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岡本翔子の星占い 【水瓶座】12月の運勢 「しがみつくことで強くなれると」

CREA WEB / 2024年11月30日 18時0分

水瓶座

1月21日~2月18日生まれ


Some of us think holding on makes strong, but sometimes it is letting go.
「しがみつくことで強くなれると考えるものもいるが、ときには手放すことで強くなれる」

「風の時代」という言葉が星占いの世界で使われ始めたのは、2020年末のことです。木星と土星が水瓶座の0度で会合することで、約200年続く「風の時代」が始まりました。それを加速させる星の動きが、11月下旬にありました。

 消去・再生の星、冥王星が水瓶座に入り、あなたの無意識に語りかけます。「今までの人生を一度見直し、新しくやり直すよい機会がやってきた」と。何も慌てて生活を一変させる必要はありませんが、来るべきときに備えて、自分の生活や仕事、人生そのものを再構築するアイデアを練るチャンスです。

 このメッセージは、20世紀前半のドイツ文学を代表する作家、ヘルマン・ヘッセが残した言葉です。なんとなく続けているけど、本当はもう興味を失っている仕事や人間関係などがある人には、心に響く言葉なのでは。

 多くを持たない暮らし、アイデアや利益を独り占めせずにみんなで共有する、未知の人々とネットワークを築く、などが風の時代の価値観ですが、正に12月は小さなことでもいいので、生活を少し変える試みをしてみると有意義です。

 あなたが共感するような面白い活動をしているグループやサークルなどに参加してみると、人脈が広がる予感。愛情を司る金星が水瓶座入りする12月7日(土)前後は、不思議な出会いがあったり、現在のパートナーとの関係を揺るがすような出来事もありそう。

一人でのアート鑑賞がインスピレーション源に

 冬至以降、年末まではアートに親しむのに最高です。パーティや忘年会よりも、一人で美術館などに出かけると不思議なインスピレーションに恵まれます。

 男女を問わず親友と思える人と、年末のカウントダウンを一緒に過ごすのは吉。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の水瓶座を運行するのは12月5日(木)昼過ぎ~12月7日(土)夕方まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子(おかもと しょうこ)

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE

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