【新月】8月4日 獅子座の新月の日に行うといいこと

　2024年8月4日（日）20:13に、月は新月となります。

　約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、獅子座に入座しています。

　この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

人生は楽しんでこそ

　いよいよ夏本番。輝く太陽は獅子座の支配星です。

　その太陽と月が一直線に並ぶ日が、獅子座の新月となります。この日は人に注目されたい、特別な人として認められたいという心の欲求が高まります。

　夢は大きく、人生をちゃんと楽しむべきだと、この新月は教えてくれます。

　そのためには自己を確立し、どんなシーンでどんな相手を前にしようとも、堂々とふるまえる勇気と自信を身につける必要があると、獅子座の新月はあなたに伝えようとしています。

　獅子座の新月の得意分野は、創造活動、エンターテインメント、ロマンスなどです。

　自分の中から沸き起こる、自己表現への欲求を解き放ってください。それはあなたの中にある「平凡でつまらない人間だと思われたくない」という恐れを克服する最良の方法となります。

　またこの日は、双子座を運行する火星と木星がセクスタイル（60度）の調和角を作り、ポジティブさと行動力を授けてくれます。

　この新月は、特に獅子座にパワーを与え、次いで射手座、牡羊座にもヒントをくれるでしょう。

〈『ムーンカレンダー』（リボンシップ）より〉

岡本翔子 （おかもと しょうこ）

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。
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文＝岡本翔子