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軽井沢【万平ホテル】「カフェテラス」で“伝統のアップルパイ”、ロイヤルミルクティーで贅沢ティータイム

CREA WEB / 2024年10月5日 11時0分


お茶をする喜びが詰まっている。

 10月2日、軽井沢が誇るクラシックホテル「万平ホテル」が、長いリニューアル工事を経てグランドオープンを迎えました。

 数々の名物が生まれ、ジョン・レノンをはじめとする多くの著名人に愛された「カフェテラス」は既にファンで賑わっています。

 秋の軽井沢を訪れる「理由」になる、この素晴らしいカフェへ!


軽井沢の自然を間近に感じられるカフェ


グランドオープンした「アルプス館」。

 開業130周年を迎え、大規模修繕期間を経てグランドオープンしたばかりの「万平ホテル」。軽井沢駅から車で10分ほど、中心地からも徒歩で行かれる、まさに軽井沢らしい、まるで絵のようなホテルです。

 宿泊や「メインダイニングルーム」でのディナーにも憧れますが、初めての万平ホテルなら、「カフェテラス」は外せません。


「カフェテラス」内観。

 アルプス館の1階、ロビーからすぐのところにあるのが、「カフェテラス」。雰囲気や配置はリニューアル後も変わらず、右奥の席がジョン・レノンが座った席として、まず埋まります。大きな窓の向こうは高原の緑。秋には紅葉を楽しめるでしょう。

名物はやはりアップルパイ


「伝統のアップルパイ アイスクリーム添え バニラアイス」1,800円。

「万平ホテル」の代名詞ともいえるデザートが、アップルパイです。信州・軽井沢らしい、地元の紅玉をたっぷりと使っています。紅玉は甘いだけでなく酸味もしっかりとあり、リンゴらしい爽やかさ。諸説ありますが、ホテルがGHQに接収されていたころに誕生したレシピといわれています。


美しい断面。

 リンゴを切る厚さから、シナモンやレーズンの加え方のバランスは、長年培われてきた黄金比! パイはサクッと焼き込まれ、その香ばしさとリンゴのフィリングのみずみずしさのメリハリがたまりません。

 また、ほとんどの人がアイスクリームを添えたメニューを注文。温かいパイと冷たいバニラアイスクリームを一緒にいただくのが至福です。ちなみにミルクティーのアイスクリームを添えたメニューもあり、そちらもファンが。

信州の果物を存分に味わえるタルト


「季節のタルト」1,500円。現在はナガノパープルのタルトを提供中。

 こちらも大人気のメニュー「ブルーベリータルト」です。10年ほど前に誕生したメニューで、ブルーベリーのコクのあるおいしさをシンプルに味わえます。

 タルトの中にはアーモンド生地を敷き詰め、ここにもブルーベリーが入っており、加熱したベリーの深い甘さを楽しむパート。そしてその上にはカスタードクリームをのせ、その上にフレッシュのブルーベリーをこんもり。すっきりとした生クリームも添えられていて、なんとも贅沢です。

 ブルーベリーは大粒で甘く熟したものを厳選しており、そのまろやかな甘さにびっくり。

懐かしい雰囲気のプリンもかわいい…!


「クラシックカスタードプリン」1,100円。トッピングのフルーツは季節によって変わります。

 密かなファンが多いのがプリンです。足つきの器に入って、たっぷりとフルーツや生クリームが添えられておめかししたプリンは、懐かしい固め。卵の力でまさに「プリンッ!」としています。

 まるでプリンアラモードのような贅沢なプリンはクラシックホテルによく似合うのです。

1杯でほっと贅沢気分のロイヤルミルクティー


「ロイヤルミルクティー」1,300円。

 もうひとつクラシックホテルらしさを感じられるのが、ロイヤルミルクティーです。アッサムティーの茶葉を使い、濃厚なミルクで煮出したもので、仕上げには生クリームを。1杯でとてもリッチな気分になれるお茶なのです。こちらも昔からリピーターが大勢います。

 そしてケーキ類もそうですが、伝統のすずらん柄のティーセットが愛らしいこと! こちらは10年前の120周年に復刻したモチーフで、ファンを喜ばせています。


テラスの間近にモミジの木が。

 紅葉の季節を控えた軽井沢。「カフェテラス」はお茶を飲むだけでもクラシックホテルを満喫できる最高の場所です。ワンちゃんの同席もOKなテラス席も充実しており、紅葉を眺めながらぜひ最高のティータイムを過ごしてくださいね。

万平ホテル「カフェテラス」


窓の外には四季折々の風景が。

所在地 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925 万平ホテル アルプス館1F
電話番号 0267-42-1234
営業時間 9:30~18:00(L.O.17:00)
定休日 無休
https://www.mampei.co.jp/
※別途サービス料がかかります。予約不可。

文=北條芽以
写真=橋本 篤

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