙で、止まらない。1袋を一気に食べてしまって、ほんとに危険。一度お土産にしたら、みんなが必ずリピートする絶品です。


新商品のチョコレート味。12.7ドル(85g)、19.90ドル(141g)。

Royal Hawaiian Crispiesのほかにも、チョコレートやクッキーなどおいしいお土産が並んでいます。

 店舗は、「Waikiki Shopping Plaza」の中で移転しており現在は2階にありますので、お見逃しなきよう!


「Waikiki Shopping Plaza」内のエスカレーターで2階まで上がり、左に進むと見えてきます。

Royal Hawaiian Cookie

https://waikikishoppingplaza.com/royal-hawaiian-cookies/

ハワイ×ヨーロッパの至高のチョコレート

◆Choco le’a「各種チョコレート」


左から、オレオチョコ各1.79ドル、2pcコインチョコ1.19ドル、板チョコダーク4.99ドル。

 オーナーのエリンとは共通の友人がいて、オープン当初から知っていますが、努力をやめない人。いつだってアイデアがたくさんあって、それを実行に移し、みんなを喜ばせるハートを持っています。

 パンデミックの最中はチョコレートで人を幸せにすることができないから、顧客のみなさんに毎日メールを書いて「元気?」とか「また会おうね」とか、つながりを大切にしてきたそう。


オーナーのエリン。新商品開発はもちろん、最近チョコレートをカスタムメイドできるツアーも始めました。

 そんなエリンのチョコレートは、ハワイアンチョコレートとヨーロッパのチョコレートを合わせた、とても上品な高級チョコレート。トリュフタイプは1粒2.99ドルと、少し高価に感じるかもしれません。しかし、お土産になるようにと、コイン型のチョコレートやオレオチョコレートなど個包装で販売しているものがあったり、フルーツディップやマカダミアナッツチョコレートは小袋なので、ばらまきにも良い感じ。


こんなにかわいくてハワイらしいトリュフもあります。「Rainbow Shave Ice」トリュフの味は、ストロベリー、パイナップルとブルーカラーのホワイトチョコ。

左から、マンゴー5.99ドル、パイナップル5,99ドル、マカダミアナッツ6.49ドル。

 場所は「Morning Glass Coffee」のすぐ裏ですから、マノアの朝活がてらぜひ行ってみてください。


マノアは山に囲まれた美しい町。ポーチのある白くてかわいい店構えが目印です。

Choco le’a

https://www.chocolea.com

モチとブラウニーのハーモニーが絶妙なお菓子

◆Big Island Candies「Mochi Brownie」


「Mochi Brownie」は3種類。パッションフルーツ、チョコレート、ブルーベリー各15ドル。

 先日、久しぶりにハワイ島にある本店に行きましたが、日本のお客さんが1人もいなくて、ちょっと寂しい思いをしました。アラモアナ店には日本からの観光客の方々がたくさんいて、栗原はるみさんとのコラボクッキーや定番のショートブレッドをバスケットいっぱいに買っていて、うれしくなりましたね。お土産をたくさん買う日本の方を見て幸せになる、これがハワイだなーって実感するというか。

 地元の人は買っているのに、日本の人はあまり知らないのか素通りしがちな、モチブラウニー。ぜひ一度買ってほしいと思います。ハワイの郷土おやつ、バターモチのような気さくさとアメリカンな甘さのブラウニーがほどよくミックスされていて、新しい。


ハワイではBento Box と呼ぶ、弁当箱のような包装。1個283gとずっしり。切り分けて食べます。

 特に好きなのはチョコレート味。チョコがしみしみでもっちり食感だから、すごく満足度が高いお菓子。2週間と日持ちがしない分、よく会う方のお土産にぴったり。


普通のブラウニーも人気が高い。ブラウニー好きの方は、ぜひチェックしてみてください。

オアフには、ここの1店舗のみ。アラモアナセンター1階、センターステージのすぐ近くにあります。

Big Island Candies

https://www.bigislandcandies.com

ハワイで唯一! カイルアの醸造所で作るウイスキー

◆Ko'olau Distillery「Old Pali Road Whiskey」


琥珀色のウイスキー。火山の大地が生み出す特別な水が、この美しい色を作り出します。「Old Pali Road Whiskey」(750ml)87,99ドル。

 ハワイは小さな島なのに、高い山があり、雲がぶつかって雨がよく降るので水が豊富な、恵まれた環境にあります。水があれば作物にもいいし、加工品にもいい。ここ10年で驚くほど多くのクラフトビール工場やアルコールの蒸留所などができましたが、ウイスキーを造っているのはこのカイルアにある「Ko'olau Distillery」だけ。


工場にはバーも併設されています。蒸溜所見学が人気ですが、バーだけの利用も可能です。写真に写っているのは、オーナーのエリックさん。

 私には酒好きというかお酒が趣味の友人が日本にいて、毎回なにかしらのハワイのお酒をお土産にしています。前回の帰国の際にお土産にしたのが、ここのウイスキー。オールドパリロードの雰囲気がウイスキーボトルとマッチしてとても素敵だし、ハイボールにも適している。お土産に最適な小瓶もあります。

 まずは飲んでみたいという方は、蒸留所見学ツアーもおすすめです。


見学ツアーは、樽に囲まれた蒸溜所で、説明を聞いたりラベル貼り体験ができます。

Ko'olau Distillery

https://www.koolaudistillery.com

一度食べたらハマる、サッポロ一番のエスニック風やきそば

◆Sapporo Ichiban「Sriracha Yakisoba」


なんともアジアンなパッケージ。ハワイ土産としていいのかしら? 1個1.09ドル。

 日清のカップヌードルも、サンヨー食品のサッポロ一番も、アメリカに工場を持っているのでハワイのスーパーで普通に買うことができます。でも、微妙に違う。やはり日本のほうがおいしいという人もいるし、アメリカの味に慣れちゃったという人もいる。好みもありますしね。

 ですが、今年くらいから見かけるようになったサッポロ一番のスリラチャ焼きそばは、日本にはないはず。スリラチャという、アメリカで大変愛されているアジア風スパイスソースを和えてある焼きそばで、エスニックな焼きそば味。でも、この世のどこにもない味で、おいしくてはまっています。

 こんなジャンクなインスタント食品を食べていていいのだろうか? と思いつつ、人にあげるとみんなハマる。なので、お土産にしています。真っ赤なインスタント焼きそばの魅力に興味がある方は、ぜひ試してみてください。


ロングスドラッグス、ドンキホーテなどで販売しています。

Sanyo Foods

https://sanyofoodsamerica.com/collections/north-america


工藤まや(くどう まや)

大分県出身。雑誌、TV、CMなどのメディアコーディネーター。ハワイ在住は約20年、アメリカ人の夫と愛犬2匹と虹の町マノアに暮らす。最新著書『ハワイ暮らしのお気に入り』(誠文堂新光社)発売中!
ハワイの空気がいっぱいのインスタグラムが人気。工藤まやインスタ@mayahawaii325
ハワイ州観光局の公式サイトオールハワイでも手土産記事を配信中!

文・撮影=工藤まや

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