【兵庫県 2024年版】秋の絶景・風物詩10選。雲海に浮かぶ「天空の城」が神秘的
CREA WEB / 2024年10月6日 7時0分
暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。
紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。
「いつか」の旅行の参考に。眺めても美しい、秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!
◆竹田城跡
標高353.7メートルの古城山の山頂に位置する竹田城跡。周辺では晩秋の晴れた早朝に濃霧が発生することがあり、この朝霧に包まれた竹田城跡がまるで雲海に浮かんでいるように見えることから、「天空の城」などと呼ばれています。
また、「日本のマチュピチュ」の別称も定着。国指定重要文化財(史跡)であり、日本の名城100選に選ばれています。
見ごろの時期:9月下旬~12月上旬
竹田城跡(たけだじょうあと)
所在地 兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169番地
https://www.hyogo-tourism.jp/spot/result/747
◆但馬安國禅寺
「但馬安國禅寺」は、京都府との県境近くに佇む古刹。紅葉の名所として有名で、晩秋になると裏庭のドウダンツツジが鮮やかな色に染まります。
樹齢100年以上にもなるドウダンツツジが枝葉を大きく広げた姿は圧巻。本堂の座敷から眺めると、まるで額縁に入った絵画のような美しさ。
通常、本堂の拝観は行っていませんが、紅葉の見ごろの時期は一般公開されます。
見ごろの時期:11月上旬
但馬安國禅寺(たじまあんこくぜんじ)
所在地 兵庫県豊岡市但東町相田327
https://toyooka-tourism.com/recommend/nature/ankokuji/
◆魚の棚商店街
「魚の棚商店街」は、漁業が盛んな明石で400年以上の歴史を持つ商店街。地元では「うおんたな」の呼び名で親しまれる、明石の食の台所です。
全長350メートルのアーケードには約100軒もの店が軒を連ね、明石特産の鯛やタコなどを扱う海産物店のほか、練り物店や乾物店、地元名物「明石焼」の店も多数立ち並びます。連日地元住民や観光客で賑わう、活気あふれる商店街で、店頭に並ぶ品々を見ているだけでも十分楽しめますし、購入すれば、さらに充実した時間になること間違いなし。
年末のかき入れどきに合わせて大漁旗を掲出するのが恒例となっていて、縁起物などが描かれた鮮やかな旗がアーケードに吊るされると、商店街がさらに華やかな雰囲気に包まれます。
大漁旗の掲出:例年11月下旬
魚の棚商店街(うおのたなしょうてんがい)
所在地 兵庫県明石市本町
https://www.uonotana.or.jp/
◆有馬温泉
「有馬温泉」は、六甲山にある景勝地「紅葉谷」の麓に広がる温泉街。日本三古泉のひとつで、江戸時代には「西の大関」と評された名湯を誇る人気観光地です。
「関西の奥座敷」とも呼ばれ、山に囲まれた自然豊かな場所ながら、神戸市の中心地や大阪からのアクセスの良さも魅力。
紅葉の有名な名所でもあり、美しい景色が見られる場所がいくつもあるので、散策しながら温泉やグルメと一緒に紅葉を満喫してみては。
見ごろの時期:11月上旬
有馬温泉(ありまおんせん)
所在地 兵庫県神戸市北区有馬町
https://www.arima-onsen.com/
◆網引駅の大イチョウ
兵庫県のローカル線・北条鉄道の網引駅。駅舎の前には高さ約21メートルのイチョウの巨木がそびえ、駅のシンボルとなっています。
このイチョウは県の「景観形成重要樹木」に指定されていて、晩秋に落葉が一面を覆うと、まさに黄色いじゅうたんを広げたかのような光景に。
駅舎は2013年に再建されたもので、板張り瓦屋根と紅葉の風情あふれる景色を眺めに多くの人が訪れます。
また、2013年には駅前が「播磨中央自転車道中間休憩所」として整備されたため、サイクリングで訪れる人も増えています。
見ごろの時期:11月上旬
網引駅の大イチョウ(あびきえきのおおイチョウ)
所在地 兵庫県加西市網引町字堂
http://www.hojorailway.jp/routemap/abiki
◆砥峰高原のススキ
砥峰高原は、標高約1,000メートルに位置する面積約90ヘクタールの広大な高原。西日本でも有数のススキの群生地であり、ススキの草原には木道が整備されているため、散策しながら絶景を楽しむことができます。見ごろは9月下旬から11月上旬。
映画「ノルウェイの森」や大河ドラマ「平清盛」、「軍師官兵衛」のロケ地にもなった、特別なロケーションを体感ください。
砥峰高原のススキ(とのみねこうげんのススキ)
所在地 兵庫県神河町川上801
https://www.kamikawa-navi.jp/guide/spot/795
◆あわじ花さじき
あわじ花さじきは、淡路島北部丘陵地域の頂上部、標高298~235メートルの位置にある県立公園。
海に向かってなだらかに広がる高原は、辺り一面四季折々の花々で埋め尽くされ、明石海峡・大阪湾を背景に花の大パノラマが展開されます。見ごろは10月中旬~11月中旬で、秋はサルビアやコスモスが満開になります。
あわじ花さじきという公園名が、眼下に広がる花の絨毯を楽しめる極上の見物席をイメージして命名。公園名に関するこのエピソードが、あわじ花さじきから見える風景の素晴らしさを物語っています。
あわじ花さじき(あわじはなさじき)
所在地 兵庫県淡路市楠本2805-7
https://awajihanasajiki.jp/
◆福知山線廃線敷
武庫川の渓谷沿いに約4.7キロメートル続く、かつて機関車が走っていたJR福知山線廃線敷。現在は、ハイキングコースとして一般開放されています。
「ハイキングコースには、6つのトンネルや3つの橋などの鉄道遺構が当時とほとんど変わらぬ姿で残っていて、秋は紅葉を満喫しながらのんびりウォーキングを楽しめます。紅葉の見ごろは10月下旬~11月下旬頃。
歩いて疲れた体は武田尾温泉でリフレッシュ。温泉で癒やされた後は、ぼたん鍋など地元グルメも満喫できます。
福知山線廃線敷(ふくちやませんはいせんじき)
所在地 兵庫県西宮市生瀬町1丁目1
https://www.hyogo-tourism.jp/course/result/73
◆高源寺の紅葉
高源寺は、鎌倉時代に遠谿祖雄(えんけいそゆう)禅師によって開創された寺院。寒暖の差の激しい丹波の木々は色づきが鮮やかで、なかでも高源寺は有数の紅葉の名所となっています。山間を染める紅葉は、秋ならではの幻想的な光景。見ごろは10月下旬~11月上旬。
境内には遠谿祖雄禅師が中国杭州の天目山から持ち帰った天目カエデを中心に、約500本もの紅葉した木々がひしめき合っています。苔むした参道の上を流れるように重なる紅葉のトンネルは、息をのむ美しさです。
高源寺の紅葉(こうげんじのこうよう)
所在地 兵庫県丹波市青垣町桧倉514
http://www.kougenji-tanba.or.jp/
◆道の駅「神鍋高原」前のイチョウ並木
自然豊かな神鍋高原の中心部にある、道の駅「神鍋高原」。但馬の特産品や野菜の販売所、地元産野菜や旬の食材を使った食事処などに加えて温泉もあり、観光客から特に人気。
道の駅前を通る国道482号沿いにはイチョウの木がずらりと並び、紅葉の時期の景色は見ごたえたっぷり。散歩やドライブをしながら、黄金のトンネルを楽しんで!
見ごろの時期:11月上旬
道の駅「神鍋高原」前のイチョウ並木(みちのえきかんなべこうげんまえのイチョウなみき)
所在地 兵庫県豊岡市日高町栗栖野59-13
https://michinoeki-kannabe.com/
※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
文=CREA編集部
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