岡本翔子の星占い 【射手座】11月の運勢 「1人の女性が成功すると」

射手座

11月23日～12月21日生まれ

When one woman succeeds, three men try to block her.
「1人の女性が成功すると、3人の男がそれを邪魔しようとする」

　水星が射手座を運行するので、次々とアイデアが浮かんできますが、それを実行しようとするとなぜか邪魔が入るという星回り。あなたの考えがだれかの仕事を奪うことにならないか、注意深く調べてみるとよいでしょう。

　“出る杭は打たれる”という諺のように、目立った活動をすると足を引っ張る人もいます。11月はちゃんと活動するべきタイミングが来るまで、目立った動きはしないほうが得策です。

　今月のメッセージは、美人と名高い元ウクライナ首相、ユーリヤ・ティモシェンコが残した言葉です。彼女は政治家として上り詰める前も後も、少々きな臭いことに手を染めています。それでも政治家をめざす中で、経験してきたことだと思われます。彼女が射手座だとすると、少し親近感が湧いてきませんか。

　あなたが活躍しようとすると、足を引っ張る人々がいます。特に負けず嫌いで、いまだに昭和な価値観を引きずる男性には、近づかないほうが無難です。この名言を心に留めて、そんな事態にならないように気をつけましょう。

仕事では裏方を引き受けて

　仕事では表に出るより裏方役を引き受けるのが得策です。同僚や後輩のために一肌脱ぐという行為も、運気回復の手助けになるでしょう。そして11月下旬までに少し、身辺整理をしておくのもいい。

　11月22日（金）以降は射手座の季節が始まります。月末に向けて様々なお誘いもありそうです。非日常を体験できる場所やイベントにも出かけてみて。また射手座で新月となる12月1日（日）は、今年最大のラッキーデー。何か記念に残るようなイベントを考えたり、新しく物事を始めたりするのによい機会です。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の射手座を運行するのは11月3日（日）午後～11月6日（水）未明、11月30日（土）夜～終日まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE