「オンナの算命学」で人生を占う 風の時代、2024年9月はどんな月？

算命学とは？

　算命学とは、古代中国で生まれた「運命を算出する学問」。性格・人生のバイオリズム・宿命を読み解き、あなたの人生の道しるべとなってくれます。算命学では生年月日を基に大きく10種の主星（甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸）に分類されます。

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風の時代、2024年9月はどんな月？

イラスト上段左から、甲・乙・丙・丁。中段左から、戊・オンナの算命学イラスト・己。下段左から庚・辛・壬・癸。

ニュートラルに保つ

　時代の動乱期ともいえる近年、特に今月はそれを象徴するかのような時運になりそう。

　古きものは一蹴され新たな時代に移り変わる、そんな決定的な出来事が起こる時とも読めるわ。

　歴史的にみても、大事なことは水面下で起きていることが多いので、個人では読めない部分が多いけれど、大事なことは「考える」のをやめないこと。

　自分自身が正常な判断や決断をできるようニュートラルな状態にしておくことはすごく大事。

　前のめりの姿勢でもなく、怯えて後退している姿勢でもなく、ただ真っ直ぐに立っている状態＝ニュートラルにね。

　情報には常にアンテナ感度を高めに。ただし、情報の真偽はよ〜く考えること。

　それが、動乱の時代を生き抜くコツよ！

　算命学についての雑学は、東京ケイ子のインスタで配信中（@tokyo_keiko）。

9月は「癸酉（みずのととり）」

「癸」という漢字の象形文字を見ると、矢尻を四方に突き出したような形をしていることから、「武器」を表す。

　四つの刃がぐるっと一巡すれば周辺はなぎ倒されてしまうことから、「世の中が次の世代に移るために、力ずくで前の世代を終わらせる事」を意味する。

　また、「癸」には、物を測るための基準や法則、さらには原理・原則に基づいて、いろいろと計画し企画を立てること、つまり「計」という漢字にも通じるので、計画性や筋道が重要な時運。

　道筋を踏み外せば、混乱・騒動・争乱につながる、とも読めるので何やら不穏なタイミングかも……。

「酉」の漢字は、季節で言うと「秋の真っ盛り」を意味するの。

「物事の成就、成熟」を意味する一方で、「革命的な勢力の醸成・爆発」を意味し、こちらもまた、筋を通して取り組まなければ取り返しのつかない結果になる事を示しているわ。

　思わず「むむむ！」と言っちゃう時運の9月。まさに動乱の時代ね。

　個人でできることは、今後の計画を見直すこと、自分を整えておくことよ。

　慎重に進みたい。

文＝東京ケイコ
イラスト＝中村桃子