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【台湾スイーツ店3選】おいしい店は小路にあり!? 知る人ぞ知る台北の人気スイーツ店

CREA WEB / 2024年10月1日 11時0分


台湾でよく見る古い住宅の1階が店舗になっているタイプの「杏福冰館」。近くには屋台街もあるので、屋台ご飯を楽しんだあとの〆スイーツとして味わうのにちょうどいい。

 台湾にはさまざまなスイーツ店がありますが、住宅街の中や裏路地などにも隠れ家的な雰囲気の人気店が点在しています。台湾旅行でいらしゃる方にとっては少し見つけにくいかもしれませんが、そんな裏通りを歩くのも旅の醍醐味。地元の人になった気分で楽しんでみてください。


◆八時神仙草

身体にやさしい仙草を使った伝統的台湾スイーツの専門店


入り口の前にスペースがあるので、一瞬通り過ぎそうになってしまいますが、このスペースのおかげで夏の暑い時期などは日陰で注文することができます。

 台湾では古くからヘルシースイーツとして知られる、シソ科の植物・仙草を煮つめて固めた仙草ゼリー。夏は冷たいゼリー状に、冬はトロッとした「燒仙草」にして楽しんでいます。そんな伝統的スイーツを、モダンでスタイリッシュな店舗で味わえるのがこちらの専門店。

 奥行きがあって広々とした印象の店内。2人用、4人用のテーブル席が並んでいます。入り口で注文を行い、オーダーしたものが出来上がったら自身でカウンターに行って受け取るスタイル。


天井も高く、テーブルの間隔もじゅうぶん確保されているので、ゆったりと過ごせます。

 こちらはオーソドックスな「嫩仙草盛盤」。冷たい仙草ゼリーに小豆やタロイモ団子などをトッピングして食べます。この仙草ゼリーは台湾でもトップクラスのトロトロ感。スプーンですくっても全部落ちるほどの柔らかさなので、なかなか口に入れることができない……。周りのお客さんたちの食べ方を見て、まねしながら食べてみてください。


1つ69元で、なかなかの大きさがあります。さらにトッピングも5種類くらいあるのでかなりの食べごたえ。

 こちらは、先ほどの嫩仙草盛盤の上にかき氷がのった「嫩仙草雪花盛盤」。仙草ゼリーをかき氷と絡めることによりスプーンにのせやすくなり、食べやすさは100倍!?


嫩仙草盛盤にかき氷がプラスされている分、料金もプラス60元の129元となります。ただ、やはり暑い日に食べたくなるかき氷。仙草ゼリーも食べやすくなるのでおすすめです。

八時神仙草 中山店

所在地 台北市中山區中山北路一段135巷5號
電話番号 0970-573-918
営業時間 12:30〜21:00
アクセス MRT中山駅出口4より徒歩約6分

◆杏福冰館

杏仁豆腐のプロ認定の極上杏仁豆腐が食べられる、知る人ぞ知るスイーツ店


明かりが灯ったお店の外観に、思わず吸い込まれそうになります。

 杏仁豆腐と言えば、台湾料理レストラン「欣葉」が一番だと数十年思っていたので、そのほかのお店で食べることがほぼなかったのですが、「杏仁豆腐のプロ中のプロから紹介してもらったお店は、やはり一度はチャレンジしなければ」と思い訪問。

 もはや台湾のお店に日本語メニューがあるのは当たり前になってきており、こちらのお店にもしっかりと日本語メニューが用意されていました。店頭には人気メニューTOP6も写真入りで紹介されているので、初めての方でも選びやすいと思います。


フワフワかき氷・雪花冰はスノーアイスと表記されています。

 まずは、お店の一押しメニューの杏仁豆腐を。一見ミルクしかないように思いますが、スプーンですくってみるとちゃんと中から杏仁豆腐が出てきます。4個くらい入っていて、食べてみたら驚くほどモッチモチ! ミルクも杏仁豆腐も濃厚で甘さ控えめな大人味。


1つ75元。今までナンバーワンだと思っていた欣葉をはるかに超えるおいしさでした。欣葉との違いはスイーツ感。トッピングも可能ですが、あえて何もトッピングせずにそのまま食べるのもおいしい。

 そして、第6位という控えめな順位の冷たいシロップがかかった豆花も注文。こちらは3種類のトッピングを選べるということなので、小豆、ハトムギ、サツマイモ餅をチョイス。

 豆花はとても滑らかで、味も豆々しさを感じるしっかりした味わい。シロップの甘さは控えめで、スルッと食べれちゃうスイーツでした。


1つ55元って安すぎやしないか? と思うようなクオリティーです。

杏福冰館

所在地 台北市中山區雙城街10巷35號
電話番号 02-2586-8663
営業時間 12:00~21:00
定休日 日曜
アクセス MRT中山國小駅出口1より徒歩約5分

◆好正商行 HAO ZHENG

見つけにくい場所にある、隠れ家のような人気のアイスクリーム店


一度見つけてしまえばわかりやすい、路地の中でも異彩を放つデザインの外観。ただし、開店前に行くとシャッターが閉まっていて、わかりにくいので気をつけてください。

 タクシーの運転手も、住所表記が複雑で何度も通りすぎてしまうような小路にある店舗。大安路側からも市民大道側からも路地を入ったらすぐなので、行きすぎないように気をつけましょう。


こちらは大安路側の入り口。店舗は住宅街の中にあります。

 付近で目視できる住所表示は「3號」まででそのあとは記載されていませんが、「3號」の表示がある建物の2軒隣が「好正商行 HAO ZHENG」なので、参考にしてみてください。

 入り口を入ると、各種ジェラートが並んだショーケースが。こちらの店舗の特徴は、台湾らしい素材や台湾ビールなどのアルコールを使ったメニューがあるところ。

 訪問時には、台湾ビールフレーバーやカクテルのマルガリータフレーバー、烏龍茶フレーバー数種類が揃っていました。基本はダブルで、すべてカップ販売となります。


アルコール系は、お酒の瓶なども一緒にディスプレイされているのでわかりやすい。

 うれしいのが、少量ずつ味見してから選べるところ。写真左は、烏龍茶の一種・四季春と苺ミルクのダブル。写真右は、台湾ビールと「レモンピーチ&竹炭」のダブル。


アルコールを含んでいないノーマルジェラートのダブルは150元、アルコールを含んだジェラートのダブルまたはアルコールを含んだジェラートとノーマルのダブルの場合は170元となります。

 店内は2人掛けのテーブル3つのみなので、座れない場合はお持ち帰りで楽しんでください。店内で食べる場合は、ドリンクも数種類ですが販売しています。

好正商行 HAO ZHENG

所在地 台北市大安區市民大道四段48巷3號之2
電話番号 0936-075-294
営業時間 14:30〜20:30
アクセス MRT忠孝復興駅に直結する東區地下街出口14番より徒歩約5分


矢作 晃之(やはぎ てるゆき)

埼玉県出身。お会いした方から「日本語上手ですね」と言われますが、100%日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て、中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、2006年に台湾で会社を立ち上げ、現在に至ります。TVロケや雑誌取材のコーディネーターとして、たくさんの方に台湾の魅力を知ってもらえるよう、一生懸命新たな情報を探しながら紹介しております。CREA WEB読者の皆さんに「喜ばれる」「使える」「役に立つ」情報を発信させていただこうと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!!

文・撮影=矢作晃之

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