お手頃なハッピーアワーが充実！ 地元スーパー「ワイキキマーケット」で買える【10ドル以下のハワイ土産】

ワイキキマーケットは、クヒオ通り山側に面したフードパントリー跡地に建つコンドミニアムの２階にあります。

　アメリカの大手小売チェーン「ターゲット」のワイキキ進出が大きなニュースとなっていますが、そのお向かいには地元スーパー「ワイキキマーケット」があります。コンセプトもセレクトもまったく違うので、どちらにも行ってほしい。

　2023年1月にオープンしたワイキキマーケットは、その場で揚げられた出来立てのマラサダや、鮮度、種類ともに抜群のポケなど、おいしいものが見つかるスーパーとして、ローカルをはじめリピーターも太鼓判を押す信頼度の高さ。

　ただ、グルメに注目が集まりがちですが、地元スーパーならではの視点でセレクトされたメイドインハワイのお土産や、あらゆる分野の企業と提携して作られるオリジナルブランド「マイカイ」商品の安定感も、もっと多くの人に知ってほしいと思います。というわけで、ワイキキマーケットで買える10ドル以下のお土産を一挙にご紹介します。

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地元スーパーとして小さなビジネスを応援！

◆ハワイのローカルブランドのアイテム

正面の看板横にある階段をあがって２階へ。

　入店すると目に飛び込んでくるのはポケバーですが、その後ろへまわると、ハワイのローカルブランドのお土産がたくさん並んでいます。

数々のフード賞を受賞しているフードランドのポケが、系列店であるこちらでも大人気。

今をときめくハワイのアーティスト作品もたくさんあります。「ジャナラム、アロハ・デ・メレ」「パンキーアロハ」など。

　地元スーパーの役割として小さなビジネスを応援しようという姿勢って、やはりいいなあ。とはいえ、ここで10ドル以下はなかなか難しかった。それでも見つけたのはこちら。「Blosswaves」の入浴剤と、マウイ生まれ「Artful Scents」のソイワックスで作られたキャンドル、同じくマウイの「Project Reef」のリップクリーム。

ナチュラルな原料で作られている「Blosswaves」の入浴剤10ドル。

「Artful Scents 」のティーライト10ドル（３個入り）。

「Project Reef」のリップクリーム8.39ドル。まだ復興中のマウイへは、特にサポートしていきたいと思います。

ハワイ伝統の絶品お菓子

◆バターもち

ワイキキマーケットで買えるバターもち（オリジナルとウベ）は各5.99ドル。

　ベーカリーでは、マラサダをはじめ、パン、フラットブレッド、ペイストリーなどをその場で焼くというこだわりよう。なかでも、ここで作るバターもちは本当に絶品なので、ぜひお土産にしてほしい。

　バターもちとは、ハワイ生まれのもち菓子。もち粉を材料に、バターやミルクを混ぜてオーブンで焼く郷土おやつのようなものです。もっちりとした生地にじゅわーっとバターが染み込んでいて、本当においしい。

　一度食べれば誰もがはまる味なのですが、家庭で作るものなので、売っているお店がそんなにないんです。ですから、バターもちをワイキキで買えるなんて感動もの。日持ちは4～5日ですので、帰国日に買いましょう。

ベーカリーコーナーには、バターもちのほかにも焼きたてペイストリーがありますので、要チェックです。

自社ブランド・マイカイの人気アイテム

◆パンケーキミックス
◆シロップ

グリーンのパッケージが目印の「マイカイ」シリーズ。マイカイとは、ハワイ語で「良いね！」という意味。値段も味も良いのが、マイカイの特徴です。

　自社ブランド・マイカイから、人気のアイテムをいくつかピックアップ。ベストセラーは、パンケーキミックス。バターミルクベースで、オリジナル、バナナ、マカダミアナッツの3種類があります。

パンケーキミックス各8.59ドル。

　併せわせて買い求めてほしいのが、シロップ類。グアバ、ココナッツ、リリコイと、トロピカルなフレーバーが揃っています。いずれも10ドル以下で買えるメイドインハワイ商品です。

パンケーキにかけてもドリンクにしてもいいシロップ。各9.99ドル。

ハワイらしいデザインの丈夫なエコバッグ

◆オリジナルエコバッグ

ワイキキマーケット限定エコバッグ。左：9.99ドル、右2点：1.49ドル。

　ワイキキマーケットのオリジナルエコバッグもあります！　サンライズともマイタイとも見えるグラデーションがかわいい、ネーム入りトートと魚デザイン、そして、波デザインのとても丈夫な3種類のエコバッグ。どれも大人っぽくて素敵。

　ワイキキマーケットはフードランド系列なので、フードランドのエコバッグも多く取り扱っています。

フードランドのエコバッグ2.99ドル、 保冷バッグ5.99ドルは、とてもお得！

ポップアップショップ限定のキャラメルも買える！

◆Sweet Brown Hawaiiのキャラメル

厳選して置かれているキャラメルの種類は人気者揃い。左：バニラマカダミアナッツ9.99ドル、右：アソートミックス9.99ドル。

　大好きな「Sweet Brown Hawaii」のキャラメルもワイキキマーケットで買えます。実店舗を持たず、ポップアップストアで販売しているキャラメル屋さんなので、ここで買えるのは本当に助かります。

　仲良しご夫婦2人ですべて手作りしている愛情の詰まったキャラメル。私の一押しはバニラ風味のマカダミアナッツキャラメルですが、お土産にするなら一番人気の箱入りのアソートを。パイナップル、コナコーヒー、シーソルト、バニラ、チョコレート、ピーナッツバターの6種類の味が楽しめるスペシャルボックスです。

老舗クッキー屋さんの新作スナック

◆Diamond Bakeryのクラッカー

「アロハ カイン クリーム クラッカー」は、１袋に127gも入っていて3.29ドル。かわいいぞー！

　最近めきめきと人気が出てきている「Diamond Bakery」をご存じですか？　素朴なクッキーやビスケットを販売する1921年創業のクッキー屋さんで、実は地元では知らない人はいないほどの老舗。

　ローカルのお茶うけといえばDiamond Bakeryで、とにかく安くてデイリーに楽しめる、なんだかとても懐かしい味。レトロなパッケージも魅力で、ハワイ好きのみなさんの注目を集め、人気に火がついています。

　なんと、11月中旬には「アロハ カイン クリーム クラッカー」がローンチ！　さまざまな形のクラッカーがかわいすぎる！　シャカサイン、サーフボード、アロハ、レインボー、海亀、ビーチサンダル、シェイブアイス、ハイビスカスにダイヤモンドヘッド！　探して食べる楽しみが思い出と重なるのかしらん。

　今年は大阪のハワイフェアにも出店し、日本でも認知度が上がっていますので、ぜひワイキキマーケットで探してみてください。

ショッピング後に立ち寄りたい！

◆Pikoのハッピーアワー

「Piko kitchen + bar」のハッピーアワーは、毎日14:00〜18:00まで。

　数時間いても飽きないワイキキマーケットでの締めは、1階の「Piko kitchen + bar」で、ハッピーアワーを。ハンバーガー、バオ、ビールが各5ドル！　ワイキキのど真ん中でコスパ良すぎ。そしてとってもおいしいので、通っている人もいます。ショッピング後のハッピアワーまでをセットにして、各10ドル以下のワイキキマーケットツアー完了！

コスパも雰囲気も良すぎ！　ぜひ行ってみてくださいね。

Waikiki Market

住所　2380 Kuhio Ave, 2nd Floor, Honolulu, HI 96815
電話番号　808-923-2022
https://www.waikikimarkethawaii.com/

工藤まや（くどう まや）

大分県出身。雑誌、TV、CMなどのメディアコーディネーター。ハワイ在住は約20年、アメリカ人の夫と愛犬2匹と虹の町マノアに暮らす。最新著書『ハワイ暮らしのお気に入り』（誠文堂新光社）発売中！
ハワイの空気がいっぱいのインスタグラムが人気。工藤まやインスタ@mayahawaii325
ハワイ州観光局の公式サイトオールハワイでも手土産記事を配信中！

文・撮影＝工藤まや