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台湾発干支占い 11/1~11/30の運勢【酉(とり)年】ヤル気が空回り!? まずは準備を万端に

CREA WEB / 2024年10月30日 18時0分

酉(とり)年

11月1日(金)~11月30日(土)の運勢


 思い通りになりづらいとき。空を仰ぎ、途方に暮れるような場面が出てくるかもしれません。どうにかしようと焦りすぎると、行動が空回りしやすいので、まずは落ち着くことが大切です。そして、一気に挽回しようとせず、少しずつ前進する方法を探ることで、状況を変えていくのが賢明です。

 仕事面では、“やり遂げたい!”という気持ちが募り、空回りしやすい模様。この時期のタスクは、しっかりと準備をし、計画的に進めてこそ成し遂げられるもの。闇雲に手をつけても、うまくいかないと心得て。自信が持てないときは、上司や先輩にプランの確認をしてもらったり、アドバイスを仰ぐのも有意義です。

 恋愛面では、思い通りになりづらい運気をより強く感じるかもしれません。カップルの人は、些細なことでも喧嘩になるなど、不穏な雲行き。これからのひと月の間は、デートの機会を減らすなどして、少しだけ距離を置いたほうがいいかもしれません。フリーの人は、お手軽な恋を避けるべきとき。縁結びの神様にお参りに行き、結婚につながるような良縁をお願いしてきてください。

 この時期、相性がいいのは、丑(うし)、辰(たつ)、巳(へび)年の人。

 距離を置いたほうがいいのは、卯(うさぎ)、戌(いぬ)年の人。

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

酉(とり)年

神鳥さんが授けるお守りアイテム

 足元を固め、不安定な運気から守ってもらうべく、「三脚蟾蜍」と呼ばれる3本脚のヒキガエルを飾りましょう。

「三脚蟾蜍」は、2本の前脚で財をかき集め、1本の後脚でその流出を食い止めるとされ、中華圏では招財の吉祥物として親しまれているカエルです。口にお金を咥えているのが一般的で、足元に溢れんばかりのお金が配されているものも。また、3本脚で立つ姿は、王位の象徴でもあった中国古代の土器“鼎”を思わせることから、ビジネスの発展にも効果があるとされ、日本の招き猫のように、お店の入口に飾られるなどして取り入れられています。

 日本の通販サイトでも手頃な価格のものが見つかるので、実物を飾るのが理想的。その際は、カエルの口を外に向けるのがポイントです。写真で代用する場合は、デスクマットに入れるか、折り畳んでお財布やバッグに入れて活用してください。

 吉方位は、南と東。避けたほうがいいのは、北と西。

 ラッキーカラーは、赤と紫色。避けたほうがいいのは、グレー。

酉(とり)年・基本性格

 先月に引き続き、木炭の力を借りましょう。中国語の“炭”の発音と、稼ぐという動詞“賺”の台湾語での発音が近いことから“ずっと稼ぎ続けられる”縁起物として用いられています。日本でも浄水や消臭に使われるほか、場の“気”を清めるアイテムとして取り入れている人もいるでしょう。開運アイテムとして使えるのは、真っ直ぐに伸びた木炭。人脈、資金、仕事に恵まれ、自らの働きで“稼ぎ続ける力”をもたらす効果があるといわれています。

 木炭の長さは八寸八分(約27センチ)のものが理想的ですが、手に入れにくい場合は、30センチでもOKです。長さよりも重要なのは、まっすぐであること、そして立てたときに倒れない太さであること。これをオフィスやリビングなどの目につきやすい場所に立てて飾ります。くれぐれも倒してしまうことのないよう注意してください。

 吉方位は、北と南。避けたほうがいいのは、東と西。

 ラッキーカラーは、赤と黄色。避けたほうがいいのは、白とグレー。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「玄元閣命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は30年超。台北市の饒河街夜市(饒河街220號の前)での“鳥掛”と呼ばれる鳥占いで人気を博す。現在、夜市では、鳥占いと同じ中華タロットを使った“神人占い”で鑑定中。

文=鷹見紗和子
イラスト=さじきまい

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