岡本翔子の星占い 【天秤座】10月の運勢 「いつかできることはすべて」

天秤座

9月23日～10月23日生まれ

Whatever can be done another day can be done today.
「いつかできることはすべて、今日でもできます」

　9月22日（日）の秋分の日以降、天秤座の季節となりました。新しい運のサイクルが始まります。ここで一度、今までの自分をリセットして、新たな気持ちで仕事や人生に向き合ってみましょう。

　この時期に、ふと頭をよぎる閃きを大切に。それはまるで暗闇に飛ぶ1本の矢のようなもの。自分を信じ手探りでもいいから前に進んでみましょう。きっとあなたを助けてくれる人にも出会えます。

　天秤座で新月となる10月3日（木）はラッキーデー。調和の取れないものに理性の光を当てて、公平な判断をするのに最適な日です。また計画事に着手する、大切な人に会うのにも、この新月は力をくれるでしょう。

　今月のメッセージは、16世紀ルネッサンス期のフランスを代表する哲学者、ミシェル・ド・モンテーニュが残した言葉です。あなたは、今日できることを後回しにしていませんか？

　10月はせっかくの幸運期。天秤座には、理想的な物事の始め方がありますが、それを待っていては何も始まりません。どんな形であれ、まず着手してから、その先をゆっくりと考えてもよいのです。何事もタイミングが肝心です。

習い事を始めてみる

　環境を変える試みにも星が味方します。今の仕事では自分を生かせないと思ったら、転職活動したり仕事のスタイルを変えたりするのもあり。仕事帰りに習い事を始めるのもおすすめです。

　月末は臨時収入がある人もいるでしょう。目的を決めて、毎月ごとに天引き貯金を始めたり、新NISA口座を開設したりする好機です。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の天秤座を運行するのは10月2日（水）朝～10月4日（金）夜、10月29日（火）午後～10月31日（木）終日まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE