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【石川県・2024年版】秋の絶景・風物詩10選。紅葉と光の調和が美しい「金沢城・兼六園四季物語 秋の段」

CREA WEB / 2024年10月5日 17時0分

 暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。

 紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。

「いつか」の旅行の参考に。眺めても美しい、秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!


◆金沢城・兼六園四季物語 秋の段


金沢城・兼六園四季物語 秋の段。写真提供:アフロ

「金沢城・兼六園四季物語」は、「金沢城公園」と「兼六園」で開催されるライトアップイベント。期間限定で夜間開園が行われ、光の演出によって幻想的に輝く和の庭園美が楽しめる。

「秋の段」は、兼六園内にある約300本のモミジの紅葉と光との調和が大きな見どころ。11月からは雪吊りが施され、紅葉とともに照らされた姿が池の水面に映る光景も美しい。

 そのほかにも、年間をとおして「観桜期」、「春の段」、「初夏の段」、「ホタル観賞会」、「秋の段」、「冬の段」が開催されている。

開催日

秋の段:2024年10月4日(金)~5日(土)、11日(金)~13日(日)、15日(火)~17日(木)、18日(金)~19日(土)、25日(金)~26日(土)、11月1日(金)~3日(日・祝)、8日(金)~9日(土)、15日(金)~16日(土)、22日(金)~23日(土・祝)、29日(金)~30日(土)、12月6日(金)~7日(土)

金沢城・兼六園四季物語 秋の段(かなざわじょう・けんろくえんしきものがたり あきのだん)

所在地 石川県金沢市兼六町1 兼六園、石川県金沢市丸の内1-1 金沢城
https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/japanese/top.html

◆鶴仙渓・川床


鶴仙渓川床。写真提供:アフロ

「鶴仙渓」は、開湯1300年の歴史を持つ、山中温泉を代表する景勝地。温泉街を流れる大聖寺川沿いに広がる渓谷で、北陸随一の渓谷美と称されている。

 鶴仙渓の名物となっているのが、毎年期間限定でオープンする「鶴仙渓川床」。渓谷に架けられた「あやとりはし」の近くに設えられた納涼床で紅葉と清流を眺めながら渓谷美を愛で、山中出身の和の鉄人・道場六三郎氏監修の甘味や、各店が趣向を凝らした川床弁当を堪能できる。

 また、草月流家元・勅使河原宏氏がデザインしたあやとりはしも大きな見どころ。S字を描くユニークな徒歩専用橋で、毎晩、石川県の名産品のひとつ、九谷焼の伝統色・九谷五彩をイメージしたライトアップが開催される。

開催期間:2024年4月1日(月)~11月30日(土)
※11月営業のみ、気温低下など天候不順も予想されるため不定休となります。

鶴仙渓・川床(かくせんけい・かわどこ)

所在地 石川県加賀市山中温泉河鹿町8
https://www.yamanaka-spa.or.jp/event//591

◆玉泉院丸庭園


玉泉院丸庭園。写真提供:アフロ

「玉泉院丸庭園」は、「金沢城公園」内にある池泉回遊式の大名庭園。明治時代に一度廃絶されたが、発掘調査の結果や文献などを参考に再建され、2015年3月に完成し開園した。

 秋になると、モミジを中心に庭木が赤やオレンジ色に色づき、「金沢城ならではの傑作」といわれる石垣群や、大小3つの中島が浮かぶ池泉が紅葉で彩られる。

 休憩所「玉泉庵」からは庭園の全景を眺めることができ、抹茶やお菓子とともに秋の趣を堪能できる。

紅葉の見ごろの時期:11月中旬~下旬

玉泉院丸庭園(ぎょくせんいんまるていえん)

所在地 石川県金沢市丸の内1-1
https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/gyokusen-in/

◆白山公園線沿線


白山公園線沿線。

「白山公園線」は、「白山手取川ジオパーク」に認定されている白山市の白峰風嵐エリアと、白山の登山口である別当出合エリアをつなぐ、約16.7キロメートルの県道。

 紅葉の名所が豊富な白山だが、ドライブコースから眺める景色もすばらしい。とりわけ、白山公園線を別当出合方面へ進むと、標高1,000メートル付近で視界が開け、鮮やかに染まる白山を車窓から眺められる。

 また沿線では、モミジ、カエデ、ブナ、カツラ、ツタウルシなどの紅葉も楽しめる。

紅葉の見ごろの時期:10月中旬~11月上旬
※白山公園線は冬季は通行止め

白山公園線沿線(はくさんこうえんせんえんせん)

所在地 石川県白山市白峰
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/index.html

◆那谷寺の紅葉


那谷寺の紅葉。

 那谷寺は、1,300年以上の歴史を持つ白山信仰の古刹。泰澄(たいちょう)大師が開創した。広い境内は木々や苔に包まれ、巨大な岩山に多くの洞窟が掘られた「奇岩遊仙境(きがんゆうせんきょう)」や、岩盤が3つに裂けた「三尊石(さんぞんせき)」など、雄大な自然景観が見られる。

「奇岩遊仙境」を含む那谷寺庫裡庭園は国の名勝に指定されており、その風光明媚な様相は、松尾芭蕉が「おくのほそ道」で「石山の石より白し秋の風」と詠んだほど。

 また、北陸屈指の紅葉の名所としても知られ、白い岩肌と鮮やかな紅葉のコントラストが素晴らしい。「奇岩遊仙境」を眼下に望む、地上約20メートルの展望台からは、紅葉に包まれた境内を一望することができる。

 自然に敬意をはらう自然智、神も仏も宇宙の法則に帰すという教えをいまに伝える。境内につらなる奇岩や洞窟は、魂がよみがえり白く清められる聖地。

※見ごろの時期:10月下旬~11月下旬

那谷寺の紅葉(なたでらのこうよう)

所在地 石川県小松市那谷町ユ122
https://natadera.com/

◆太陽が丘のメタセコイア並木


太陽が丘のメタセコイア並木。

 金沢市郊外にある太陽が丘ニュータウンのメタセ大通りに、約1キロメートルにわたって続くメタセコイア並木。

 金沢を代表する並木道であり、紅葉の名所としても有名。毎年11月中旬頃になると、道の両サイドに立ち並ぶメタセコイアの巨木が色づき、視界を鮮やかなオレンジ色で埋め尽くす。

 このフォトジェニックな景観はSNSでも評判となり、紅葉シーズンには写真撮影に多くの人が訪れる。

太陽が丘のメタセコイア並木(たいようがおかのメタセコイアなみき)

所在地 石川県金沢市太陽が丘
https://www.hot-ishikawa.jp/spot/21472

◆アメリカ楓通り


アメリカ楓通り。

 アメリカ楓通りは、金沢市役所前と金沢城公園玉泉院丸口の間にある並木道。全長約250メートルの直線道路の両脇には、モミジに似た葉を持つアメリカ楓が立ち並ぶ。

 金沢市の中心にありながら交通量が比較的少ない、隠れフォトスポット。

 秋になると、アメリカ楓の葉が、緑色からオレンジ色、そして赤色へと変化し、美しいグラデーションを描く。例年の見ごろは11月上旬から12月上旬頃。

 周囲には兼六園や玉泉園など紅葉の名所がたくさんあるので、有名観光地と一緒に紅葉巡りを楽しんで。

アメリカ楓通り(アメリカふうどおり)

所在地 石川県金沢市広坂2-2

◆ふくべの大滝


ふくべの大滝。

 ふくべの大滝は、白山白川郷ホワイトロードにある落差86メートルもの大滝。

 降雨後には滝の水しぶきが道路に届くこともある迫力満点の滝で、滝つぼ近くの駐車場からは、滝水が岩に衝突するダイナミックな景観を眺めることができる。

 例年10月中旬から下旬頃には滝周辺の木々が紅葉し、むき出しの岩肌に赤や黄、緑の色彩が映えて美しい光景が広がる。

 道路が開設されるまでは、地元の人ですら見ることのかなわなかった幻の滝で、上にもうひとつ大きな滝があることから、ふくべ(瓢箪(ひょうたん)の意味)と名づけられた。

ふくべの大滝(ふくべのおおたき)

所在地 石川県白山市中宮(白山白川郷ホワイトロード)
https://hs-whiteroad.jp/sight-seeing/

◆石川県樹木公園


石川県樹木公園。

 石川県農林総合研究センター林業試験場内にある石川県樹木公園は、県を代表する多種の樹木が植えられた広大な公園。

 園内には芝生広場を中心に花木園や郷土の森、日本庭園などさまざまなエリアがあり、樹木の数は800種15,000本余り。季節ごとに移り変わる花々や野生植物を楽しめるほか、カモシカやリスなどの動物に出会えることも。

 秋になると、公園の入り口のカツラ並木から紅葉が始まり、徐々に園内全体が秋色に染まって美しい景色を満喫できる。

 紅葉の見ごろは、例年11月上旬から下旬頃。

石川県樹木公園(いしかわけんじゅもくこうえん)

所在地 石川県白山市三宮町ホ1
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/ringyo/about/park.html

◆加能ガニ


加能ガニ。写真提供:アフロ

「加能ガニ」は、石川県が誇るブランドガニ。県内の漁業協同組合が合併した際に県産ズワイガニの名称を公募し、地名の「加賀」と「能登」から1文字ずつ取って名付けられたカニのこと。

 甲羅の幅が9センチ以上ある雄のズワイガニのみが加能ガニとして市場に並び、北陸を代表する高級食材として高い評価を受けている。身入りのいいものには、水色のタグがつけられる。

 毎年11月6日にカニ漁が解禁され、店頭に並ぶのは翌日の7日。この時期を楽しみにしているのは県民だけでなく、県外からも多くの観光客が訪れる。

 加能ガニの身は甘みがあり、ツメの部分まで身がつまっている。茹でるとカニのいい香りが広がり、甲羅も赤くなる。シンプルに何もつけずに食べると、繊細なカニの味が楽しめる。

漁期:毎年11月6日~3月20日

加能ガニ

http://www.ikgyoren.jf-net.ne.jp/fish/kngani.html

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

文=CREA編集部

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