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オク・テギョンとイ・ジュンギがスペシャルイベントに登場! 大ヒット韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」と「悪の花」の裏側が明らかに

CREA WEB / 2024年10月27日 11時0分


(C)STUDIO DRAGON by CJ ENM. ALL RIGHTS RESERVED.(C)avex pictures Inc.

「愛の不時着」「トッケビ」など世界的大ヒット韓国ドラマを多く輩出してきたドラマスタジオ「Studio Dragon(スタジオドラゴン)」。今年は「涙の女王」も大きな話題を呼びましたが、そんなスタジオドラゴンの作品を楽しむスペシャルイベント『K-ドラマフェス 2024 with Studio Dragon』が2024年10月12日(土)に幕張メッセ イベントホールにて開催されました。

 イベントには、2PMのメンバーであり、「ヴィンチェンツォ」で初の悪役を演じたオク・テギョンと「悪の花」で主演を務め、「百想芸術大賞」では「最優秀演技賞」にノミネートもされたイ・ジュンギが登場。ドラマの舞台裏トークから、観客との質疑応答、さらにはトロッコに乗って2人が客席に登場するなど、盛りだくさんの内容となった1日限りのスペシャルなイベントの様子をお届けします。


名シーンが繋ぎ合わされたスペシャルVTRからスタート


(C)STUDIO DRAGON by CJ ENM. ALL RIGHTS RESERVED.(C)avex pictures Inc.

 イベントの始まりを飾ったのは、スタジオドラゴンの紹介VTR。韓国ドラマ好きなら一度は見たことがあるお馴染みのロゴが出ると、数々の名作品から名シーンが繋げられた映像へと続きます。お気に入りのドラマの場面を見つけた方も多いのでは?

 最初の「ヴィンチェンツォ」ステージでは、オク・テギョンが登場。グレーのスーツ姿で登場すると会場からは歓声と拍手が。「大事な週末にこんなに観に来てくださってありがとうございます。今日は俳優としてのテギョンですが、大丈夫ですか?」とお茶目に挨拶。来日の感想を聞かれると「日本の魅力的なところは、もちろんみなさん(がいること)」と答え、会場の熱気も一気に高まりました。


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 2020年の秋から撮影したという「ヴィンチェンツォ」の思い出を聞かれると「コロナ禍の時期だったので、スタッフも全員マスクで、現場にいくと検査キットで検査しなければいけませんでした」と当時を振り返りながらも、「チャン・ジュヌというキャラクターを演じてとても楽しい時間でした」と語りました。

「ファンが選ぶ名シーン総選挙」では名シーンの予想も


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 一つ目のコーナーは「ファンが選ぶ名シーン総選挙」。事前にファンが投票した人気シーンを、10個の候補シーンから選んだ理由のヒントをもとに、どのシーンか予想するもの。正解シーンの発表はかっこよくVTR振りを決めてくれました。

 3位に選ばれた【(エピソード13より)大量の豚の血を浴び、ヴィンチェンツォを睨むシーン】を見事当てたオク・テギョンが「撮影用の血は砂糖が混ざっていて思ったより重たかったです。かなり激しく降り注ぐので体がよろけてしまいそうでしたが、一発でOKでした」と撮影時のエピソードを明かすと会場からは驚きと感嘆の声が上がりました。

 また、1位に選ばれたのは【(エピソード11より)銃口を向けられ涙を見せる、正体がバレ、家に来たヴィンチェンツォを前に豹変する場面】。オク・テギョンも「ちょっと恥ずかしかったですが、皆さんと久しぶりにシーンを振り返ることが出来て楽しかったです」と笑顔で総選挙の感想を述べました。


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 そして、「ヴィンチェンツォ」の脚本家であるパク・ジェボムさんからサプライズで手紙が届く場面も。

「ヴィンチェンツォの宿敵であるチャン・ジュヌは”オク・テギョン”でなければやり遂げることのできなかった最高のヴィランでした。オク・テギョンさんがみせてくれた情熱とエネルギーに改めて感謝いたします。韓国から日本のファンのみなさまと一緒に『ヴィンチェンツォ』の思い出に浸ろうと思います」と賛辞と感謝のメッセージが贈られると、オク・テギョンは照れた様子を見せながらも「手紙を書いてくださってありがとうございます!」と喜びを口にしました。

オク・テギョンが語った仕事へのモチベーション


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 続くファンからの質問コーナーでは、「ドラマで初めて悪役を演じてみた感想」を聞かれると、「思ったより体力面でも精神面でも辛くなることがあったんです。悪役という役柄についてずっと考えながら演じることが難しかったですね」と語りました。

 そして、もともと撮影が終わったらすぐに役から切り替えられるタイプだったにも関わらず、「ヴィンチェンツォ」については役が抜けるのに時間がかかったと話すと、撮影後のエピソードとして、済州島で海沿いを運転していた際に涙がすーっと流れたことを明かし、会場からは驚きの声があがりました。

「思ったより辛かったのかもしれないです」と当時を振り返りながらも、「次に悪役をやる時は詐欺師に挑戦したいです」と意欲を見せると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。

 さらに、「世界中を飛び回って大活躍されていますが、お仕事を頑張るモチベーションは?」という質問には「2PMというアイドルとしてキャリアをスタートさせた時からずっと、ステージを観に来てくださったり応援してくださるファンの皆さんの存在が一番のモチベーションです」と力強く答えました。そして、渡航先に持っていくものについて聞かれると「自宅から低反発の枕を持っていきます」と必携グッズを明かしました。

  ステージの後半では、トロッコに乗ってアリーナ席を回遊しながら、観客とのコミュニケーションを楽しむ時間も。トロッコに置かれたバブルガンを手にしながら、ファンの歓声に応えました。


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 最後に「今日は楽しかったですか? 僕も皆さんとお会いできて嬉しかったし楽しかったです。今年は日本の作品にも出演することになり、また皆さんと会える機会もあるかもしれません。その日まで皆さんお元気で、待っていてくださいね!」と挨拶をし、温かい拍手が送られる中、ステージを後にしました。

「悪の花」からはイ・ジュンギが登場


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 続く「悪の花」ステージでは、イ・ジュンギが登場。ベージュ色のトップスに身を包み、「日本の皆さん、お久しぶりです! 会場の雰囲気がとても素敵ですね」と爽やかに挨拶をすると、会場からはイ・ジュンギの名前を呼ぶ声が飛び交いました。

「悪の花」という作品について聞かれると、「結婚した夫の役を演じるのは初めてでしたし、夫婦間のサスペンスやスリラー、そしてロマンスもあって、みなさんの心を燃えさせるように演技をしたいと思っていました」と撮影当時の心境を明かしました。

 そして、「悪の花」でも行われた「ファンが選ぶ名シーン総選挙」。10個の名シーンの中から、5位に選ばれた【(エピソード15より)ヒソンにナイフを構え、襲い掛かるヒョンスのシーン】について「良いシーンとして選ばれたらいいなと思っていましたのでキャスト・スタッフの想いが伝わったのだなと嬉しい気持ちです」と喜びを口にしました。


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 「悪の花」の「名シーン総選挙」で1位に選ばれたのは【(エピソード11より)橋の上で泣き崩れながらジウォンに訴えかける場面】。ファンからの「子どものように号泣するシーンに胸が締め付けられました」というコメントが読み上げられると、「『悪の花』には、子どものように泣くシーンがたくさんありました。ヒョンスが感情をひとつひとつ感じていく過程を描いたドラマでもあったので、彼の感情を純粋に受け止めてほしいと思っていました」と語りました。

 さらに、「ヒョンスが感情をひとつひとつ感じていく様子を、僕がキャラクターに服を着せて表情を見せていくように作り上げていきました。僕にとって祝福のような作品でした」と作品への想いを明かすと、会場は温かい拍手に包まれました。

脚本家ユ・ジョンヒからのメッセージには感慨深い表情も


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 「悪の花」の脚本家であり、友人でもあるというユ・ジョンヒさんからも、イ・ジュンギさんへのメッセージが寄せられました。

「ジュンギさんが『悪の花』を選んでくれたことで、私が心から愛する『悪の花』という作品がつくられました。ありがとうございます。イ・ジュンギじゃないド・ヒョンスは想像すらできません。作家にとって最高のプレゼントです。ファンであり、友達としてイ・ジュンギを応援しています。作家としては、もう一度作品を通してお会いしたいですね。『悪の花』とは全く違う真新しいストーリーで」という、胸が熱くなるような愛のこもったメッセージが読み上げられると、感慨深い表情を浮かべながら、じっと耳を傾けていました。

 そして、「ありがとうございます。感動しました。想いが伝わってきました」と微笑むと「多くの製作スタッフ、脚本家、演出家の方たちがこんなに愛情をもってくれたのは、ファンのみなさんがいつも僕のことを愛してくれるからです。僕の原動力になってくれて、そして、人生のパートナーになってくれて本当にありがとうございます」とファンへの感謝の気持ちを述べると、会場からは拍手が沸き起こりました。

 続く、ファンからの質問コーナーで「俳優23年目の今、俳優としての欲は何ですか?」と聞かれると「俳優としての欲は現在進行形で持っています。その欲がなくなったらイ・ジュンギとしての存在意義もなくなってしまうと思うんです。みなさんから『欲張りすぎ』と叱られたとしても、今後も欲を持っていきたいです」と真摯に語りました。


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 さらに、「好きな言葉は何ですか?」と聞かれると、「日本語では『知らんけど』が好き!」と意外な回答が飛び出し、会場からは大きな笑いが。

 また、「ヒソンとヒョンスの2役を演じ分けるにあたり、工夫したことは?」という質問には「僕はファンの方たちの前でも、視聴者の方たちの前でも、僕が演技をしていると思われたくないんです。その人として、そこにいたいんです。だから、その人物の人生を生きていると見せる事を心がけ、皆さんに感動や驚き、謎などを感じていただけるよう日々積み重ねていました」と振り返りました。

ドラマのOSTを生歌で披露するサプライズも!


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 イベントも終盤にさしかかると「ささやかながら、みなさんにプレゼントを用意しました」と、「悪の花」オリジナルサウンドトラックより「in my heart」を披露。ドラマを代表する名曲をしっとりと歌い上げ、会場を魅了しました。

 続けて、2016年に放送された大ヒットドラマ「麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」のオリジナルサウンドトラックより「君のために」が流れ始めると、会場からは悲鳴にも近い歓喜の声が! 会場全体でイントロを口ずさむと、イ・ジュンギの美声に酔いしれていました。

 最後に「こうして楽しいステージで皆さんとお会いできて光栄です。今はツアー中ですが、来年にはまた新しい作品でみなさんにお会いできると思います。いつもそうしてくださったように、これからもそばにいてください」とファンへの愛情を示すと、ステージを後にしました。


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 イベントの終わりには、2026年に『悪の華』が日本で舞台化されることがサプライズ発表されました。2020年に韓国のtvNで放映された『悪の華』は、日本でも9週連続でNetflixシリーズTOP10を記録した人気ドラマ。公演スケジュールやキャストについては今後公開予定とのことなので、どうぞお楽しみに。

文=CREA編集部

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