台湾発干支占い 11/1～11/30の運勢【午（うま）年】最強の財運が公私にわたる余裕の源に

午（うま）年

11月1日（金）～11月30日（土）の運勢

　富と好運を引き寄せ、その持続的な増加が期待できるという大好運期。金銭的な潤いが多方面での余裕につながり、万事が順調に運ぶようになるでしょう。ただし、思いがけず得た利益は、困っている人のために使うなど、“お福分け”の気持ちを忘れないようにしてください。散財も禁物です。

　仕事面では、流れに身を任せていれば、事がうまく回る好運期。金運の後押しによって昇進や昇給が叶ったり、株や投資で大きく勝ったりして、収入がぐっと増える人も出てくるでしょう。ここで大切なのは、私利私欲に走らないこと。欲をかくと、潤っていたはずの懐が一気に寂しくなる可能性大。日頃から善行を積んでいる人と交流を持ち、彼らと同じように人助けに励むなど、運の循環を心がけてください。

　恋愛面では、ちょっとした贅沢が幸福感を高めるとき。収入増となったカップルの人は、美味しいものを食べに行ったり、お相手が欲しがっていたものをプレゼントしたり、2人で使う冷蔵庫や洗濯機を新調するなど、金銭的な潤いを心の潤いに変えていきましょう。フリーの人は、高収入のお相手とのご縁に期待。仕事ぶりが怪しくなければ、過度に警戒したり、怖気付いたりせず、自然に距離を縮めていってください。

　この時期、相性がいいのは、寅（とら）、未（ひつじ）、戌（いぬ）年の人。

　距離を置いたほうがいいのは、子（ねずみ）、丑（うし）、酉（とり）年の人。

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

午（うま）年

神鳥さんが授けるお守りアイテム

　この時期の財運を余すところなく得るべく、一対の麒麟（きりん）の力を借りましょう。

　麒麟は中国の神話に登場する伝説上の霊獣で、神様が好んで乗る生き物として知られています。風水で用いる際は一対を飾るのが基本。こうすることで邪気を祓い、財を呼び込むとされています。

　素材はガラスや銅製のものが多く、ポーズにもバリエーションがありますが、お金を掴んでいる意匠がおすすめです。置物を用意するのが理想的ですが、難しいようなら画像検索をして、気に入った意匠をプリントすることで代用を。オフィスのデスクかリビングに飾ることで、災いから身を守りましょう。飾る際は、顔が外を向くように留意してください。

　吉方位は、北と南。避けたほうがいいのは西。

　ラッキーカラーは、赤と緑色。避けたほうがいいのは、黒と白色。

午（うま）年・基本性格

　客観的な視点とブレない軸を持ち、凛とした存在感をたたえる人。

　確固たる自分の意見を持っているので、周りに流されることなく、我が道を進んでいくでしょう。

　自分のなかで善悪の区別が明確で、相手が誰であれ、それが間違っているなら、ひるまず誤りを指摘。

　逆に評価されるべき事柄に対しては、ライバルであっても惜しみない賞賛を送るなど、公平で中立的に振る舞うタイプです。

　また、論が立ち、話し上手なのも特徴のひとつ。

　人の心を動かす話術に長け、プレゼンテーションや営業は得意分野。大舞台でも物怖じすることなく、おのが役割を果たすことでしょう。

　さっぱりした性格で、細かいことにこだわったり、引きずったりしないことから、クールな人に見られる場合もありますが、実際は裏表のない信頼できる人。良き友人にも恵まれるでしょう。

悟明老師（ウーミン ラオシー）

「玄元閣命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は30年超。台北市の饒河街夜市（饒河街220號の前）での“鳥掛”と呼ばれる鳥占いで人気を博す。現在、夜市では、鳥占いと同じ中華タロットを使った“神人占い”で鑑定中。

文=鷹見紗和子
イラスト＝さじきまい