岡本翔子の星占い 【蟹座】9月の運勢 「女は40を過ぎて初めて」

蟹座

6月22日～7月22日生まれ

A woman does not become interesting until she is over 40.
「女は40を過ぎて初めて面白くなる」

　火星が蟹座を運行するので、いつも以上に頑張りが利きます。ただしこの火星のエネルギーが、人を攻撃する方向に発動されないように気をつけましょう。自分自身に火星の力が向けば、勇気と行動力を発揮できます。

　日本は世界に比べて「若さ」に価値を置く傾向があります。9月はそんな風潮にアンチを唱えるメッセージを紹介。自由で自立した女性の象徴、世紀を超えて生き抜いた最強ブランドCHANELの創設者、ガブリエル・シャネルの言葉は、きっと今のあなたの心に響くはずです。

　現在のあなたがアンダー40でも、オーバー40だとしても、年を取るのは悪くないと思わせてくれるメッセージです。今月は世界の見方を変えてくれる知識などを貪欲に吸収すると、自分をちゃんと肯定できるようになります。

「知識と情報」は今月のキーワード。「若さ」で勝負をするのではなく、頭の引き出しの多さで周りを魅了することができる星回りです。本を読んだり、ChatGPTなどを今まで以上に活用したりしてみるとよいでしょう。

秋分の日が過ぎたら……

　金運はやや不調。家や家族に関して、予想外の出費がありそうです。また各種サブスクも見直して、経費節減をめざしましょう。カップルは今より双方の住宅環境がよくなるのなら、一緒に住んでみるという選択もあるでしょう。

　秋分の日が過ぎたら、少し活動のペースを緩めてリラックスしましょう。この頃になると金運も回復するので、家を快適な空間にするためのお買物は吉。親しくなりたい人がいたら、家に招いて手料理を振舞うのもおすすめです。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の蟹座を運行するのは9月24日（火）夜遅く～9月27日（金）朝まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE