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【愛知県 2024年版】秋の絶景・風物詩10選。桜と紅葉の美しき“協奏曲”「川見四季桜の里」

CREA WEB / 2024年10月5日 17時0分

 暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。

 紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。

「いつか」の旅行の参考に。眺めても美しい、秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!


◆小原の四季桜


小原の四季桜。

 四季桜は、春と秋の年に2回花を咲かせる珍しい桜。豊田市小原地区では、毎年秋になると約1万本の四季桜が花を咲かせ、紅葉と桜の見事な共演を楽しむことができます。例年の見ごろは11月上旬~下旬。

 同地区のなかでも「川見四季桜の里」は、山の斜面全体に紅葉と桜のコントラストが広がり、風が吹くと色づいた葉や花のさざ波が斜面を伝わって、その美しさはひとしお。

 ここでしか見られないこの風景は、地域の方々の手で長い年月をかけて熱心に行われた植栽や整備によって育まれた、奇跡の絶景なのです。

小原の四季桜(おばらのしきざくら)

所在地 愛知県豊田市小原地区
https://www.aichi-now.jp/spots/detail/132/

◆名鉄三河線廃線路


名鉄三河線廃線路。

 名鉄三河線は、豊田市と碧南市をつなぐ鉄道路線。現在、猿投駅から碧南駅まで39.8キロメートルあり、名古屋鉄道(名鉄)本線に次ぐ距離ですが、平成16年3月31日に一部廃線するまでは約65キロメートルもの長さがありました。

 廃線となった区間は、「猿投駅~西中金駅」と「碧南駅~吉良吉田駅」。現在、廃駅のホームや路線は立ち入ることができるようになっており、多くの人が散策や写真撮影に訪れます。

 特に廃駅のなかでも「三河広瀬駅」と「西中金駅」は国指定文化財となっていて、自然景観と調和したレトロな駅舎や独特なプラットフォームは見ごたえたっぷり。三河広瀬駅では美しい紅葉も眺められ、真っ赤なモミジが彩るノスタルジックな風景を楽しめます。

見ごろの時期:11月下旬

名鉄三河線廃線路(めいてつみかわせんはいせんろ)

所在地 愛知県豊田市東広瀬町神田41−6
https://www.tourismtoyota.jp/spots/detail/2257/

◆鳳来寺山・鳳来寺


鳳来寺山・鳳来寺。

「鳳来寺山」は、修験道として栄えた標高695メートルの霊山。1300年前に利修仙人が開山したといわれ、山の中腹には徳川家康ゆかりの地として知られる古刹「鳳来寺」が鎮座しています。

 鏡岩(屏風岩)が剥き出しになった岩肌が迫力のある山で、山全体が国指定名勝・天然記念物に指定されるほどの自然の宝庫。紅葉の名所としても名高く、岩肌を多彩な自然が彩る光景は神秘的です。

 また、鳳来寺山は「声の仏法僧」とも呼ばれる、愛知県の県鳥「コノハズク」の生息地としても知られています。「鳳来寺山自然科学博物館」のコノハズクコーナーでは「コノハズク」の鳴き声を聞いたり、映像を見ることができますので、興味のある方はこちらもぜひ!

見ごろの時期:11月上旬~下旬

鳳来寺山・鳳来寺(ほうらいじさん・ほうらいじ)

所在地 愛知県新城市門谷字鳳来寺1
https://www.aichi-now.jp/spots/detail/50/

◆犬山城と紅葉


犬山城と紅葉。

「犬山城」は、織田信長の叔父・信康が築城したもので、戦国合戦の舞台となった城。国宝指定五城のひとつで、天守は現存するものの中で日本最古といわれています。

 犬山城は紅葉の名所でもあり、中でも天守前の広場のモミジや、登閣道の石畳の階段を覆う紅葉のアーチは必見。木曽川の船上から犬山城を眺められる、紅葉船もおすすめです。

 城下町には串料理などグルメ店が立ち並び、なかにはレンタル着物店も。情緒あふれる風景を着物で回れば、より歴史ロマンに浸れそう。

見ごろの時期:11月下旬~12月上旬

犬山城と紅葉(いぬやまじょうとこうよう)

所在地 愛知県犬山市犬山北古券65-2
https://www.aichi-now.jp/spots/detail/20/

◆大和の大いちょう


大和の大いちょう。

「大和の大いちょう」は、豊川市豊津町の「大和ちびっこ広場」にそびえる、高さ約25メートル、樹冠幅約30メートルのイチョウの巨木。毎年12月初旬になると鮮やかな黄色に色づき、遠くから見たその姿はまるで、黄金の打ち出の小槌のよう。

 一本の木とは思えないような大迫力の紅葉が見られ、見ごろの時期には多くの人が鑑賞に訪れます。年々知名度が上がり、土日は道が渋滞することもあるので、平日に見に行くのがおすすめ。

 紅葉の時期にはイベントが開催されるほか、近くには「日本三大稲荷」のひとつで、商売繁盛のご利益で知られる「豊川稲荷」があるので、合わせて訪れてみてはいかが。

見ごろの時期:11月下旬~12月上旬

大和の大いちょう(やまとのおおいちょう)

所在地 愛知県豊川市豊津町割田53-1
https://www.toyokawa-map.net/spot/000256.html

◆そぶえイチョウ黄葉まつり


そぶえイチョウ黄葉まつり。

 イチョウの名所である祖父江町では、11月下旬から12月上旬にかけて1万本以上のイチョウの葉が黄葉し、町全体が黄金色に染まります。

 樹齢200年を超える古木や久寿銀杏の原木、イチョウ並木のトンネルなど、写真映えするフォトスポットが多数存在。特にレトロな赤い車体の名鉄電車とイチョウのコラボレーションは、映画のワンシーンのようです。

 そんな町全体が色づく季節に合わせて開催されるのが「そぶえイチョウ黄葉まつり」で、イチョウ林散策やイチョウ写生大会、写真コンテストなどイベントも盛りだくさん。11月23日(土・祝)から30日(土)の17時から20時までは「イチョウの木ライトアップ」も行われ、この時期ならではの、より一層美しい光景に出会えます。

第27回そぶえイチョウ黄葉まつり:2024年11月23日(土・祝)〜12月1日(日)

そぶえイチョウ黄葉まつり(そえぶイチョウこうようまつり)

所在地 愛知県稲沢市祖父江町山崎柳野11(山崎会場)
https://www.city.inazawa.aichi.jp/0000000899.html

◆白鳥庭園の紅葉


白鳥庭園の紅葉。

 白鳥庭園は敷地面積1万1000坪もの広さを誇る、東海地方で最大級の日本庭園です。中部地方の地形をモチーフに築庭された、「水の物語」をテーマとする池泉回遊式庭園で、秋には季節の花々や真紅の紅葉が美しい彩りを見せます。

 洗練された深山幽谷の雰囲気と、渓谷を覆う楓の紅葉に心が洗われるよう。

 毎週土曜日には白鳥庭園ガイドツアーを実施。庭園の見どころや歴史、季節ごとの花や鳥などの解説を聞くことができます。

 甘味処「茶寮 汐入」では、ゆったりとした水の景色を眺めながら、お抹茶と生菓子のセットやぜんざい、あんみつなどの和スイーツ、ナポリタンならぬ和ぽりたんなどの軽食を楽しむことも。

 名古屋駅からもほど近く、熱田神宮へも徒歩圏内なので、名古屋観光の際にはぜひ、日本情緒あふれる庭園でゆったりとした時間を過ごして。

白鳥庭園の紅葉(しろとりていえんのこうよう)

所在地 愛知県名古屋市熱田区熱田西町2-5
https://www.shirotori-garden.jp/

◆茶臼山高原の紅葉


茶臼山高原の紅葉。

 県下最高峰に位置する茶臼山高原は、その標高の高さから四季折々の自然景観を望むことができ、秋には美しい紅葉を楽しむことができます。

 茶臼山の紅葉は愛知県では一番早く始まり、10月中旬から11月中旬が見ごろ。秋の茶臼山高原まつりと題して、紅葉ライトアップやいも煮会、大鍋きのこ汁などさまざまなイベントも開催。

 ドッグランもあるので、愛犬とのおでかけにもおすすめです。

2024 秋の茶臼山高原まつり:9月14日(土)〜11月4日(月)

茶臼山高原の紅葉(ちゃうすやまこうげんのこうよう)

所在地 愛知県北設楽郡豊根村坂宇場字御所平70-185
https://www.chausuyama.jp/

◆定光寺の紅葉


定光寺の紅葉。

 定光寺は、1336年(建武三年)に創建された臨済宗妙心寺派の古刹。紅葉の名所としても有名で、境内の高台にある展望台からは、鮮やかな紅葉の景観を眺めることができます。

 国の重要文化財に指定されている「無為殿」(本堂)や、徳川家康の第九子で初代尾張藩主の義直公(源敬公)の廟所があり、深紅に染まった紅葉と歴史的建造物の荘厳なコントラストは必見。

 近隣に位置する定光寺公園と併せて、秋の散策を楽しんでみては?

定光寺の紅葉(じょうこうじのこうよう)

所在地 愛知県瀬戸市定光寺町373(定光寺)
https://www.aichi-now.jp/spots/detail/959/

◆矢勝川の彼岸花


矢勝川の彼岸花。

「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」などの心温まる作品で知られる童話作家・新美南吉のふるさと、愛知県半田市。新美氏の作品には生まれ育った半田の風景がよく登場しますが、矢勝川堤の彼岸花もそのひとつ。

 矢勝川周辺エリアは「ごんぎつね」の舞台で、秋になると矢勝川堤には、約1.5キロメートルにわたって真っ赤な彼岸花が咲き乱れ、「ひがん花が赤い布のように咲いている」という童話の中の幻想的なシーンが再現されます。彼岸花の数はおよそ300万本で、有志によって植えられたもの。

 群生地のすぐそばには新美南吉記念館があり、自筆原稿や日記、手紙のほか、童話の世界のジオラマ展示などほっこりする世界観が広がっています。

見ごろの時期:9月中旬~10月初旬

矢勝川の彼岸花(やかちがわのひがんばな)

所在地 愛知県半田市岩滑西町1-10-1
https://www.aichi-now.jp/spots/detail/209/

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

文=CREA編集部

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