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グランドオープン! 軽井沢【万平ホテルの朝食】憧れのメインダイニングルームで迎える別世界ブレックファスト

CREA WEB / 2024年10月5日 11時0分


世にも美しい朝食がある。

 心地いい秋風のもと、本格的な行楽シーズンが到来! 旅に出る方も多いのではないでしょうか。

 旅先の楽しみのひとつといったら、朝ごはん。ブッフェもいいけれど、優雅にアラカルトやセットメニューに身を委ねてみたら、そのホテルの魅力がもっと深まります。

 この秋、ぜひ食べてみてほしいホテルの朝ごはんを集めました。

 今回は、グランドオープンを迎えた「万平ホテル」!


空間丸ごと味わいたい極上の朝食時間


万平ホテル。

 大規模リニューアルを経て、10月2日にグランドオープンを迎えた軽井沢「万平ホテル」。130年の歴史は、まさに避暑地・軽井沢の歴史とともにあり、日本屈指のクラシックホテルのひとつです。

 ホテルのファンの中には、万平ホテルが変わってしまうのではないかと不安だった方もいるかもしれませんが、ご安心を! うれしいほど、以前からの格式、様式美、そしてどこか愛らしい様子は変わりません。


メインダイニングルームのステンドグラス。

 朝食をいただくのはメインダイニングルーム。浅間山の噴煙や参勤交代が描かれた和洋折衷のステンドグラスが迎えてくれ、こちらはロビーからも見ることができます。


メインダイニングルーム。

 そして、メインダイニングルーム。夜はクラシックホテルらしい伝統のフランス料理をいただく場所ですが、朝の爽やかさを纏うと雰囲気が変わります。高い天井は3色の板をランダムに貼り合わせ、どこか抜けのある空気。

朝日射すサンルームもおすすめ!


通称・サンルーム。

 もし空いていたらぜひ狙いたいのが、奥にある窓辺の空間、サンルーム。大きな窓に向かった席の向こうはガーデンで、朝日が明るく満ちています。

 また、重厚なイメージのメインの部屋から、黄色と紫色を合わせたポップな空間に替わるのも楽しいのです。床のタイルのモザイク柄もかわいいです。


朝食のメニュー。

 大正時代から使われているという朝食メニューのイラストは高原の花々が繊細なタッチで描かれ、ぐっと心を掴まれます。

卵料理は見目麗しいオムレツを


「アメリカンブレックファスト」5,000円。

 朝食は、卵料理を中心としたセットメニュー「アメリカンブレックファスト」が人気です。卵料理はボイルドエッグ、フライドエッグ、スクランブルエッグ、プレーンオムレツからセレクト。シェフが軽井沢中にたくさんあるソーセージ類のお店からよりすぐった、ベーコンとソーセージが添えられます。


オムレツの美しさたるや!

 一番人気はやはりオムレツです。表面は焼き目ひとつなく、ハリがあってスベスベ。思わず歓声があがる美しさです。


中はとろり!

 ナイフをそっと入れると、表面の層がいかに薄く繊細かが分かります。卵は3個ほど使い、クリームなどは使わずに、おいしい卵をトロトロに仕上げているのです。調理時間は約1分!

 卵料理のほかには、ジュース、スモールサラダ、フルーツ&ヨーグルト、3種類のブレッド(写真はトースト、クロワッサン、マーマレードデニッシュ)とオリジナルジャム、コーヒーがつき、大満足。

シェフおすすめのクロックムッシュも


「クロックムッシュ サラダを添えて」2,600円。

 もうひとつ、シェフがこっそり教えてくれたおすすめが「クロックムッシュ サラダを添えて」。クロックムッシュとは、ハムとチーズを挟んだホットサンドです。

 こちらでは「軽井沢デリカテッセン」のロースハム2枚の間にフランス産のグリュイエールチーズを挟み、澄ましバターで焼いた後にオーブンで仕上げるという丁寧さ!

 まず、品よく3等分に切られているのは、年配の方も子どもたちも食べやすいようにという心配り。食べてみればサクッと軽やかな歯ざわり、旨みのあるハムの間からじゅわりと広がるチーズの味と、格別な朝ごはんになりそうです。


サービスも万全!

 クラシックホテルならではの、あたたかみと格式のあるサービスに「泊まってよかった!」と心から思える万平ホテルの朝。必ずや忘れられない旅になります。

万平ホテル「メインダイニングルーム」


2つの世界観。

所在地 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925 万平ホテル アルプス館1F
電話番号 0267-42-1234
営業時間 朝食7:00~10:00(L.O.9:30)、ランチ11:30~14:00(L.O.13:30)、ディナー17:30~21:00(L.O.20:30)
定休日 無休
https://www.mampei.co.jp
※宿泊者以外も席に余裕があれば入店可能(ただし予約不可)。別途サービス料がかかります。

文=北條芽以
写真=橋本 篤

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