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「見て見て!と逆立ちや側転を披露」ピンクベージュのスーツで愛子さまが見せた“はじける笑顔”【初の単独地方公務】

CREA WEB / 2024年10月27日 6時0分

「技の掛け方が早いですね」

 “スポーツの秋”。愛子さまの今年の秋は、初めてお一人で地方公務に臨まれた「実りの多いものだった」(宮内庁)という。

 10月11日、佐賀県の「第78回国民スポーツ大会 SAGA2024」にご臨席した愛子さま。会場で陸上競技をご覧になると、 「テレビでは感じることができない足音まで聞こえて、感激でした」と感想を述べられた。翌日の柔道競技では、選手の背負い投げが決まると、関係者に「随分ときれいに投げましたね」「技の掛け方が素早いですね」と語り、説明に大きく頷いたり、熱心に質問なさったりするなど、ご関心の高さが窺えた。


10月11日、国民スポーツ大会 SAGA2024でピンクベージュのスーツをお召しになった愛子さま(時事)

「愛子さまの初めての地方公務は、当初、9月に石川県をご訪問され、志賀町と七尾市で能登半島地震からの復興状況を視察する予定だったんですが、記録的な豪雨による甚大な被害が出たことから、急遽、取りやめになりました。そのため10月のスポーツ大会が初の地方公務となりました」(宮内記者)

 愛子さまは事前に石川県の復興状況について時間をかけてご確認なさっていたというが、予定変更となったことから、さらに時間をかけて佐賀と皇室の繋がりや国民体育大会の歴史などを両陛下からお聞きになっていたという。

 柔道についても、ルールや技などを学ばれて、関係者との会話を繋げられるように準備なさって臨まれたほどだった。

幼いころから相撲がお好きだった

 愛子さまは、幼い頃から相撲がお好きだった。実際に遊びで陛下や東宮職らと相撲を取られることが多く、技の研究をなさっていた。ご自分で考えた四股名で「愛子ぉ山~」と言いながら楽しまれていたそうだ。

 4歳の時には初めて両陛下とご一緒に両国国技館で相撲をご覧になって、星取表までつけられていた。取組に詳しいだけでなく、行司の着物や持ち物などにも関心を寄せられるほど好奇心旺盛だった。


10月20日、楽部庁舎で雅楽演奏会を鑑賞された天皇陛下と愛子さま ©JMPA

 佐賀では柔道に関して技やスピード、ルールについて質問をなさっていたが、陸上競技に関しても同様に、歩幅や手足の動かし方など、それぞれの選手の走り方にご関心を示されていたという。

 愛子さまも小学生時代は運動会では決まってリレーの選手として、ご活躍なさっていた。

「帰宅なさると、御所の庭で一生懸命に腕を振られて、何度も走る練習をなさっておられました」(元東宮職)

陛下と愛子さまの木登り

 愛子さまが、スポーツをなさったり、観戦したりすることがお好きになられた背景には、天皇家のご教育があるようだ。

 天皇家には、子どもの頃から身体を動かすことはとても大切なことだというお考えがある。

「一般の子どものように好きなところで自由にスポーツをするわけには行かない環境ですから、御所の庭などで遊びながら身体を鍛えられていました」(宮内庁関係者)


愛子さま ©JMPA

 愛子さまがご誕生になってから、まず行ったとされるのが「ナルちゃん体操」だといわれる。上皇后の美智子さまは、教育方針の「ナルちゃん憲法」とは別に、この体操を健康維持のために考案されたそうで、それが愛子さまに受け継がれたといわれる。

 ご誕生されてまだ歩けないうちは、内御所の浴室の隣の部屋で手足を伸ばしたり、曲げたりをゆっくり繰り返した。手足をぶらぶらさせて、指を結んで開くことを繰り返す。

 歩けるようになると、身体を使った遊びを積極的に取り入れられた。


2001年、雅子さまに抱かれ宮内庁病院を退院された敬宮さま ©JMPA

 天皇陛下も愛子さまも、ご家族が見守る中、庭で木登りをなさっていたそうだ。宮内庁が提供する写真の中にも、お二人が愛子さまの幼稚園ご入園前に木登りをなさっている姿が写ったものがある。

 陛下が2歳の頃には、皇居の廊下に細い角材が持ち込まれたそうだ。当時の東宮侍従だった浜尾実さんは、かつて、「宮さまは何回もその上をバランスを取りながらそっと渡っていましたが、次第に小走りに渡っては戻られるようになりました。こうした遊びの中から、身体の安定感を養われていかれたのでしょう。庭には丸太棒も置かれていて、踏まれたりぴょんぴょんと踏んだりまたがったりなさりながら足腰の筋肉をつけられたのです」と語っていた。

 この教育には、幼少期に危ないからと運動を制限されていた上皇陛下のお考えがあったと浜尾さん。

 良く知られている、上皇陛下がテニスをなさっていた姿からは想像しがたいが、子どもの頃はどちらかというと運動が苦手だったといわれ、陛下には重いものを持ち上げたり、引っ張る力などをつけさせたりしたいというお考えがあったそうだ。

「パワーを頂いて楽しませていただきました」

 こうした上皇陛下のご教育のためか、陛下はかけっこや逆立ちなどが得意になられ、愛子さまも陛下と同じように逆立ちができるまで何度も練習なさっていたそうだ。できると「見て見て!」と言って、両陛下や東宮職に逆立ちや側転を披露なさっていたという。

 愛子さまはかけっこやボール遊びも大好きで、中学ではバスケットボール部にも入部されるなど、運動神経の良さで知られている。

 成人なさってからも、ご家族でスポーツを楽しまれることを欠かさない。


2024年5月、御料牧場でサイクリングを楽しまれる天皇ご一家(宮内庁インスタグラムより)

 コロナ禍では、バドミントンをなさっていたといわれ、愛子さまは大学内でも友だちとラリーを楽しまれていた。今年の夏には、ご静養地の那須でご一家3人でリラックスされたご様子で、サイクリングをしている写真が公開された。

 愛子さまは、今回のスポーツ大会で改めてスポーツに魅せられたそうだ。競技観戦を終えられると、関係者に、 「パワーを頂いて楽しませていただきました」とはじける笑顔を見せられていた。

文=友納尚子

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