岡本翔子の星占い 【水瓶座】9月の運勢 「何事かを生み出すには」

水瓶座

1月21日～2月18日生まれ

One always has to be alone to invest anything.
「何事かを生み出すには、人は孤独であらねばならない」

　9月最大のトピックは、1月下旬に水瓶座に入った破壊と再生の星・冥王星が一時的に水瓶座を去ることです。9月2日（月）～11月20日（水）は冥王星の影響から逃れられるので、「〇〇しなくては！！」という強迫観念がなくなり、自由に動けるようになります。

　社交生活にエネルギーを取られるより、自分自身と向き合う時間を作り、本を読んだり考えをまとめたりするのに最適な期間です。9月は行動を起こすというより、一人でじっくりと思索を深めると実り多いでしょう。

　このメッセージはノーベル文学賞を受賞したフランスの小説家、アンドレ・ジッドが残した言葉です。人づき合いにエネルギーを取られてしまうと、何かを生み出すことはできない。敢えて孤独になれとジッドは説いています。

　仕事も直球勝負ではなく少し策略を巡らしてみて。たとえば上司を説得したいと思うのなら、それなりに戦略を練り、相手が断りづらい状況を作ってみる。“根回し”は水瓶座の得意分野ではありませんが、やってみる価値はあります。

幸運期の到来！

　金運は好調。長期的展望で資産運用を行う好機です。投資に関する動画などを見て学習したりするのもおすすめです。とりあえずローリスク・ローリターンの商品から始めてみてもよいでしょう。

　秋分の日を境に、水瓶座の幸運期がやってきます。仕事に絡んだ研修会や交流会などに参加すると、新しい人脈が広がります。また旅行運も好調になるので、週末気軽に海外に出かけるのもおすすめです。旅先でこの先の人生に役立つヒントがもらえるかもしれません。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の水瓶座を運行するのは9月14日（土）夕方～9月16日（月）夕方まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE