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【長崎県・2024年版秋の絶景・風物詩10選。その光景は天然記念物にも指定「普賢岳広葉樹林」

CREA WEB / 2024年10月12日 17時0分

 暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。

 紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。

「いつか」の旅行の参考に。眺めても美しい、秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!


◆雲仙仁田峠の紅葉


雲仙仁田峠の紅葉。

 島原半島の中央部に位置する標高1,080メートルの仁田峠。山中には紅葉植物が120種以上も生い茂り、この紅葉樹林帯は「普賢岳紅葉樹林(ふげんだけこうようじゅりん)」と呼ばれ、国の天然記念物に指定されている。

 紅葉の名所として人気があり、見ごろの時期には燃えるように鮮やかな紅葉が山々を染め上げる。峠から山頂を結ぶロープウェイに乗ると、まるで紅葉の絨毯の上を空中散歩しているような気分を味わえる。

 春はミヤマキリシマ、夏は新緑、冬は霧氷と四季折々の自然が豊か。

※見ごろの時期:10月下旬~11月中旬

雲仙仁田峠の紅葉(うんぜんにたとうげのこうよう)

所在地 長崎県雲仙市
https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/528

◆寿福寺の逆さ紅葉


寿福寺の逆さ紅葉。©SASEBO

「寿福寺」は、佐世保市にある真言宗智山派の寺院で、「九州二十四地蔵尊札所」第十五番の札所。

 秋になると、庭園が鮮やかな紅葉で彩られ、寺の広間には見事な「逆さ紅葉」が映し出される。これは、畳を一部剥がしてアクリル板をはめ込み、庭園の木々が逆さに映るように仕掛けを施したもので、紅葉が映る様子はまるで切り取られた絵のように美しい。

 見ごろの時期には期間限定で一般公開が行われ、県内外から多くの参拝者が訪れる。初夏の季節には「逆さ新緑」も期間限定で一般公開される。

一般公開:2024年は11月16日(土)~25日(月)

寿福寺の逆さ紅葉(じゅふくじのさかさこうよう)

所在地 長崎県佐世保市江迎町長坂276
https://www.nagasaki-tabinet.com/event/64506

◆古部駅


古部駅。写真提供:島原鉄道

 島原半島の海沿いを走行するローカル線・島原鉄道。車窓から眺める有明海やのどかな町並みが美しく、秋にはコスモスの花畑やススキ野原、稲穂の田園風景などが楽しめる。

 沿線上には海の至近を通るスポットが点在しており、雲仙市瑞穂町にある「古部駅」もそのひとつ。ホームに降りるとすぐ目の前に有明海のパノラマが広がる。

 昼間の景色はもちろん夕日の情景も美しく、テレビCMや映画などさまざまな作品のロケ地にもなっている、人気撮影スポットだ。

古部駅(こべえき)

所在地 長崎県雲仙市瑞穂町古部乙82-4
https://www.shimatetsu.co.jp/area/detail/?id=13

◆舟志のもみじ街道


舟志のもみじ街道。

 対馬市を流れる舟志川沿いは、対馬一の紅葉の名所。川周辺は「舟志森林公園」として整備されており、特にモミジやカエデが群生する川沿い約7キロメートルにわたる「もみじ街道」は、紅葉を楽しめる絶好の散策コースとなっている。

 秋が深まると、木々の葉が赤やオレンジ、黄色に染まり、常緑樹の緑とのコントラストも美しい、色彩豊かな景色が満喫できる。

 また、川面に映し出される紅葉も美しく、見ごろの時期には、あちらこちらで写真を撮影する人の姿が見られる。

見ごろの時期:11月中旬

舟志のもみじ街道(しゅうしのもみじかいどう)

所在地 長崎県対馬市上対馬町舟志
https://www.nagasaki-tabinet.com/islands/spot/747

◆ハートの銀杏の木


ハートの銀杏の木。

 諫早市飯盛町にある「飯盛ふれあい会館」の駐車場にそびえ立つ、ハート形をした銀杏の木。全国的にも珍しい形で、SNS映え間違いなしのフォトスポットだ。

 この木はもともと枝が2つに分かれていたため、ハート形に剪定するようになったそう。新緑の時期に見られる緑のハートも可愛らしいが、紅葉シーズンに黄金色に染まる姿も圧巻。ドライブの途中に立ち寄ってみてはいかが?

見ごろの時期:12月初旬~中旬

ハートの銀杏の木(ハートのいちょうのき)

所在地 長崎県諫早市飯盛町開1929
https://www.nagasaki-tabinet.com/blog/tabibu/milk/202111/2

◆白木峰高原


白木峰高原。

 雲仙岳と有明海を見下ろす丘陵地に広がる白木峰高原。斜面一帯にはピンクや白、赤や赤紫といった色とりどりのコスモスが咲き乱れ、この景色を写真に撮ったりハイキングを楽しんだりするために、諫早市内外から多くの人が訪れる。

 秋になると、約20万本もの色鮮やかなコスモスが咲き誇り、雲海とコスモスの見事なコラボレーションを楽しめる。例年の見ごろは例年10月上旬から11月上旬。

白木峰高原(しらきみねこうげん)

所在地 長崎県諫早市白木峰町
https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/313

◆大瀬崎灯台


大瀬崎灯台。

 五島市福江島の西端に位置する、岬のシンボルの白い「大瀬崎灯台」。五島列島を代表する観光名所であり、日本で最後に夕陽を観賞できる場所としても有名。また、ハチクマやチゴハヤブサ、ツバメといった渡り鳥を観察することができる。

 そそり立つ断崖の上に建てられた白亜の灯台の先には、東シナ海の大パノラマが広がり、大瀬崎灯台展望台から望む灯台と夕陽でオレンジ色に染まる海は言葉に表せない美しさ! その圧倒的な景色は、日本の灯台50選、日本の夕陽100選に選ばれている。

 大瀬崎断崖は、周囲20キロメートルにおよぶ深く荒々しい断崖絶壁で、100メートルから150メートルの高さ。周辺は、西海国立公園に指定されている。

大瀬崎灯台(おおせざきとうだい)

所在地 長崎県五島市
https://www.nagasaki-tabinet.com/islands/spot/674

◆道の駅 夕陽が丘そとめ


道の駅 夕陽が丘そとめ。

 長崎県西部の美しい海岸沿いの道路は『ながさきサンセットロード』と呼ばれ、その名の通り、夕陽の名所が数多く点在する道のりとなっている。なかでも長崎屈指の美しさと言われるのが外海の夕陽。

 長崎市の北部に位置する市内で唯一の道の駅「道の駅 夕陽が丘そとめ」は、角力灘(すもうなだ)に浮かぶ島々を一望できる立地にあり、水平線に沈む夕陽の幻想的な光景を眺めることができる。

 晴れた日の眺望も素晴らしく、天候がよければ五島列島を遠望することも可能だ。直売所には、地元産の生鮮品や加工品がそろう。とくに、伝統柑橘「ゆうこう」を使ったスイーツやゆうこう果汁、甘酒、酢味噌が人気。

道の駅 夕陽が丘そとめ(みちのえき ゆうひがおかそとめ)

所在地 長崎市黒崎東出津町149-2
https://www.nagasaki-tabinet.com/course/60202

◆九十九島


九十九島。

 大小208の島々が連なり、多島海の絶景として知られる九十九島。海岸線の8割以上が自然海岸として保全されており、深い緑の大地と美しい海、種類豊富な海洋生物を見ることができる。

 展望台や遊覧船から九十九島の景色を楽しめるが、おすすめはカタマランヨット『99TRITON』のサンセットクルーズ。秋の夕暮れに船上から夕陽を眺める、特別なひとときを過ごせる。

「展海峰」は、九十九島を望む展望所の中でも、とくに人気のスポット。市内屈指の眺望とともに、花の名所としても人気で、季節ごとの楽しみがある。

九十九島(くじゅうくしま)

所在地 長崎県佐世保市鹿子前町1008(九十九島遊覧船)
https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/260

◆瀬詰崎灯台


瀬詰崎灯台。

 島原半島の最南端に位置する瀬詰崎灯台。『日本三大潮流』のひとつに数えられるほど潮の流れが激しいことで知られる早崎瀬戸にあり、細い遊歩道を歩いて灯台に到着すると、目の前には早崎瀬戸や天草の島々の絶景が広がる。

 隣接する瀬詰崎展望台にはハート形のモニュメントが登場。モニュメントと灯台と夕陽が織りなすドラマティックな風景や夜の夜景も楽しめる穴場スポットになっている。

瀬詰崎灯台(せづめさきとうだい)

所在地 長崎県南島原市口之津町
https://himawari-kankou.jp/learn/000567.php

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

文=CREA編集部

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