岡本翔子の星占い 【牡羊座】11月の運勢 「執着しない者は世界を変えない」

牡羊座

3月21日～4月19日生まれ

No one changes the world who isn’t obsessed.
「執着しない者は世界を変えない」

　表舞台で活躍する機会があまりない時期です。それはそれでいいこともあります。社交生活につきものの、対人関係に悩まされることがないので、集中力に恵まれるからです。

　今月は世俗的な成功や収入増につながらなくても、あなたの心を豊かにしてくれるテーマを追求するのが幸運の鍵となります。また純粋に好きなことに没頭できれば、いつしか周りの雑音は消えます。

　このメッセージは、1960年代から1980年代まで女子テニス界に君臨した、カリフォルニア出身の選手、ビリー・ジーン・キングが残した言葉です。何かにちゃんと執着することで、新しい景色が見えてくる時期です。

　また仕事でみんなが当たり前に受け入れている出来事に、疑問を感じたりしそうです。少数派でいるのはタフさが必要ですが、だからこそ気づくこともあります。不器用で愚直な自分を貫いたその先に、きっといいことがあります。

自分だけのパワースポット探しを

　オフには国内の少し変わった美術館や博物館、また映画の聖地巡りをしたりしましょう。またあなただけの秘密のパワースポット探しを。そこに行けばエネルギーチャージできそうな場所があると、今を乗り越えられます。

　下旬を過ぎると、まるで視界が開けたような開放感を味わえます。懸案事項もよい方向に動き始めます。ただしお金を動かす計画はしばらく見合わせたほうがよいでしょう。愛情に関していうと、あまり語り過ぎないほうがモテる確率が高そうです。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の牡羊座を運行するのは11月12日（火）午後～11月14日（木）午後まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE