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オアフ島初の大人専用ホテルも誕生! リニューアル&ニューオープン続きのハワイ【注目のホテル3選】

CREA WEB / 2025年1月1日 11時0分

 ハワイには魅力的なホテルが数多くあり、旅行の際にどのホテルに泊まろうか悩むことはありませんか? 近年、ハワイのホテル業界は進化が止まりません! 新規オープンのホテルやリニューアルで、さらに魅力的なホテルが続々と登場しています。

 そこで今回は、2024年に改装や新規開業を迎えた注目の3軒、「アウトリガー・ワイキキ・パラダイス・ホテル」「ローマー・ハウス・ワイキキ」そして「シェラトン・プリンセス・カイウラニ」をご紹介します。どのホテルもワイキキ中心部という抜群の立地に加え、おしゃれなインテリアとお手頃な価格帯が魅力です。ぜひ、次回のハワイ旅行の参考にしてみてください!


まさにパラダイス! 改装して生まれ変わった、明るくアートに彩られたホテル

◆アウトリガー・ワイキキ・パラダイス・ホテル


ハワイのライフスタイルブランド「ローラ・ピラー・ハワイ」のアーティストによる、ハワイの植物を使った写真アート。

 これまで、「オハナ・ワイキキ・イースト by アウトリガー」として親しまれていたホテルが、ロビーを含む公共エリアや客室の大規模改装を経て、2024年10月にアウトリガー・ワイキキ・パラダイス・ホテルとして生まれ変わりました。

 このホテルが位置するエリアは、かつてハワイ王国第8代リリウオカラニ女王の姪であるカイウラニ王女が住んでいた場所で、その邸宅は「楽園の庭(パラダイスガーデン)」と呼ばれていました。そこで、この由来を取り入れ「パラダイス」と名付けたそうです。


レイチェル・レイ氏によるカラフルな植物の油絵。

 2階にあるロビーは、広々とした開放感あふれる空間で、訪れる人を魅了します。壁には、ハワイのお花や植物をモチーフにした数多くのハワイ在住アーティストによるアートが飾られています。

 また、カーペットやクッションにはカラフルなデザインが施され、オープンエアな空間に流れ込むハワイの風が、元気でリラックスできる雰囲気を演出しています。


「Come Be Here(ここに来て)」のメッセージ付きのプール。

 3階(エレベーター表記では1階)のプールエリアも全面リニューアルされました。プールの底には、「Come Be Here(ここに来て)」というメッセージとサンゴ礁をモチーフにしたアートが描かれています。これは、ハワイ在住のレスリー・カリアガ氏によるもので、サンゴ礁が象徴する絆をテーマにしています。

 プールには、おしゃれなカバナやジャグジーも完備され、ゆっくり過ごすことができます。同じフロアには、最新設備が整ったフィットネスセンターも併設されています。


1ベッドルーム・スイート・パーシャル・オーシャンビューのリビングルーム。

 改装された客室は全部で5タイプあり、スタンダード、ワイキキビュー、スタジオ、1ベッドルームスイート、2ベッドルームスイートが揃っています。なかでもオススメなのは、最大4名まで宿泊可能なスイートルーム! 家族旅行などにぴったりです。

 価格は、399ドル~(時期による)と非常にお手頃です。


ハワイを感じさせるカラフルなアートが印象的。

 スイートルームのリビングルームには、4人掛けのダイニングテーブル、ソファーベッドになるソファーが備わり、広々とした快適な空間です。リビングルームも、ハワイを感じさせるカラフルなアートが飾られています。


リラックスした雰囲気が漂うベッドルーム。

 ベッドルームは、ハワイアン・タトゥー研究者であるカレフア・クルグ氏による太陽、月、星をモチーフにした壁紙で、リビングのカラフルさとは一転して、リラックスできる雰囲気を演出しています。

 さらに、ウェットバーが完備されており、シンク、ミニ冷蔵庫、電子レンジ、コーヒーメーカーが揃っています。パーシャル・オーシャンビューのスイートは、最上階である18階と19階に位置し、高速エレベーターが利用可能です。


ワイキキビューのツインルーム。

 もちろんスイート以外の客室も、スイート同様にハワイ在住アーティストによるアートやデザインが施されており、リビングルームはありませんが、ソファーや椅子が備わりとても素敵な空間です。

 アウトリガー・ワイキキ・パラダイス・ホテルは、クヒオ通りとカイウラニ・アベニューの角に位置し、目の前にはワイキキ・マーケット、隣にはインターナショナル・マーケットプレイス、そして、カラカウア通りまで徒歩2分から3分、ワイキキビーチまでは徒歩5分以内という抜群のロケーションを誇ります。


アウトリガー・ワイキキ・パラダイス・ホテルの外観。

アウトリガー・ワイキキ・パラダイス・ホテル

所在地 150 Kaiulani Ave, Honolulu,HI 96815
電話番号 808-922-5353(アウトリガー日本予約センター 03-4588-6441)
料金 ワイキキビュー 199ドル~、1ベッドルーム・スイート・パーシャル・オーシャンビュー 399ドル~、リゾートフィー1泊1室につき 40ドル+州税
https://jp.outrigger.com/hawaii/oahu/outrigger-waikiki-paradise-hotel/

オアフ島初の大人専用ホテルがついに開業!

◆ローマー・ハウス・ワイキキ


ローマー・ハウス・ワイキキのロビー。

 2024年6月、オアフ島初の18歳以上限定の大人専用のホテル、ローマー・ハウス・ワイキキがオープンしました。ホテル入口を入ると、やや暗めのトーンにオレンジ色の柔らかな光が包む、レトロな雰囲気が漂う落ち着いた空間が広がります。

 以前は、「パール・ホテル・ワイキキ」として知られていたこのホテルは、クヒオ通りから徒歩わずか1分、約70メートルという便利なロケーションに位置し、インターナショナル・マーケットプレイスも目と鼻の先です。


ロビーからエレベーターまでの通路には、アートが飾られています。

 フロントや通路には、ノースショアを拠点とする写真家アルト・サーリが撮影した、ハワイ出身のサーファー、ジョンジョン・フローレンス氏のノースショアでのサーフィン写真などが飾られており、アートやサーファー好きにはたまらない空間です。


リュクス・キング with ソファーの客室。

 客室は、シンプルながらも使いやすいデザイン。壁にはハワイの懐かしい写真が飾られており、大人の落ち着いた雰囲気が漂っています。


コーヒーセットとおしゃれなデザインのウォーターボトル。

 客室には、水色のレトロなポットと、紅茶のティーバッグのように手軽に楽しめる「スティープドコーヒー」が用意されています。

 また、100%アルミニウム製の再利用可能なウォーターボトルが付いていて、館内に設置されたウォーターサーバーからいつでも水を補充できます。


広々としたバスルーム。

 バスルームは広々としており、使い勝手抜群です。壁に取り付けられたシャンプー、ボディソープなどのほか、歯ブラシ、ソーイングセット、綿棒、コットン、シャワーキャップなど、充実したアメニティが揃っています。バスタブはありませんが、固定式とハンドシャワーの両方が設置されており、快適です。


バックヤードプール&バー。

 ホテル入口から正面にある階段を上がると、新設された「バックヤードプール&バー」があります。プールの深さは1.1メートルと浅めで、泳ぐというより、バーでドリンクを片手にリラックスしながら会話を楽しむのにぴったりの場所です。

 プールエリアでは、ヨガやフラレッスンなどのイベントも毎週開催されています。


ホテルの入口。

 ホテルの入口は、どこか日本の旅館を思わせる雰囲気。ホテル内には、居酒屋「Izakaya 855-Aloha」があります。このユニークな名前は、ハワイの公衆電話の番号に由来しているそうです。

 居酒屋では朝食と夕食が提供され、夜はお好み焼きやアワビ焼き、手巻き寿司などの日本らしいメニューが楽しめます。なお、レストランは年齢制限がなく、どなたでも利用できます。


ローマー・ハウス・ワイキキの外観。

ローマー・ハウス・ワイキキ

所在地 415 Nahua St, Honolulu, HI 96815
電話番号 808-922-1616
料金 173ドル~、リゾートフィー1泊1室につき45ドル+州税
https://www.romerhotels.com/romer-house-waikiki/

老舗シェラトン・プリンセス・カイウラニのアイナハウタワー改装完了!


改装したのは、写真左のアイナハウタワー。

 2024年5月に、シェラトン・プリンセス・カイウラニのアイナハウタワー内、全658室の改装が完了しました。このホテルは、カラカウア通りに面し、目の前には、「モアナサーフライダー ウェスティン・リゾート&スパ ワイキキビーチ」があり、どこに行くにも非常に便利な立地です。


タワーハイオーシャンビューのキングベッドの客室。

 改装した客室のベッドの奥には、スカイブルーのモンステラ柄の壁紙が飾られています。この壁紙は、ハワイを拠点とするインテリアデザイン会社の「ザ・ヴァンガード・セオリー」の創設者ミシェル・ジェイミー氏がデザインしたもので、客室を爽やかな雰囲気に演出しています。


改装した客室の調度品。

 椅子のデザインは、ハワイアン航空の機内アメニティや寝具を手掛ける「ノホ・ホーム」によるもの。ハワイらしいテイストでありながら、壁紙のスカイブルーに対して、濃紺と白の色合いが調和しています。


タワーハイオーシャンビューの客室のバスルーム。

 バスルームには、一部を除きバスタブが設置され、ハンドシャワーが備わっています。洗面台には大きなライト付きのハリウッドミラーがあり、メイクもしやすい設計です。


タワーハイオーシャンビューの客室のラナイからの眺め。

 ラナイからは、モアナサーフライダー ウェスティン・リゾート&スパ ワイキキビーチとワイキキの海が一望できます。


新設した限定6室のジュニアスイート。

 新たに追加されたジュニアスイートは、アイナハウタワーの最上階である27~29階に各フロア2室ずつ、全6室が用意されています。一部の時期には、400~500ドル台からと驚きの価格で宿泊できることもあるようです。

 ジュニアスイートは、広々としたエントランスにウェットバーが備わり、リビングとベッドルームが一体となった設計で、ゆとりのある広い空間が魅力です。


高層階にあるラナイからはワイキキの海を一望でき、ラナイで1日中過ごしたくなるほどの絶景を楽しめます。

レストラン「スプラッシュバー」は、ハッピーアワーがお得。中央から時計回りに、「スマッシュスライダータコス」11ドル、カクテル12ドル、「スピナッチアーティチョークディップ」7ドル、「トリュフフライ」7ドル。

 ホテル1階にある「スプラッシュバー」は、プールサイドに面したレストランで、2023年、2024年と2年連続でハワイの権威あるグルメ賞「ハレアイナ賞」の「ベストバーフード」の金賞を受賞しています。

 朝、昼、夕と食事を提供していますが、特におすすめは、毎日15時から17時のハッピーアワーです。ハッピーアワーの時間は、7ドルからおつまみを注文でき、ドラフトビールは通常価格より2ドル割引となっています。

 シェラトン・プリンセス・カイウラニの宿泊客は、系列ホテルのモアナサーフライダー ウェスティン・リゾート&スパ ワイキキビーチ、「ザ ロイヤルハワイアン ラグジュアリーコレクションリゾート ワイキキ」「シェラトン・ワイキキ・ビーチリゾート」のレストランやバーでの支払いを、部屋付けで精算することができ、とても便利です。

 また、このホテルでもさまざまなワークショップが開催されていますが、モアナサーフライダー ウェスティン・リゾート&スパ ワイキキビーチで行われているヨガなどにも参加できます。

シェラトン・プリンセス・カイウラニ

所在地 120 Kaiulani Ave, Honolulu, HI 96815
電話番号 808-922-5811
料金 プリンセスウィング(ノービュー)188ドル~、タワーハイオーシャンビュー298ドル~、リゾートフィー1泊1室につき33ドル+州税
https://www.princesskaiulani.jp/

宮本紗絵

2021年10月から独立し、ハワイをメインにPR、マーケティングのコンサルタントとして活動し、ハワイのホテルのPR、メイドインハワイ・プロモーションなどを担当している。それ以前は、2013年2月にハワイ州観光局PRマネージャーとして入局し、2021年9月までハワイの魅力を伝えるため、PR、マーケティング、イベント、セールスを担当。また、観光局以前は、外資系PR会社にて、政府観光局をはじめ消費財など様々な業種の広報活動に携わる。趣味は旅行。プライベートでも年8回以上北米、ハワイ、アジア、オセアニア、ヨーロッパを訪れる。これまで41カ国訪問した中で、一番好きな場所は、ハワイ・ラナイ島とイギリス・オックスフォード。イギリス・オックスフォードでは、大学院にて国際経営学を学ぶ。

文・撮影=宮本紗絵

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