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参加するとそこは“地上の楽園”だった… ザ・ノース・フェイス主催のイベント 「マウンテンフェス」5年ぶりの開催

CREA WEB / 2024年10月5日 11時0分


「MOUNTAIN FESTIVAL」参加者の集合写真(以下の写真で登場するのは、筆者ではありません)。

 9月7日(土)~8日(日)の2日間、長野県大町市の木崎湖キャンプ場で、アウトドアイベント「マウンテンフェスティバル(MOUNTAIN FESTIVAL)」が開催されました。主催は、米カリフォルニア州発の人気アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」。

 筆者も、このイベントに参加してきました。


長野県大町市の木崎湖キャンプ場で開催された。

 イベントは2018年と2019年に開催され、今回が5年ぶり、3回目の開催。さまざまなアクティビティ体験をメインに、音楽アーティストのスペシャルライブやワークショップ、地元飲食店などのフード出店など、豊富なコンテンツが用意されていました。

成功しても、失敗しても“気持ちいい”サップを体験


筆者は、サップを初体験!

 筆者は1日目、透明度の高い木崎湖で、スタンドアップパドル(サップ)を体験。

 こちらで用意したものは、水着とサンダル、タオルだけ。ボードとパドル、ライフジャケットや、足首に装着するリーシュなどの用具はすべて用意されていたため、初心者でも安心。いざ、サップ初体験です。


湖と風が、とても気持ちいい。

 指導してくれたのは、THE NORTH FACE所属のアスリート、河野健児さん。河野さんは、夏はSUPガイド、冬はビッグマウンテンスキーヤーとして野沢温泉をベースに活動しているほか、自身のSUPブランドを立ち上げ、近隣の湖や川でのツアーもプロデュースしています。プロの指導のもと、初心者でも安心安全に、楽しむことができました。


THE NORTH FACE所属のアスリート、河野健児さん。

 最初は、ボードの上で立ち上がるだけでも精一杯でしたが、いざ立ち上がってみると、なんと風の気持ちいいこと。好天にも恵まれ、最高のSUP日和に。


ボードの上では、ヨガも。

 ビギナーの筆者が感じたSUPの魅力は、ボードの上で立ち上がっても風と景色が気持ちよく、湖に落ちてしまっても、水がとても気持ちいいこと。成功しても、失敗しても、気持ちがいい。こんなアウトドアアクティビティは、ほかにあるのでしょうか。またいつか、秋田県の田沢湖や、滋賀県の琵琶湖でも、SUPを体験してみたいと思います。


サップのボードが積まれていた。

 ちなみに、イベントのメインとなる「アクティビティ体験」は、美しい湖畔ならではのサップのほか、特別な人工壁を使ったボルダリングやヨガ、木崎湖周辺の山では、トレイルランニングやトレッキング、サイクリングなど、6つのアクティビティの中から2日間で1人2つ、体験することができました。


ボルダリングなどのアクティビティも。

湖畔サウナと、メロウな音楽、焚き火に酔いしれる夜

 初日のアクティビティを体験したあとは、しばしの自由時間。何をして過ごそうか迷っていた筆者でしたが、木崎湖の湖畔には、常設のサウナ【SAUNA STAND KOKAGE.】があるとのこと。ふたたび着替え、サウナに入り、室内で一緒になった参加者と歓談しながら、ロウリュを体験。


アクティビティが終わったら、湖畔のサウナへ。

「もう限界……!」という状態で外に出ると、なんと水風呂は「木崎湖」そのもの。冷たい水が心地よく、夕暮れの湖畔の景色とともに、最高のととのいタイムを過ごせました。


木崎湖が、水風呂に!

 そして夜は、お楽しみの音楽の時間。薄暮のライブ出演は、アーティストであり文筆家としても注目を集める、シンガー・ソングライターの柴田聡子。


シンガー・ソングライターの柴田聡子さん。

 彼女が以前、木崎湖を訪れた際に感じた思いをつづった『Kizaki Lake』など、1時間のパフォーマンスを披露。途中、柴田さんは感極まって涙をこぼす姿も見られました。


夜の雰囲気は、幻想的に。

 続いて、夜がふけて出演したのは、ラップとメロディをシームレスに行き来するサウンドが人気のMC、Daichi Yamamoto。


熱狂のステージとなった、MCのDaichi Yamamotoさん。

「盛り上がりたかったら、みんな前に来て!」という彼の一言をきっかけに、チルモードだった会場の雰囲気は、一変。演者がステージから下りてきて、観客と一体となって盛り上がるなど、ボルテージは最高潮に。会場で踊り楽しむ参加者の姿が印象的でした。


踊らないと、始まらない。

 ライブが終わると、筆者は焚き火のもとへ。2組のアーティストによる美しい音色の余韻に酔いしれながら、焚き火の音とぬくもり、湖から聞こえる波の音、そして虫の音……。なんとも言えない心地よい音色の合奏に包まれながら、2時間ほど、焚き火を楽しみました。


焚き火には、癒やしの効果がある。

 ほかの参加者たちは歓談しながら、会場に置かれた巨大ジェンガを楽しんだり、恋バナをしたり、誕生日の参加者を見つけるや「ハッピーバースデー!」の大合唱でお祝いしたり……。


夜は、巨大ジェンガで盛り上がった。

 筆者が知っている日本の「楽園」は、新潟・苗場のフジロックだけだったのですが、木崎湖の湖畔に、もうひとつの「楽園」をみつけることができました。


会場では、奄美大島の伝統工芸である泥染め体験などのワークショップも!

 そして、参加者はそれぞれ、ザ・ノース・フェイス貸し出しのテントに宿泊し、就寝。


会場は、ザ・ノース・フェイスのテントでびっしり。

湖のまぶしさと、黄金色の稲穂に癒やされる


朝はヨガで、心と体を整える。

 2日目の朝は、ヨガからスタート。慣れないながらも、見よう見まねでヨガをしてみると、気づいたら汗だくに。日差しとともに、心地よい朝を感じることができました。


いざ、グラベルサイクリングへ。

 2日目のアクティビティで筆者は、アメリカ発祥の新しいサイクリングスタイル「グラベル」を体験。ヘルメットを装着し、キャニオン社のグラベルロードバイクに乗って、木崎湖周辺の未舗装路などを一周12キロ、爽快に駆けめぐりました。


黄金に染まった稲穂のあぜ道を、走る。

 湖畔を一周したことよって、思わぬ観光気分を味わえました。湖の景色、黄金色に染まった稲穂のかがやき、地元のおばあちゃんたちと交わす温かな挨拶……、先導してくれたキャニオン社のスタッフさんも気さくで優しく、「サイクリングって、こんなに楽しいんだ!」という気持ちになりました。


湖畔の美しさに、癒やされながら。

「グラベル」を体験したあとは、10分ほど歩いて近くのスーパー銭湯【ゆ~ぷる木崎湖】へ。あつあつの銭湯と、ひんやりした水風呂の交互浴で、疲れた身体を癒やし、心も体もリフレッシュ。こうして、帰路につくことができました。


木崎湖でゆっくり、お昼休憩。

 サップ、湖畔のサウナ、心地よい音楽ライブと長野のクラフトビール、焚き火、ヨガ、サイクリング……。木崎湖の美しく雄大な自然のなか過ごした、非日常のひとときを体験する旅。ことしナンバーワンとも言える、素晴らしい2日間になりました。


またいつか、木崎湖へ行ってみたい。

 次回の開催は未定ですが、またきっと、このような「地上の楽園」が戻ってくるはず……! ぜひ、今後の「ザ・ノース・フェイス」の動向を、チェックしてみてください。

MOUNTAIN FESTIVAL 2024

https://www.goldwin.co.jp/tnf/special/mountainfestival/

文=CREA編集部

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