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【からだが喜ぶおかゆレシピ】あさり佃煮のっけがゆ 優しいおいしさがじんわり胃に広がる

CREA WEB / 2024年10月21日 11時0分


 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。


vol.99 あさり佃煮のっけがゆ


あさり佃煮のっけがゆ。

 おかゆさんにのっけるもの。ほぐしたシャケもおいしいし、梅干しもいい。だけど、だけど、私が一番好きなのはあさりの佃煮なんです。白がゆを熱々にこしらえて、あさりの佃煮をのせて、しばしフタをする。フタがなければラップでもよし。3~4分はじっくり置きたい。熱々のおかゆはそのぐらいの時間では冷めないから大丈夫。さあ、しばし待ちますよ。

■材料(1人分)

・あさりの佃煮:4~5個
・白がゆ:適量
・青ねぎ:少々

■作り方

(1) 器におかゆを盛り、あさりの佃煮をのせてフタをする。

(2) 3~4分ほど置いたら、刻んだ青ねぎをのせる。

 フタを開けると、ほのかに漂う醤油の香り。あさりの佃煮がほどよくあたためられて、柔らかくなって、旨みがかゆに溶けだして。ざっくりと混ぜていただきます。甘くてほろ苦いあさりをじ噛みしめつつ、おかゆをすする。優しいおいしさがじんわりと胃に広がっていく感じが、たまらんのですわ。薬味は細ネギ、あるいは刻んだ三つ葉がおすすめ。

 先日ミートソースの話してたら、昨日しらいさんがミートソース出してましたね。あの味噌ミートソース、ドリアにしたらうまそう……。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)


白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/



しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔

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