1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

大型書店員コミック担当Sさんの「いま人に薦めたい愛読マンガ」7冊「男とは、女とは。考えてしまう」

CREA WEB / 2024年9月16日 17時0分

CREA夜ふかしマンガ大賞2024
選考委員31名の愛読書と「マンガを読むときのマイルール」

 この秋、発表された「CREA夜ふかしマンガ大賞2024」。選考委員を務めてくれたのは、小説家、お笑い芸人、ミュージシャン、マンガ家、テレビプロデューサー、ベテラン書店員など、各界を代表するマンガ好きの31名。

 CREA2024年秋号では紹介しきれなかった、選考委員の皆さんのほとばしるマンガ愛を大公開!

「夜ふかしマンガ大賞に推薦する作品」「人生で思わず夜ふかしして読んだ作品」「マンガを読むときのマイルール」など、マンガ好き必読のアンケートです。


コミック担当Sさんが「夜ふかしマンガ大賞に推薦するマンガ」

◆『大きくなったら女の子』御厨稔/講談社


『大きくなったら女の子』御厨稔/講談社

 人類はみんな、最初は男性として生まれ、そのうち身体が大きく育った1割の人が女性に性転換する。そんな世界で「性」や「恋愛」や「友情」にぐらぐら揺れる、女の子と男の子たちの物語。

「男とは、女とは、いろいろと考えてしまう作品です」(コミック担当Sさん・以下同)

◆『リーマンミーツホスト』かわいちひろ/講談社

「それぞれの境遇の中で意気投合する男子ふたりの物語。沁みます」

◆『この世は戦う価値がある』こだまはつみ/小学館

「自分が生きていくためにできることとは。戦うことを選んだ主人公の今後が気になります」

人生で思わず夜ふかしして読んでしまったマンガは?

◆『ダンジョン飯』九井諒子/KADOKAWA


『ダンジョン飯』九井諒子/KADOKAWA

 ダンジョンを旅する冒険者たちが、旅の途中で遭遇するモンスターたちを倒し、その素材でおいしい料理を作っていく異色グルメファンタジー。

「アニメが評判だったので、改めて1巻を読んだら、そのまま最終巻まで一気読みしてしまいました」

コミック担当Sさんの「マンガを読むときのマイルール」

「寝る前に読む本を1冊決めてから寝室にそれを持って入ります」

今、最も注目している新人作家とその作品は?

◆『恋せよまやかし天使ども』卯月ココ/講談社


『恋せよまやかし天使ども』卯月ココ/講談社

 学校で美少女と評判の桂おとぎと完璧男子の一刻(にのまえとき)。ふたりには裏の顔もあり……。完璧を装う男女のだまし合いラブストーリー。

「スタイリッシュな絵柄で今どきの恋愛を描いています」

食欲の秋に読みたくなる「グルメマンガ」は?

◆『ランチ酒』原作:原田ひ香、作画:高田サンコ/KADOKAWA


『ランチ酒』原作:原田ひ香、作画:高田サンコ/KADOKAWA

 バツイチ、アラサーの犬森祥子。職業は頼まれたものを寝ずの番で見守る「見守り屋」で、唯一の贅沢は、仕事上がりの晩酌ならぬランチ酒。

「夜勤明けに食べるランチと飲むお酒、いろいろあったことを吹き飛ばしたいです」

2024年秋に読みたい「動物マンガ」は?

◆『貼りまわれ!こいぬ』うかうか/秋田書店


『貼りまわれ!こいぬ』うかうか/秋田書店

 食いしん坊で真面目な主犬公、こいぬ。ある日、会社が倒産したと告げられ、途方に暮れていると不思議な求犬広告を見つけ……。

「動物しか出てきません。ぺたぺたシールを貼るこいぬに癒されます」


都内大型書店勤務
コミック担当S(コミックたんとうえす)さん

コミック担当は気付けば30年。中堅だと思っていたらすっかりベテランの域に。マンガはまだまだ紙で買ってしまうので、部屋中マンガだらけ。

■発表! CREA夜ふかしマンガ大賞2024


写真=平松市聖

眠りにつく前のひとときに、日中のあれこれを忘れさせ、新しい世界に連れ出してくれる力のあるマンガを称える「CREA夜ふかしマンガ大賞」。昨年からはじまった一般読者による投票を一次選考として、200作品以上が候補にあがるなか、2024年のナンバーワンが決定しました。

文=大嶋律子(Giraffe)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください