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自宅調理の限界を突破してくれるミキサーやプレスグリル方式のトースターなど超進化調理家電5選

CREA WEB / 2024年10月23日 11時0分

 ここ数年、外食よりもおうちご飯を楽しむ人が増えています。そんな時代の流れに寄り添うように、おうちご飯をよりオシャレに、本格的に味わえる調理家電が続々登場。高性能なキッチン家電が一つあるだけで、味も気分もぐっとアップ。一歩進んだ食欲の秋を楽しみましょう。


食パンを美味しくトーストするプレスグリル方式のトースター

●abien「abien BREAD GRILL」


abien「abien BREAD GRILL」27,500円。

abien「abien BREAD GRILL」

27,500円
https://breadgrill.abien-jp.com/

 食パンを徹底的に美味しくトーストすることにこだわった、プレスグリル方式のトースター。表面はパリッと、中はもちもちふわふわの焼き上がりを実現したのがabien「abien BREAD GRILL」です。

 上下2枚のヒーター内蔵プレートをパンの表面に密着させて焼き上げることで、パンの耳や表面をカリッと香ばしく。一方で、食パンをプレートで蓋をするような構造のため、パンに含まれる水分や素材の香りを閉じ込めてグリル。さらに精密な温度コントロールで、パン内部は“もっちり、ふわふわ”に焼き上げます。


パンの耳や表面はサクッとパリッと、中はモチっとふわふわに焼き上がる。

 おいしさの秘密は、遠火効果で内部をしっかり温める輻射熱と、温めた空気による対流熱、さらには独自のサーキットヒーター内蔵プレートによる「直火(伝導熱)」を加えた3つの熱源によるプレスグリルにあります。プレートからの伝導熱で食パンの表面をこんがりと焼き上げながら、小さい庫内を活かして効率よく輻射熱・対流熱で芯までしっかり温めます。

 これは一枚専用だからできること。一枚をしっかりと密閉し、熱効率の高さから焼き時間を短縮することで、パンに含まれる水分の蒸発を抑え、中はふわもち、外はカリッとした食感を生み、食パン本来の美味しさを徹底的に引き出します。


食パン一枚専用のトースター。

 さらに、上下2枚のプレートに使われているのは、abien独自の「サーキットヒーター」。プレート内部に極薄の高密度フィルムヒーターを一体成型することで素早く正確な温度コントロールを実現。食材に対して理想的な火入れをします。6枚切りの食パンなら約60秒、4枚切りは約90秒でトーストが完了(余熱時間を除く)。


上下のプレートは取り外して丸洗い可能。

 上下のプレートは、独自のコーティングにより食材のくっつきを防止。スライスチーズを直接プレートに乗せて焼いてもスルっと剥がれます。また、目玉焼きトースト、ピザトースト、お餅なども気軽に焼いて楽しめます。

 食パンをワンランク上の美味しさに焼き上げるトースターで、いつもの朝を特別な1日の始まりにしましょう。

水分が少なくても攪拌できるハイパワーミキサー

●シャークニンジャ「Ninja Twisti ミキサー」


シャークニンジャ「Ninja Twisti ミキサー」19,800円。

シャークニンジャ「Ninja Twisti ミキサー」

19,800円
https://www.sharkninja.jp/ninja/blenders/twisti/

 アーモンドバターやエビのビスクスープなど食材が固くて水分が少ない料理は、自宅での調理を諦めていた方も多かったかもしれません。そんな自宅調理の限界を突破してくれるのが、今回登場したシャークニンジャ「Ninja Twisti ミキサー」です。

 ハイパワーの1100Wモーターと、独自の強靭なステンレス8枚刃を搭載しているため、大量で水分の少ない材料でも、圧倒的な攪拌力で高速回転を維持し、途中で止まる心配はありません。


1100Wのハイパワーモーターと独自の強靭なステンレス8枚刃を搭載。

 さらに、日本の製品にはない内蔵型タンパーを採用したことで、ピッチャーの上部につかえた材料を押し込むことができ、より滑らかでムラのない仕上がりを実現しました。


2本のスティック状になっているタンパーを攪拌中に回して、上に上がってくる食材を押し込むことで、ムラのない仕上がりにできる。

 さらにオイルや水などの液体を加えることができる投入口がついているので、タイミングを見計らって撹拌途中で投入することも可能。


撹拌途中でも上部の投入口から調味料などを投入可能。

 本体には5つの自動プログラムを搭載しているので、作りたいメニューに合わせてスタートすれば自動でストップ。例えば、「エクストラクト」ボタンを押せば、フルーツや野菜の種や皮までもパワフルに撹拌。「スムージー」なら、フルーツや野菜を滑らかな仕上がりのジュースに。

「フローズン」は、凍らせた果実や氷をシャリシャリのフラッペに。「スプレッド」は、ケーキ生地やディップなど液体が少ないレシピも手軽に調理。「ボウル」は、アサイーボウルやスムージーボウルなどを手軽に調理。

 このように、ボタン一つで撹拌の長さやリズムを変えて滑らかな仕上がりにしてくれます。もちろんマニュアル操作も可能です。


自動メニューは5つあり、それぞれに必要な時間はスタートボタンを押すと本体の液晶部分に表示される。

 例えば、大量のアーモンドと少しのオイルで作るアーモンドバターは、タンパーを回しながらエクストラクトメニューで撹拌すれば、1分半ほどで滑らかなアーモンドバターが出来上がります。野菜やフルーツの皮も丸ごと攪拌してしまえば、栄養豊富かつゴミ削減といいことだらけ。これはハイパワーミキサーならではのワザ。

 お手入れも簡単にできる設計で、ピッチャーや刃の部分などの部品は食洗機対応。これまで家庭用ミキサーでは諦めていた本格的な調理も、美味しく、ラクに、短時間で実現可能。毎日の食卓をもっと豊かにしてくれます。

食卓をオシャレに演出する薄型ホットプレート

●アイリスオーヤマ「薄型ホットプレート IHU-A10-B」


アイリスオーヤマ「薄型ホットプレート IHU-A10-B」オープン価格(実勢価格14,080円)。

アイリスオーヤマ「薄型ホットプレート IHU-A10-B」

オープン価格(実勢価格14,080円)
https://www.irisohyama.co.jp/kitchen/ihu-a10/

 ホットプレートといえば、ヒーターがついた外容器の上にプレートを乗せたものをイメージしますが、アイリスオーヤマの「薄型ホットプレート」はプレートにヒーターを内蔵したことで薄さを実現。

 ヒーター内蔵により、プレートの温度を一定に保ち、上に乗せた食材を均一に加熱することが可能となりました。

 最も嬉しいのは、お肉など油分の多い食材を調理する際に使う「減煙」モードがあること。食卓にホットプレートを出して調理するのは、焼き立てをすぐに食べられてとてもいいけれど、煙やニオイがちょっと、という方もこれなら安心。しかも薄型は、まるでレストランのように食卓をオシャレに演出します。


ダイヤル部分で、HI、MID、LOW、WARMの温度調節が可能。

 プレートは、お好み焼きが余裕で2枚焼ける大きさだから、一度にいろいろな食材を乗せて調理可能。素早く加熱し、素材の旨みを引き出します。

 使い終わったプレートは、丸洗いOK。フッ素加工を施してあるので、こびりつきにくくお手入れも簡単です。使わない時は、脚を折りたたんでプレートを縦にすれば、キッチンのちょっとした隙間にしまっておけます。


立てかけてスッキリ収納。

 食材を美味しく、食卓をオシャレに演出してくれる薄型ホットプレート。一台あれば重宝すること請け合いです。

高い圧力を一定にかけて素材を柔らかくする電気圧力鍋

●シロカ「おうちシェフPRO」


シロカ「おうちシェフPRO」19,800円。

シロカ「おうちシェフPRO」

19,800円
https://www.siroca.co.jp/product/ouchichef/

 電気圧力鍋は、材料を入れてボタンを押すだけで本格的な料理ができる手軽さが人気ですが、それだけではありません。電気圧力鍋で調理することで、IH調理器と比べると約25%、プロパンガスと比べると約90%ものエネルギー削減につながるという実験結果も。

 さらに、シロカ「おうちシェフPRO」は、95kPaという高い圧力を一定にかけて調理することができるため、かたまりのお肉はホロホロとほぐれるほどに、魚は骨まで食べられるほど柔らかく仕上がり、食材の栄養成分を閉じ込めて逃さず、栄養満点でゴミ削減も実現可能なんです。


1~3人用タイプ、4~6人用タイプとサイズは2種類。

 美味しさの秘密は、シロカの独自のスマートプレッシャー技術。食材に高圧力を均一に加え続けることで、より味が染み込み、加圧を終えると自動で減圧します。従来の自然減圧と比べて、調理時間はグッと短縮されました。


大根の煮物の比較。シロカ独自の圧力調理技術で食材への味の染み込みがより深く、柔らかく仕上がる。(右がシロカのおうちシェフで調理したもの)。

 一台で、圧力調理、無水調理、低温調理、蒸し調理、炊飯、スロー調理、温め直し、炒め(下ごしらえ)、発酵、温度調理の10役をこなす多彩なプログラムを搭載しながら、使用する際は、食材を切り、鍋に入れ、スイッチを押すだけの3ステップ。


切った食材を鍋に入れてスイッチを押すだけで本格調理。

 扱いが厄介な豚の三枚肉やスペアリブ、イワシやサバなども、鍋に入れてスイッチを押すだけで本格派の味に仕上がります。タイマーもついているので、朝の出勤前に入れておけば、帰宅後は食べるだけの状態に。

 手軽なだけでなく味の良さも重視。毎日の食事をもっと美味しくするためにも必要な一台です。

小さなかまどをイメージした炊飯器

●バルミューダ「BALMUDA The Gohan」


バルミューダ「BALMUDA The Gohan」49,500円。

バルミューダ「BALMUDA The Gohan」

49,500円
https://www.balmuda.com/jp/gohan/

 普段のおかずもご馳走おかずも、おいしいごはんでますます嬉しい食卓に。そんな料理のおいしさと相性抜群のごはんを炊き上げて、かつ、スタイリッシュなデザインでキッチンを彩ってくれるのがバルミューダ「BALMUDA The Gohan」です。


蒸気で炊き上げる独自技術でご飯を美味しく。

 かまど炊きの美味しさを電気炊飯器で可能にしたのは、バルミューダ独自のテクノロジー。外釜に入れた水を加熱することで発生する、蒸気の力でお米を動かさず、じっくり丁寧に炊飯。お米の表面を傷つけることなく、粒立ちがよいごはんを作り出します。

 炊飯を開始すると、お米を低温でじっくり吸水。その後、一気に高温で炊きあげ、一粒一粒にうまみ成分であるデンプンを閉じ込めます。仕上げの蒸らしで、ツヤハリのあるごはんのできあがり。緻密な温度制御が、お米の甘み・香りを最大限に引き出します。

 そして、蒸気炊飯による100度を超えない加熱はお米どうしがぶつからないから、ひとつひとつの粒感があり、ほぐれやすくシャッキリとした食感を実現。


一粒ごとのハリがありながら、中はふっくらと柔らかい食感。

 搭載モードは白米モード、玄米モード、おかゆモード、炊き込みモードの4種類。それぞれのメニューに合った温度制御などで、最も美味しい状態に炊き上げます。


操作部は上部にまとめられており、ボタンとダイヤルの使いやすいシンプルなデザイン。

 小さなかまどをイメージしたデザインは、どんなキッチンにも違和感なく置くことができ、横幅242mm、奥行き266mmのコンパクトサイズなので邪魔にもなりません。ご飯を美味しく食べたいという方にはオススメの逸品です。

 この秋は、超優秀なキッチン家電で秋の味覚を調理して、楽しく美味しく新しい味を見つけてはいかが。


木内貴子(きうち たかこ)

家電量販店にいれば1日中でも楽しめる家電好き。特に美容家電やキッチン家電などの前に立つと、夢想は果てしない。趣味は台湾旅行。エンタメ、食、歴史、文化など何でも好き。

文=木内貴子

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