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【茨城県・2025年版】冬の絶景・風物詩10選。幻想的な雲海を一望できる人気スポットも

CREA WEB / 2025年1月4日 11時0分

 冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。

 凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。

 暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか? 今回は、茨城県が誇る冬の絶景・風物詩をピックアップ。日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。


◆三ツ石森林公園からの雲海


三ツ石森林公園からの雲海。

 浅間山中腹にある三ツ石森林公園は、眺望が人気のスポット。園内にあるログハウス「もりの小屋」からは市の全景を見渡すことができ、天気のいい日には鹿行方面まで一望できます。

 また、寒暖差の大きい晩秋から冬の早朝にかけて気象条件に恵まれると、雲海が出現。街や森林の間を乳白色のもやがゆっくりと流れる様子は幻想的で、朝陽が差し込むと目の前に異世界のような景色が広がります。

三ツ石森林公園からの雲海(みついししんりんこうえんからのうんかい)

所在地 茨城県かすみがうら市上佐谷307-2
http://www.yukiiri.jp/r_annai/mitsuishi.html

◆筑波山スターダストクルージング


筑波山スターダストクルージング。

 日本百名山の一つに数えられる「筑波山」。山頂から見える夜景は「日本夜景遺産」に認定されていて、麓のつくば市や土浦市から、東京タワーやスカイツリーといった東京都心の光まで遠望できます。

 毎年冬には、筑波山ロープウェイが「スターダストクルージング」を開催。ロープウェイで夜の空中散歩を楽しむことができ、また頂上駅の展望台からは関東平野にちりばめられたスターダストと天空の星を一望できます。

開催期間:開催中~2024年12月29日(日)までの土・日・祝日、2025年1月11日(土)〜13日(月・祝日)、2月15日(土)、16日(日)、22日(土)〜24日(月・祝日)

筑波山スターダストクルージング(つくばさんスターダストクルージング)

開催地 茨城県つくば市筑波1
https://www.mt-tsukuba.com/?p=1723

◆いばらきフラワーパーク Moonlight Rose Garden


いばらきフラワーパーク Moonlight Rose Garden。

「花を愛で、自然を感じ、五感を取り戻す」というコンセプトのとおり、五感を使って花々や自然を楽しめる花の楽園「いばらきフラワーパーク」。冬になると園内では、「Moonlight Rose Garden」と題したイルミネーションイベントが開催されます。

 イベント期間を前半後半に分けて、異なるライトアップを実施。2025年1月13日(月・祝日)までは、後半にあたるウィンターイルミネーションが開催中。心地よい音楽に包まれながら、やさしい光に浮かび上がる花々を眺める、そんな心癒やされるひとときを満喫できます。

 また園内では、焚き火を囲んで食事を味わったり、園内の自然を使ったアートワーク体験をしたりと、一年を通して100の体感アクティビティも楽しめます。

ウィンターイルミネーション開催期間:開催中〜2025年1月13日(月・祝日)

いばらきフラワーパーク Moonlight Rose Garden(いばらきフラワーパーク ムーンライトローズガーデン)

開催地 茨城県石岡市下青柳200
https://www.flowerpark.or.jp/

◆久慈川のシガ


久慈川のシガ。©Zekkei×IBARAKI2018詩歩賞「久慈川の氷花」

 大子町では厳冬期に、「シガ」と呼ばれる不思議な現象が発生します。シガとは、氷点下5度以下の日が5日程度続くなど、さまざまな条件が揃ったときに発生する自然現象。無数の氷の小片が川の水面を流れる様子を久慈川上流で見ることができます。

 川底などで発生したシガが川面に浮かび上がり、サラサラとかすかな音色を奏でながら川を漂う光景はこの時期にしか目にできない貴重なもの。朝日を浴びてキラキラと輝くシガはなんとも幻想的です。

見ごろの時期:12月後半~2月後半の明け方から午前9時頃

久慈川のシガ(くじがわのシガ)

所在地 茨城県久慈郡大子町
https://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page000368.html

◆真壁のひなまつり


真壁のひなまつり。

 町おこしに取り組む住民たちにより、真壁を訪れる人々をもてなすために始められた「真壁のひなまつり」。

 期間中は、お雛様が100軒以上に飾られ、町中には豪華な8段飾りも登場。歴史ある町並みをのんびりと歩きながら骨董的な価値もあるひな人形や多彩なひな飾りを鑑賞できます。

 また、お茶や甘酒を振る舞ってもらったり、昔語りを聞かせてもらったりと、地域の人々との触れ合える貴重な機会でもあります。

開催期間:2025年2月4日(火)~3月3日(月)

真壁のひなまつり(まかべのひなまつり)

開催地 茨城県桜川市真壁町市
http://www.kankou-sakuragawa.jp/page/dir000053.html

◆大子来人~ダイゴライト~


大子来人~ダイゴライト~。

 高さ120メートル、幅73メートルもの壮大なスケールを誇る、日本三名瀑の一つ「袋田の滝」。新緑、紅葉、氷瀑と多彩な表情が見られますが、中でも冬の風物詩となっているのが「大子来人~ダイゴライト~」です。

 これは冬季に開催されるライトアップイベントで、滝まで続く観瀑トンネルが最新LEDライトによってきらびやかな空間に様変わり。「恋人の聖地」のモニュメントの周りもライトアップされ、メイン展示「∞-インフィニティ-」の鏡とライトで制作されたオブジェは幻想的。

 この光のトンネルを抜けると、墨絵のような荘厳な滝が姿を見せます。自然と光が作り出す神秘的な光景は、一年で最も美しいともいわれているほどです。

開催期間:開催中~2025年1月31日(金)

大子来人~ダイゴライト~(だいごらいと ダイゴライト)

開催地 茨城県久慈郡大子町袋田3-19
https://www.daigo-kanko.jp/fukuroda-falls/daigolight.html

◆神磯の鳥居


神磯の鳥居。©Zekkei×IBARAKI2017パワースポット賞

 鹿島灘にせり出した岩礁の上に建つ神磯の鳥居は、大洗海岸沿いの高台にある大洗磯前神社の鳥居の一つ。

 ここは日本を代表する日の出の名所になっており、海岸が真東を向いているため、鳥居越しに美しい朝日を見ることができます。

 朝日に照らされた鳥居と太平洋の荒波が岩礁に当たり白く砕ける様子は、神秘的かつダイナミック。この神々しい情景を撮影するために、多くのカメラマンが訪れています。

神磯の鳥居(かみいそのとりい)

所在地 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
http://oarai-isosakijinja.or.jp/jinja/kamiiso.html

◆偕楽園の梅


偕楽園の梅。

 偕楽園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園の1つに数えられる日本庭園。園内には約100品種3,000本もの豊富な梅が植えられていて、1月中旬から2月中旬頃にかけて早咲きの梅が見ごろを迎えます。

 園内では早咲きから遅咲きまで、季節に合わせてさまざまな梅の花を楽しむことができ、初冬からは、八重寒紅、白難波、八重冬至、烈公梅などの可憐な花姿を楽しむことができます。

偕楽園の梅(かいらくえんのうめ)

所在地 茨城県水戸市見川1-1251
https://ibaraki-kairakuen.jp/

◆千波湖の白鳥


千波湖の白鳥。

 越冬するために飛来する白鳥は、冬の風物詩の1つ。水戸市の憩いの場所として親しまれる千波湖では、毎年12月から3月頃に飛来したコブハクチョウを眺めることができます。

 偕楽園の下に広がる千波湖は、1周約3キロメートルのひょうたん形をしており、湖を取り囲む遊歩道は自然が豊富。

 静かな湖畔で散歩をしながら、白鳥が優雅に泳ぐ姿を楽しめます。

千波湖の白鳥(せんばこのはくちょう)

所在地 茨城県水戸市千波町
https://www.city.mito.lg.jp/site/senbako/

◆あんこう鍋


あんこう鍋。

 茨城県の冬の名物、あんこう鍋。寒い時期になると県内各地で絶品のあんこう鍋を味わえます。

「東のアンコウ、西のフグ」と称される茨城県のあんこうは、漁獲後すぐに鮮度維持作業を施してから水揚げされるので、鮮度のよい状態で食べられるのも魅力。

 寒さに備えるために肝臓が太る12月から翌年2月頃が旬の時期で、この上質なあんこう鍋を求めて他県からも多くの人が訪れます。

あんこう鍋(あんこうなべ)

所在地 茨城県内各地

文=CREA編集部

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