寒くなってきた、これからの季節に…“秋冬アウトドア”を楽しむあなたに贈る【プロが選ぶ50の名品～アパレル編～】

CREA WEB / 2024年11月21日 11時0分

アウトドアのプロ16名が選ぶ「いいもの」50アイテム

　秋、外遊びに最適な季節の到来です。“新しい相棒”と一緒に、外へ出かけてみませんか。

マムートの秋冬を代表するジャケット

◆マムート「アヤコプロ 2.0 ハードシェルフーデッドジャケットアジアンフィット」

アヤコプロ 2.0 ハードシェルフーデッドジャケットアジアンフィット 55,000円。

「立体裁断による美しいシルエットが特徴のマムートのハードシェルは、暖冬の街アウターにも最適」（平野さん）

　2レイヤーゴアテックスを使用し、防風・防水透湿性を備えつつ着心地はしなやか。脇下のベンチレーションで屋内での体温調整も可能だ。

アヤコプロ 2.0 ハードシェルフーデッドジャケットアジアンフィット

https://www.mammut.jp/items/1010-30291

薄くても、着心地フワッと暖かい

◆ザ・ノース・フェイス「オクトーバーミッドシャツ」

　表地は撥水性のあるソフトシェル素材、裏地は保温性と吸汗速乾性に優れるオクタフリースを使用したシャツ。

「軽くてコンパクトに畳めるので、山に登る際のミドラーとして、またタウンユースでは秋口の羽織としても活躍してくれます」（佐竹さん）

オクトーバーミッドシャツ

https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NRW62301

スースーしないフリース

◆カブー「ポーラテックジャケット」

　保温性・速乾性・伸縮性に加えて、風を通してしまうフリースの弱点を克服したポーラテック素材を使ったブルゾンジャケット。「メンズ」という記載があるが、ユニセックス対応として女性にもおすすめ。

「ソリッドカラーで潔いほどシンプルなデザイン。普段使いからちょっとしたアウトドアまで使える万能アウターです」（川上さん）

ポーラテックジャケット

https://aandfstore.com/products/19823001

火の粉と寒さ防ぐふわふわニット

◆キャプテンスタッグ「キャンプアウト難燃ニットポンチョ」

　難燃ニットポンチョは新潟の老舗ニット専門メーカー・サイフクとコラボしたもの。

「難燃素材にもかかわらず、ニットで肌にやさしいのが魅力。ポンチョはストールよりずれにくく、普段着でのアレンジも利く。屋内では膝掛けとしても使えます」（福田さん）

キャンプアウト難燃ニットポンチョ

https://store.captainstag.net/products/detail/8396

キルトステッチをよく見ると……

◆シーエムエフアウトドアガーメント「ダウンクルー」

　フロントのキルトステッチに沿ってポケット4つを配したミニマルなダウンジャケットには、650FPのダウンを封入。

「軽くて暖かいし、薄すぎず厚すぎないちょうどいいウェイトでインナーとしてもアウターとしても使えます」（岩佐さん）

ロストヒルズ

電話番号　03-5830-6225

ユニークイズザ “ベスト”

◆ケイル「バックルウィンドジャケット」

「ベストを重ね着したようなユニークなデザイン。バックルとジッパーのコンビも特徴的で、多彩なスタイリングが楽しめます」（石井さん）

　ジャケットは軽くて防風・撥水性に優れる素材で、コンパクトに収納可能。

ナイスタイムマウンテンギャラリー

03-6809-0109

毎日インナーに忍ばせたい

◆アイスブレーカー「200オアシスロングスリーブクルー」

　メリノウール100％の中厚手のベースレイヤーは、チクチクしないソフトな肌触りと自然なフィット感で着心地は抜群。

「天然素材が持つ消臭パワーで、汗の匂いも気にならない。山だけでなく、日常の保温着として重宝しています」（鈴木さん）

ゴールドウインカスタマーサービスセンター

フリーダイヤル　0120-307-560

雨も汚れも気にしない

◆フィルター017「M-65 フィッシュテールパーカ」

　台湾発ブランドのコートは、独自のナイロン生地にテフロンフルオロカーボンコーティングを施し防水性、耐汚染性、速乾性に富む。

「ロング丈ですが、軽くてコンパクトに収納できるので、秋はカバンに常備しています」（山田さん）

メディアウェブウォーク

info@filter017.jp

急な雨にはスカートがお気楽

◆フーディニ「ザスクウェア」

　急な雨、シェルはサッと上から羽織れてもレインパンツは穿きづらい。そこで便利なのがパンツの上から巻いて着用できる防水シェルスカート。伸縮性に優れ、足上げもスムーズ。

「防寒対策にも、レジャーシート代わりにも使える」（田嶋さん）

フルマークス

cs@full-marks.com

ありそうでなかった、お洒落メリノウール

◆オーエヌシーメリノ「ロングスリーブTEE」

　吸湿性や消臭性に優れるメリノウールを100％使用。襟裏のタグを廃し快適性も追求した。

「一年中着られる心地よさ、ゆったりしたシルエットのトリムTシャツのデザイン性の高さも好み。山⇔街とヘビロテしています」（平野さん）

オーエヌシーメリノ

https://www.onc-merino.com

嬉しい！頼もしい！ 3way！

◆コロンビア「クリスタルベンドインターチェンジジャケット」

　独自の撥水機能オムニシールド搭載のジャケットと、軽くてソフトな肌触りのMTRフリースベストがセットになった一着。

「シーン毎に単品orコンビと使い分けでき便利。高山の花をイメージした柄ベストも古着ライクでかわいい」（平野さん）

コロンビアスポーツウェアジャパン

フリーダイヤル　0120-193-803

ハイテクをクラシックに装う

◆マウンテンデイジープロダクツ「トレイルカーディガンアルファ136」

トレイルカーディガンアルファ136 28,600円／マウンテンデイジープロダクツ

　高い通気性と保温性のポーラテックアルファダイレクトが冬は体を温め、活動中はオーバーヒートを防ぐ。

「肘パッチ付きのクラシックなカーディガン仕立てでスポーティさがなく普段着にも合わせやすい」（四角さん）

マウンテンデイジープロダクツ

hello＠mountain-daisy-products.com

こう見えて海も山も行けるんだから

◆エフシーイー「防水テックウールレイヤードトラウザーズ」

　伸縮性に優れるソロテックスに防水透湿フィルムを貼り合わせた高機能スラックス。

「低山や堤防釣りに行けるスペックを備える一方、ハイウエストの上品なデザインも魅力。センタープレスは縫製されて洗濯後も消えないのが嬉しい」（東さん）

エフシーイー

http://fce.tools

ガシガシ使って、エイジングも楽しんで

◆ストーンマスター「SMフィールドシャツ LS HBピグメントダイ」

SMフィールドシャツ LS HBピグメントダイ 29,700円／ストーンマスター

　同ブランドの代名詞、コットン×ナイロンのハイブリッド素材を使った、速乾性と耐久性に優れるシャツジャケット。

「ナイロンには難しいとされる顔料染めで、独特の風合いやパッカリングも特徴。着るほどに味が増すのも楽しみ」（木本さん）

ストーンマスター

https://snj-store.com/pages/stonemaster

私の山のカーディガン

◆アンドワンダー「パーテックスウィンドジャケット」

　高強度ナイロンの防風・撥水性に優れるパーテックスクァンタムエアのウィンドジャケット。随所にあるリフレクターステッチも同ブランドらしい。

「年中使い勝手のいい薄手ジャケットは山のカーディガンとして愛用中」（小林さん）

アンドワンダー

電話番号　03-5787-3460

高機能フレンチを味わう

◆エーグル「フーデッドジャケット」

　防風・防水透湿性に優れるリサイクルナイロンを採用。夜道に安全なリフレクター、雨風の侵入を防ぐ裾ドローコードも。

「機能的かつシンプルながら、ステッチワークや大ぶりのフラップなど随所にエッジィなアクセントも利いています」（平野さん）

エーグルカスタマーサービス

フリーダイヤル　0120-810-378

秋冬のアウトドアシーズンに行きたいお気に入りスポット

ナイスタイムマウンテンギャラリーショップマネージャー石井統さん
●周囲1.2キロメートルを手軽に一周できるプライベート感満載の山梨・山上湖。紅葉やハイキングも楽しめる。

インテリアスタイリスト岩佐知布由さん
●山形の月山。紅葉と景色が素晴らしかった。出羽三山の1つで、パワースポットでもあります。

登山ガイド大島わかなさん
●坂戸山は新潟・南魚沼市民に愛される里山。往復3時間半。11月は紅葉に染まり、冬は雪を落とした街並みを一望できる。

エイアンドエフマーケティング川上名津子さん
●場所問わず、秋冬になれば友人と焚き火を囲んで楽しいひと時を過ごしたい。

編集者小林百合子さん
●北海道の釧路川源流部。秋に遡上してくる鮭を見ながら、ゆっくりとカヌーで川を下りたい。

フリーランスPR 佐竹彩さん
●立山黒部アルペンルートの終点、室堂です。外に出るとまるで別世界に来たかのような美しさ。約2500メートルあるので下界よりも早く9月中旬～10月上旬に紅葉を迎えます。青空と白のコントラストが美しい、新雪期や残雪期のスノーハイクもおすすめです。

山岳収集家マウンテンコレクター主宰鈴木優香さん
●群馬・尾瀬ヶ原。9月中旬からの草紅葉がとても美しく、10月に入ると池塘に浮かぶヒツジグサが色付き始める。

「namida」シェフ田嶋善文さん
●長野の乗鞍岳登山も高原ハイキングもできる好立地にある冷泉小屋。食事や住環境が整っていて快適な山小屋泊が叶う。

ジェリーズアウトフィッターズ店長冨好祥さん
●キャンプ、カヌー、釣りと北海道ならではの大自然を楽しめる朱鞠内湖。湖畔沿いでキャンプしながら紅葉を楽しめる。

スタイリスト永田哲也さん
●山梨の本栖湖から約2時間で登れる竜ヶ岳は、目の前に富士山を望む絶景スポット。近くの富士芝桜展望台では秋に花まつりも開催。

スタイリスト東美穂さん
●新潟・佐渡島はアウトドア天国。秋はイカが面白いように釣れるし、大きいヒラマサも狙える絶好の時期。

編集・ライター平野美紀子さん
●雄大な湿原が広がる長野の霧ヶ峰。静寂の白銀世界を感じる冬のハイク後は、コロボックルヒュッテでビーフシチューを食べたい。

スタイリスト福田麻衣さん
●山梨・ほったらかしキャンプ場。場内で高低差があり、山頂付近では星を独り占めできる。隣の温泉から見える朝富士も必見。

フォトグラファー山田舞さん
●福島県にある檜原西湖畔オートキャンプ場。湖畔から見る磐梯山は圧巻！バスフィッシングや冬はワカサギ釣りも体験できます。

アウトドアスタイル・クリエイター四角友里さん
●一面に草紅葉がなす黄金色の絨毯が広がる尾瀬。花に目を奪われる春や夏とは趣がかわり、秋は草や葉が主役になる季節です。

文＝平野美紀子
写真＝釜谷洋史

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