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一番人気の機内食は「菊乃井」シェフ監修御膳! シンガポール航空のビジネスクラスでモルディブへ行ってみた《5つの感動ポイント》

CREA WEB / 2024年12月12日 11時0分

シンガポール航空ビジネスクラスの「5つの感動ポイント」をご紹介!

 モルディブへは日本からの直行便がなく、シンガポールやコロンボ、ドバイなどで乗り継がなくてはなりません。いくつかのルートがある中で、効率がよく人気が高いのが、シンガポール航空のシンガポール・チャンギ空港乗り継ぎ。

 アメリカの大手旅行誌『コンデナスト・トラベラー』による、“世界のベスト”を決める権威ある読者投票「リーダーズ・チョイス・アワード2024」でベストエアラインに選ばれたシンガポール航空(なんと35回目!)。どんなスペシャルな空の旅が待っているのでしょう?


モルディブのラグーンを見ながらランディングできる唯一のエアライン。

スケジュールがフレキシブル&唯一のデイタイム到着

 所要時間はたとえば東京からシンガポールまでは約7時間30分、シンガポールからモルディブのマーレへは約4時間50分(約5時間)。シンガポールまでは、東京の羽田からは1日3便、成田は1日2便、関空からは1日3便、名古屋・福岡からも毎日就航し、フレキシブルにスケジュールが組めます。

 シンガポール―モルディブ間は1日2便が運航。日本とモルディブをつなぐ数ある航空会社がある中でも、実は日中にモルディブに到着できるのは、シンガポール航空のみ。機内の窓からきらめくラグーンを見下ろしながら、ランディングが可能です。これが、実に感動的! これから始まるヴァカンスに期待も膨らみます。

エコノミークラスも含め全クラスでWi-Fiが無料に!

 シンガポール航空は2023年6月から、エコノミークラスを含むすべてのクラスでWi-Fiを無料で利用できます。条件はシンガポール航空のメンバーシップであるクリスフライヤー会員(会費は無料)であればOK。ビジネスクラスは登録なしでも利用できます。シンガポールまでの約7時間30分、エコノミークラスまでも全行程でWi-Fiが無料なのはありがたい!

ゆとりあるスペース、カスタムできるエンターテイメント

 念願のモルディブ旅。せっかくならば、ビジネスクラス利用で優雅な旅に仕上げたい。その点、ビジネスクラスは搭乗した瞬間からエグゼクティブ気分。ゆったりとしたシートに身を沈め、出発を待つ時間も慌ただしさとは無縁です。


シンガポールーマーレ路線のエアバスA350-900のビジネスシート。シートピッチは51インチ。ちなみにエコノミーは32インチ。

ビジネスクラス初心者に大助かりな機内サービス利用法の動画。

 シンガポール―マーレ路線は、スコットランド製のレザーシートで、Z型とサンデッキがあり2つのリクライニングポジションが取れます。眠る時は座面をフルフラットにでき、大きな枕、肌触りの気持ちいいベッドリネンに包まれて、これまたパラダイス。


スリッパや靴下、コスメ、アイマスクやイヤープラグなどのアメニティキットは英国王室御用達ブランドのペンハリガン(PENHALIGON'S)。

フルフラットにすると、こんな感じ。

 機内エンターテイメントは各シートに18インチのHDタッチスクリーンを設置。クリスフライヤー会員ならば、閲覧履歴に基づいたおすすめのコンテンツをリコメンドしてくれて、前回最後まで見終われなかった作品も次のフライトで再開することができます。さらに自分のスマホと画面をリンクすることもでき、スマホの操作で早送りも可能。エンターテイメントを自分用にカスタムできるのが、ポイントです。

機内食をインターナショナル・カリナリー・パネルで事前にオーダーできる


シートについて、サーブされたピーナッツソースたっぷりの鶏肉のサテ(串焼き)とシャンパン。シンガポール発東京のフライトにて。

 空の旅のお楽しみといえば、機内食。食の定評があるシンガポール航空ゆえ、食事時間が待ち遠しい。

 料理を担当するのは、世界各国の著名なシェフの集団「インターナショナル・カリナリー・パネル」。ビジネスクラスとプレミアムエコノミークラスでは、彼らのオリジナルグルメをオンラインサービス「ブック・ザ・クック」を介して事前に予約できます。

 4種類のメイン料理が選べるビジネスクラスで一番人気は、京都の老舗料亭「菊乃井」オーナーシェフ村田吉弘氏による“花恋暦(はなこいれき)”。口取り、向付け(和え物)、焼き物、炊き合わせごはん、みそ汁、季節のデザートからなる由緒正しい日本料理が、一の膳、二の膳のお重で供されます。見た目に美しく、味も本格的! ひと口、ひと口楽しみながら味わえば、空の上にいることも忘れてしまうほど!?


盛り付けも美しい、一の膳。

向付や焼き物などの二の膳。人気が高い「花恋暦」は、事前予約で確実にいただきたい逸品。

 機内食の予約「ブック・ザ・クック」はフライト出発の24時間前までにシンガポール航空予約センター、またはシンガポール航空ウェブサイトで行えます。フルーツのみのフルーツプラッターやグルテンを控えたメニュー、ローファットや減塩など、多彩な特別食の用意も。また、事前に機内食を予約することは、フードロス解消にもつながります。


シンガポール―モルディブ便ではデザートのワゴンサービスが登場。

チーズケーキをチョイス。チーズと悩んでいたら、「両方、いかがですか?」とCAさん。

シンガポールのチャンギ空港のラウンジがすごすぎる!

 シンガポール―モルディブ便の乗り継ぎ時間は、チャンギ空港第3ターミナルにある、2022年5月に新しくなったシルバークリスラウンジへ。シンガポール航空のフラッグシップ・ラウンジゆえ、迷子になってしまうほど広い! なんと延べ床面積は6,100平方メートルもの広さを誇ります。


天井からラリックの装飾が揺れる、シルバークリスラウンジの「ザ・プライベート・ルーム」。

 ビジネスクラスエリアは4つに分かれます。リラックスできる静かな休息エリア、豊富なセルフサービスビュッフェを備えたメインダイニングホールエリア、ソファやプロダクティビティ・ポッド(個別の作業用スペース)、軽食を楽しめるコートヤード・スタイルエリア。


仕事や食事、リラックスなど、搭乗待ち時間も優雅に、有意義に過ごせます。

人の目を気にすることなく、カラダを休めることができます。

バラエティ豊かに本格的な料理が並ぶメインダイニング。

ヌードルコーナーは好みの麺や具材を選んで作ってもらえます。

 ファーストクラスエリアはラリック社の装飾やテンピュール社のマットレス付きベッドを置くデイルームなど、さらに贅沢かつパーソナルなサービスが受けられそう。


シンガポール生まれの高級紅茶、TWGを用意。

シルバークリスラウンジ内で最も上質な空間、「ザ・プライベート・ルーム」。

「ザ・プライベート・ルーム」内のバー。まるでラグジュアリーホテルのバーのようです。

 移動も旅の大きなファクター。ビジネスクラス利用は、疲れ知らずであるだけでなく、フライトタイムを優雅に楽しめて、旅を余すことなく満喫できます。スペシャルな旅であるなら、ぜひおすすめです。

シンガポール航空

電話番号 03-4578-4088
https://www.singaporeair.com/


古関千恵子(こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること30年あまり。
●Instagram https://www.instagram.com/chieko_koseki/

文・撮影=古関千恵子

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