名門ホテルを味わい尽くす! ホテルライフ満喫術「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」
CREA WEB / 2024年10月18日 11時0分
ハワイで五感を満たす大人のリトリート旅へ
ハワイには魅力的なホテルがたくさんあります。立地がよかったり、レストランやスパが充実していたり、伝統や文化を感じることができたり、ホスピタリティに優れていたり……。
長い渡航歴の中でいろいろなホテルを訪れましたが、なかには「また帰りたい」と深く記憶に残るところも。そんな「ここでしか体験できない!」と思わせてくれるホテルをリピートしています。
さて、この夏、私は1つの仕事を終え、「とにかくゆっくりしたい」「静かな場所で五感を研ぎ澄ましながら、これからのことを考えたい」という気持ちでいっぱいに。
目的が決まれば、さっそくホテル選びです。ハワイの魅力をダイレクトに感じることができ、感性を豊かにしてくれるホテルがいいな。ということで、今回選んだのは「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」。
ホテル内で大半の時間を過ごすリトリート旅は、「ホテル選びで旅の満足度が決まる!」といっても過言ではありません。そして、どう過ごすかもとても重要。こうした点を大切にしたら、この夏、素晴らしい思い出がまた1つ増えました。
そこで今回は、長年の旅経験で培った私のホテルライフ満喫術と、この夏カハラホテルで過ごした経験を踏まえ、「大人のリトリート」をプランニングしたいと思います。
旅プランをお届けする前に、まずはホテルステイを格上げする、とっておきの秘密を1つ。それは、お気に入りの一室をリクエストすること。私は運命の部屋を見つけたら、予約の際に「部屋指定」しています。自分だけの特別な場所に帰れる幸福感は、それだけで旅の価値を高めてくれるのです。
本当は秘密にしておきたいところですが、今回プランを立てるにあたり、読者のみなさんにだけこっそりカハラホテルの最愛ルームをご紹介しますね。
ビーチ至近の絶景ルーム
◆オーシャンフロントラナイ Room1234
過去には、ほかのタイプの部屋にもいろいろと宿泊しました。どれもとても素敵でしたが、ど真ん中で好みなのが、ここ!
場所は、ビーチを目の前にした2階建ての棟の上階部分。海との距離が近く、心地よい波の音が聞こえます。部屋の真横にある階段を降りていくと、すぐにビーチへ出ることもできます。それでいてプライバシーが守られている安心感があり、すぐ横に立つプルメリアの木からは甘い香りが風にのってふわりと流れてきます。
夜には、ラナイから満天の星を眺めることも。夜も明るいワイキキとはまた異なる世界で、まるでネイバーアイランドに来たかのよう。私にとっては、カハラホテルの魅力を最も感じる部屋なのです。
今年は、開業60周年ということでお部屋がリノベーションされていて、快適さが増していました。そんな素晴らしい部屋を舞台に、改めて「ホテルライフを目的とした3泊5日の旅」のプランをお届けします。
【DAY1】到着日はホテルでのんびり過ごす
ハワイに着いた高揚感でいっぱいの到着日。ホテルに着くと、ロビーの美しいシャンデリアが迎えてくれます。
チェックインまでまだ時間がある場合は、さっそく敷地内を散策。まずは、ロビー横にあるテラスへ。ロッキングチェアに揺られながらプールエリアやその奥に広がるビーチを眺めていると、気持ちいい! 風にそよぐヤシの木を見て思わずこぼれたのは、「ただいま」の一言。
散策したあとは、ビーチフロントにあるレストラン「プルメリアビーチハウス」へ。フルーティでハワイらしい「パパイヤカップに入ったカレー風味のチキンサラダ」はいかがでしょう。クランベリーやマカダミアナッツも入っていて、食感まで楽しいですよ。
移動後にはもっとさっぱりめなもののほうがいいなら、パイナップルを器にした「ハワイアンスタイルアサイーボウル」もおすすめ。
このように、到着して最初に口にするのは「ハワイらしいもの」がマスト! 旅気分が高まります。
チェックインの時間になり、部屋に入ったら、ラナイに出て思いっきり伸びをして、美しい自然にご挨拶。のんびりしたいところですが、まずは荷解きと居心地のよい空間作りをスタート!
洗面台にスキンケアアイテムを並べたり、ベッドサイドに就寝前に使うものをセットしたり、ワンピースやボトムスは洋服掛けへ。チェストに見立てたスーツケースをバゲッジラックの上に置き、Tシャツや下着類、水着などを入れたそれぞれのポーチをその中に並べれば、一目でわかって便利です。
出発前のパッキングの際に、アイテムごとにトラベルポーチに収めておくと、到着後の整理整頓が楽ですし、滞在中の快適さも◎。
シャワーを浴びてスッキリしたら、ウェルカムスイーツのカハラホテル特製「チョコレート・マカダミアナッツ」をいただきながら、ゲスト用アクティビティの内容やスケジュールなどを確認。翌日の朝に参加したいものを発見したら、予約も抜かりなく!
到着日は移動疲れが出やすいし、日頃の疲れも癒やしたい。日差しが強いうちは部屋のラナイで過ごして、少し涼しくなってきたらプールサイドで読書タイム。のんびりしましょう。日焼けも最小限に抑えることができますしね。
部屋に戻る前に、館内の2つのギフトショップに寄るのも忘れずに。まずは、ホテルのロゴ入りオリジナルアイテムやスイーツなどがずらりと並ぶ「シグネチャーショップ」へ。最終日に慌てなくて済むように、どんな商品があるのかお土産チェック。
次に訪れるのは「カハラ・ブティック」。ここには、ハワイメーカーの「デイビッド・シェパード・ハワイ」のアロハシャツが種類豊富にあるんです。個性的で美しいパターンが目を引くセンスあるデザイン。特に紳士用がおすすめ! 滞在中に着るシャツをこちらで新調するのも素敵ですよ。
部屋のラナイでサンセットにうっとりしたあとは、ディナータイム。カジュアルに楽しみたいなら、再び「プルメリアビーチハウス」へ。プール側にあるバーカウンターで、美しいカクテルをいただきます。ここは居心地もgood。
おすすめは、「アイランド・ベントー・ボックス」。幕の内弁当のような器に、ホテルのシグネチャー的なメニューが少しずつ入ったものです。ボリュームがあるので、2人でシェアするのもあり。
大人の夜を楽しみたいなら、ロビー横にある「ザ・ヴェランダ」へ。曜日や時間帯によっては、ハワイアンミュージックの生演奏を聴きながら、カクテルや軽食を味わうことができます。
到着日は、持参したリラックス系の入浴剤を入れてバスタイム。時差ボケ防止もかねて、早めにベッドに入るのがお約束。翌日に備えて、おやすみなさい。
【DAY2】大自然を感じながらヨガや美食を堪能
滞在2日目は、「ご褒美DAY」。心ゆくまでこのホテルを味わい尽くしたい。朝はルームサービスからスタート。
すっぴん全開! リラックスモードのまま、ラナイで爽やかな風に吹かれながらいただく朝食は、何ものにも代え難い自分へのご褒美です。この時間のために持参したルームウェアは、新調したもの。リラックスという割に、気合入ってます(笑)。
そろそろ身体を動かしましょうか。簡単に身支度をして、ヨガクラスへ。場所は、ビーチに面した芝生の上。仰向けになり、目を閉じて頭を空っぽに。そっと目を開けると……澄み切った青空とプルメリアが。この瞬間! 肩の力がさらに抜けていきます。
クラスは英語ですが、身振り手振りでサポートしてくれるので、安心して受けられますよ。
そのあとは、事前に予約しておいたスパへ。予約は、太陽が高い正午から15時くらいの時間帯に入れるのがおすすめ(日焼けしやすい時間帯はおこもりが一番)。「ザ・カハラ・スパ」のセラピストには日本人の方もいらっしゃいますし、技術力が高い!
アクティブ派の方は、穏やかなビーチへ。美しい砂浜を散歩したり、プールサイドのチェアで読書もいいですよね。
さて、午後のひと時。まどろみの中で食べたくなるのは、ひんやりスイーツ。プールサイドにある「シーサイドグリル」のアイスクリームサンドを、ぜひオーダーしてみてください。これ、アメリカンな見た目が絵になるかわいさ。ホットドッグなどの軽食もあります。
ご褒美DAYの締めくくりは、少しドレスアップして「ホクズ」でディナー。サンセットを楽しめる早めの時間帯に予約を入れるのがマイルールです。
世界的に有名な「フレンチランドリー」や「パー・セ」などのミシュラン星付きレストランで腕を振るってきた名シェフが作るコースが、とにかく絶品! 味わい深いおいしさに口角が上がりっぱなし。
ちなみに、最初に出てくるパンとアヒディップ。これ、昔から変わらないファンの多い一品。手が止まらなくなるおいしさなので、食べ過ぎ要注意です。
【DAY3】無料シャトルバスで人気スポットへ出発!
3日目は、お出かけDAY。ゆっくり起きて、ウェルカムフルーツを口にしたあとは、ホテル敷地内を散歩。
さあ、どこへ行きましょう。ホテルの無料シャトルバスを利用して出発です。行き先は、「カハラモール」「ワイキキ」「アラモアナセンター」のいずれか。今回は、一番近いカハラモールをご案内しますね。
お土産探しにぴったりな大型ショッピングモール
◆カハラモール
閑静な高級住宅地エリアに位置する、地元に根ざしたショッピングモール。のんびりしたアロハなムードがいい感じ。
■【行くべきお店リスト】
■●ホールフーズ・マーケット
身体にやさしいアイテムが揃う、大人気の自然派スーパー。オリジナルのエコバッグは使いやすいサイズで値段もリーズナブル! お土産におすすめです。
ハワイ産のハチミツや話題のヘルシースナックなどもチェックして。作り立てのデリやアメリカンサイズのピッツァをテイクアウトして、モール内のテーブルでブランチするのも楽しいですよ。
■●ロングス・ドラッグス
カハラ店は、より生活に根ざしたアイテムが豊富な店舗。お土産や日用品、生活雑貨をリーズナブルな価格で手に入れるなら、ここは外せない。ハワイ産のコーヒーやチョコレートは「ドン・キホーテ」に負けないお得な価格です。アメリカならではのホワイトニング歯磨き粉も要チェック。
■●ザ・コンプリート・キッチン
ハワイ生まれのキッチングッズ屋さん。ハワイらしいスパム柄のアイテムは、お土産にgood。カラフルなお菓子作りアイテムも見逃せない。
■●ソーハ・リビング
ハワイ生まれの人気雑貨店。季節ごとのイベントに合わせたディスプレイは必見。文具や雑貨、キッチングッズなど、オリジナルアイテムも豊富です。
■●セフォラ
コスメのセレクトショップ。日本未上陸ブランドを中心にチェック! コスメ好きにはたまらない空間です。ワイキキ店やアラモアナ店では売り切れのアイテムが見つかることも。
■●プレッツェル・メーカー
プレッツェルのチェーン店。バターの香りに誘われてつい立ち寄ってしまうお店です。一口サイズのふかふかプレッツェルがカップに入った「プレッツェル・バイト」がお気に入り。
■●スターバックス
日本未上陸のドリンクやフードをチェック。しかもこちら、ハワイ第1号店なんですよ!
ホテルへ戻ったら、館内の「アランチーノ・カハラ」でディナー。陽気な音楽に耳を傾けながら、窯で焼くピッツァや、テーブルで仕上げてくれる濃厚なクリーム系パスタなどを堪能。滞在を振り返りながら、話に花が咲く夜です。
【DAY4】ハワイの思い出を胸に最後のひとときを
帰国日の朝食は、パッキングやお土産の最終チェックなど何かと忙しいので、ホテル内のレストランが安心。「滞在中、何度来た? 好きだな〜ここ」なんて思いながら「プルメリアビーチハウス」へ。
私は朝食ビュッフェにする場合がほとんどですが、アラカルトならマストオーダーは、名物の「デリケート・シン・パンケーキ」。くるくると巻かれた薄焼きの生地に、メープルバターのシロップをたっぷりかければ、口福感倍増! ベリーをトッピングすると、味わいが増しますよ。このパンケーキはビュッフェにもあるけれど、こればかりは焼き立てに勝るものなし!
さあ、出発です。部屋のラナイから見える景色に挨拶。部屋のドアを閉める際は、「今回も素敵な時間をありがとうございました」と最後に一礼。これ、私の帰国時のルーティンです。
リトリートにぴったりなホテル選びと過ごし方。自分を労る「ご褒美プラン」をお届けしました。
心地よさを追求し、心穏やかに過ごす。そこにこだわると短い日数でも得られるものは大きい。単に楽しかった、素敵だったという感想だけではなく、心や考え方に余裕と遊び心が持てるようになった、リフレッシュした自分に出会えるはず。
周りに感謝して、また頑張ろうというエネルギーが湧いてくる、特別な時間を過ごせるあなただけの場所を、ぜひ見つけてみてください。「また来るね」という言葉が自然とこぼれる、そんな滞在になるはずです。
ザ・カハラ・ホテル&リゾート
https://jp.kahalaresort.com/Special-Packages/
『「新しい私」に出会う おとな女子ひとり旅は人生の宝物』
大人旅のスペシャリスト小笠原リサさんによる、初の旅エッセイ。「自分へのご褒美旅」「新しい自分に出会う旅」「リセット旅」とカテゴリー別に、世界各地の魅力やおすすめの場所、過ごし方などのヒントが、旅行地の情景やエピソードとともに綴られた一冊。
著 小笠原リサ
単行本、Kindle版(電子書籍)
定価 1,760円(税込)
KADOKAWA
小笠原リサ(おがさわら りさ)
ハワイ本の人気著者。運営するブログ「リサのLOVEハワイ」は、アメブロハワイ部門7年連続1位を経てオフィシャルへ。ハワイに関する情報を中心に、美容、ファッション、グルメ、ショッピングなど、リゾートトラベルの楽しみ方を発信。ハワイ渡航100回超え。ブログ、Isntagramの総フォロワーは13万人を超える。コロナ禍以降の最新ハワイを旅行者目線でまとめた著書「BRAND NEW HAWAII〜とびきりリアルな最新ハワイガイド〜」のほか、2024年6月20日には著者初の旅エッセイ『「新しい私」に出会う おとな女子ひとり旅は人生の宝物』が発売。
ブログ「リサのLOVEハワイ」 http://ameblo.jp/risa-celeblog/
Instagram https://instagram.com/risahawaii/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCdHpB8GRafF82FTPlH9Mohg
文・撮影=小笠原リサ
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