BE:FIRSTライブドキュメンタリー映画のタイトルに込められた意味とは。MANATOの“意外な”回答に会場が笑いに包まれた理由【イベントレポート】
CREA WEB / 2024年11月21日 0時0分
11月15日より全国公開されているBE:FIRSTのライブドキュメンタリー映画第二弾『BE:the ONE -MEANT TO BE-』。2023年に公開された前作『BE:the ONE』は、同年の邦楽映画にて動員・興行収入第1位を獲得し、日本公開だけにとどまらず、韓国、アメリカ、香港、マレーシア、シンガポール、台湾、タイと世界各国でも公開を果たした。
そして、映画第2弾となる『BE:the ONE -MEANT TO BE-』は、BE:FIRST がデビューしてからちょうど 850 日目を迎えた日に、東京ドームで行われた「BE:FIRST LIVE in DOME 2024 “Mainstream ‒ Masterplan”」までの彼らの日々を追いかけたライブドキュメンタリー作品に仕上がっている。
16日には、東京・新宿バルト9 シアター9で公開記念舞台挨拶が行われ、メンバーとともに本作のオ・ユンドク監督がBESTY(BE:FIRSTのファンネーム)の前に登場。イベントは、全国156カ所でライブビューイングも行われ、公開を待ち望んでいた全国のBESTYとともに映画の公開をお祝いした。
メンバーたちが振り返るドキュメンタリー映画
公開記念舞台挨拶の会場となった新宿バルト9 シアター9では、直前に上映会が行われたばかり。興奮さめやらぬ中、黒いスーツスタイルに身を包んだメンバーが登場すると、大歓声と拍手がわきおこった。
まずは、メンバーが一人ずつ観客に向けて挨拶。JUNONが、マイクがオフのまま話し始めると「わざとですよ」と照れ笑いを浮かべ、会場の笑いを誘う一幕も。
映画の感想について聞かれると、LEOは「僕らも、1個1個目の前のことに必死だったので、忘れていた日々みたいのもやっぱりある。自分たちにとってもすごいいいアルバムみたいな映画になりました。メンバーとの歩みを振り返られるような映画でもあったので、自分自身にとっても大切なものになりましたね」と感慨深く語ると「ジャイアンツのユニフォームも替えながらリハしていましたね」と、ジャイアンツ愛とともに作品を振り返った。
SOTAは「あんなに真剣ぶっていたけど、メンバーの絡みとかめちゃくちゃふざけてるやんって思いました。でも、それが俺らっぽいなと思ったり、いいところ映してくれているなと思いました。ありがとうございます」と感謝を述べた。
タイトルの“MEANT TO BE”に込められた意味
今作のタイトルにも入っている“MEANT TO BE”は、プロデューサーであるSKY-HIが考案したもので、「そうなるように運命付けられている」という意味が込められている。
タイトルを聞いた時の気持ちについて、RYOKIは「運命付けられているという意味として、今回の映画に落とし込めたのは僕たちにとっても、BE:FIRSTという7人の歴史と軌跡を辿った1つのドキュメンタリーを残せたことはすごく嬉しい。ドーム公演という、最初に掲げていたことを有言実行していく1つの形として、BESTYにも誇らしく思いますし、お互い誇らしい作品なんじゃないかなと思います」と熱い思いを述べた。
MANATOにも質問が飛ぶと「最初にタイトルを見た時に、自分の名前が書いてあるのかなと思った。(後ろのスクリーンに映し出されたタイトルを振り返りながら)アルファベットを見てほしいんですけど、ほぼ俺の(名前のアルファベットが)入っています」とタイトルの第一印象を語ると、RYOKIは「俺が真面目なこと言った後にさ……」とツッコミ。「穴があったら入りたい、俺」と照れるRYOKIに会場も笑いに包まれた。
作品の見どころを聞かれると「(東京ドーム公演)初日の初披露の『Masterplan』はぜひ何回も見てほしいなと思います。ドーム公演のために作られた楽曲でもあるので、それだけメンバー一人ひとりの気合が強くこもった1曲になっていると思います」(SHUNTO)
「珍しくBE:FIRSTにしては舞台裏でそわそわしていたりとか、ちょっと緊張しているシーンが見られるんじゃないかなと思います。ライブが始まる前の裏側の部分も注目していただけたら。いざドームの場に立つとなったら、緊張していたというよりも、緊張感がその場にあった気がする。それを感じてほしいなと思います」(JUNON)とコメント。
オ・ユンドン監督もBE:FIRSTを絶賛
RYUHEIは「映画ならではの、この音響の良さを体感してもらえたらいいなと思います。今回、SCREENX、4DXでも公開されるので、それをぜひ僕としてはおすすめしたいです。4DX大好きなので。ライブにいる感覚とはまた違った、会場では聞き取りづらい歌詞のニュアンスも映画館ではクリアに聞こえるので、そこを聞いてもらえたらと思います」と語った。
オ・ユンドン監督も「東京ドームの歴史的な現場を記録させていただく上で、技術的に何か特別なものがあったわけではないんですが、BE:FIRSTの音楽だったり音色がとても素敵だったと思います」とメンバーを絶賛。
そして、前作から今作へかけてのBE:FIRSTの進化について問われると「国立代々木競技場 第一体育館での公演から記録していますが、初めて会った時からBE:FIRSTの皆さんのことを最高だと思っていますし、ステージでもすごくかっこいい姿を見せてくれていると思っています。何が変わったと言いますと、会場の規模が大きくなるにつれ、BE:FIRSTの皆さんの影響力と、BESTYのみなさんの愛も大きくなり、それを収めるには東京ドームはまだ小さすぎると思いますので、今後全世界のスタジアムに広まっていくことを祈っています」と期待を寄せると、会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こった。
そして、話題は来月12月から4都市9公演を回るドームツアー「BE:FIRST DOME TOUR 2024-2025 “2:BE“」にも。
RYUHEIが「これは僕が言いたかったやつです」とすかさずコメントすると、会場からは期待の拍手が。「今僕たちが作っている最中ですけど、グッズが……やばい」とコメント。
SHUNTOも「これまでは、グッズに対しては(メンバーの意見が)入っていなかったことも多かったんですが、今回からは自分たちも入らせてくれとお願いをしました」と裏側を明かした。
2025年には自身初となるワールドツアーの開催も
11月3日のデビュー3周年には、自身初となるワールドツアーの開催も発表したBE:FIRST。今作のドキュメンタリー映画も前作に続き、海外での上映が決定しているという。
LEOは「実感がまだわかないですが、今までの自分たちの歩みを振り返ってもらって、その後に僕たちのライブを見ていただくこともできる、そういう貴重な機会になると思います。僕たちも海外の映画館で映画を見たことがないので、初めて海外で見る映画はこの映画にしようかなと思います」と喜びを表現した。
MANATOも「これを観たら、何がBE:FIRSTかわかるみたいな映画を全世界の人に見てもらえるきっかけがあるのは嬉しいです」と語った。
最後にSOTAがメンバーを代表して挨拶。「今日、来てくださった皆さん、今(ライブビューイングを)見てくれている皆さん、そしていつも支えてくれている全ての方、本当にありがとうございます。いいドーム公演にしたいという気持ちで走ってきて、夢の時間だったなで終わるところをこうやって素晴らしい形で、いつでも振り返られる映画として残してもらえたことを嬉しく思っています。こういう大きい形で残せたのも、いつも支えてくれているBESTYや、本当に多くのスタッフさんのおかげだと思うので、感謝しています。これからも7人で頑張っていきたいと思うので、これからもついてきてくれたらすごく嬉しいです。これからもよろしくお願いします」と感謝と決意を新たにした。
映画『BE:the ONE -MEANT TO BE-』は全国の劇場で絶賛上映中。どうぞお見逃しなく。
文=CREA編集部
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