【福井県・2025年版】冬の絶景・風物詩10選。日本に4か所だけの“星空保護区”で、神秘的な夜空を堪能
CREA WEB / 2025年1月11日 17時0分
冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。
凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。
暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか? 今回は、福井県が誇る冬の絶景・風物詩をピックアップ。日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。
◆六呂師高原
六呂師高原は、山々の連なる雄大な自然に囲まれた盆地に位置する高原。ここでは、乳牛が放牧されている「奥越高原牧場」、バーベキューができる「円山公園」、露天風呂のある「トロン温浴施設うらら館」、バター、チーズ、バニラアイスクリーム作りなどの乳製品作りが体験できる「ミルク工房奥越」など、1日中飽きずに楽しめる施設が充実。
夜は広大で神秘的な夜空を堪能することができる日本で指折りの星空スポットとして、2023年8月に日本で4例目となる「星空保護区」にも認定された。特に冬は空気が澄んでいるので、天体観測には最適の季節。よりきれいな星空を観察できる。
六呂師高原(ろくろしこうげん)
所在地 福井県大野市南六呂師
https://www.fuku-e.com/spot/detail_1572.html
◆JR福井駅西口の恐竜広場
2015年、北陸新幹線金沢駅の開業にあわせて開設されたJR福井駅の西口側にある「恐竜広場」。ここでは、壁面から飛び出してくるように見える恐竜トリックアートや壁面にある巨大な恐竜イラストを見ることができる。
さらに、福井で生息していたというフクイラプトル、フクイサウルス、フクイティタンの3体が実物大で動くモニュメントとしてお出迎えしてくれる。
恐竜王国福井らしい空間として、待ち合わせや記念撮影のスポットとして人気。冬になって雪が降ると、まるで氷河期が訪れたかのような荘厳な雰囲気に。付近の商業施設では、多くの恐竜グッズも販売されている。
恐竜広場(きょうりゅうひろば)
所在地 福井県福井市中央1丁目1番1号
https://www.fuku-e.com/spot/detail_1669.html
◆敦賀港イルミネーション ミライエ
「鉄道と港のまち敦賀」をテーマとしたまちづくりを行う敦賀市。金ケ崎緑地は、敦賀港開港100周年を記念したときの新たなシンボルとして整備されたエリアで、鉄道や港の歴史を生かした景観が続いている。
ここで冬に開催されているイベントが、金ケ崎緑地一帯を灯りで包む北陸最大級のイルミネーション「敦賀港イルミネーション ミライエ」。海をイメージした芝生一面に広がる青い光や、長さ約70メートルの光のトンネルなどの光に包まれる景色が幻想的。クリスマスまでの期間限定イベントとして、ロマンチックなひとときが過ごせるスポットだ。
開催期間:11月3日(日・祝)~12月25日(水) ※2024年の開催は終了
敦賀港イルミネーション ミライエ(つるがこうイルミネーション ミライエ)
所在地 福井県敦賀市金ケ崎町1−1
https://www.fuku-e.com/event/detail_3009.html
◆若狭ふぐ
福井県は日本屈指のとらふぐの生産地のひとつ。全国の中で最も北限の地で養殖されているとらふぐは、「若狭ふぐ」というブランドふぐとして、県内はもちろん、京阪神を中心とした県外へ出荷されていて、いずれも高い評価を受けている。
おいしさの秘密は、雪どけ水により他地域に比べて低水温の期間が長いこと、冬場でも比較的穏やかな波の場所で養殖されていることが挙げられる。身が締まり、旨みがギュッと凝縮されたおいしい若狭ふぐを是非。
若狭ふぐ(わかさふぐ)
所在地 若狭湾
https://www.fuku-e.com/feature/detail_383.html
◆お水送り
3月2日に行われる小浜市神宮寺の「お水送り」は、10日後の3月12日に、奈良東大寺二月堂の「お水取り」の「お香水」に使われるとされる、奈良と若狭が昔から深い関係にあったことを物語る歴史的な行事。
引打ち等の後、松明を手に約2キロメートルにわたって続く松明行列は迫力満点。炎に照らされた松明を遠敷川(おにゅうがわ)に「お香水」として流し入れ、お水送りの神事が終わる。冬の暗闇の中に、何百もの松明が続く姿が幻想的な光景は圧巻。若狭鵜の瀬から10日間かけて奈良東大寺二月堂「若狭井」に届くとされ、若狭に春の訪れを告げる神事でもある。
開催日:例年3月2日
お水送り(おみずおくり)
所在地 福井県小浜市神宮寺
https://www.fuku-e.com/event/detail_5816.html
◆越前がに
福井県が誇るズワイガニのトップブランド・越前がに。好漁場に恵まれた越前海岸沿岸で獲れるカニの品質は素晴らしく、全国に数あるズワイガニのなかでも唯一皇室に献上されている最高品種だ。
越前がには、福井県の港で水揚げされるオスのズワイガニのこと。雌は「せいこがに」と呼ばれている。
毎年11月6日に解禁され、越前がに漁が始まると、県内のいたるところで茹で立ての越前がにが販売されたり、旅館・飲食店で越前がに料理の提供が始まり、多くの人で賑わう。
越前がに(えちぜんがに)
所在地 福井県内各地
https://www.fuku-e.com/feature/detail_182.html
◆越前水仙
奇岩断崖が続く越前海岸の斜面一面に咲き誇る、白く可憐な越前水仙。越前海岸は「日本水仙三大群生地」のひとつで、日本一の栽培面積を誇り、12月から1月末頃までの期間、国道305号から眺める斜面が水仙の花で埋め尽くされる。
越前水仙は他の日本水仙に比べて茎が強く、甘く良い香りで、正月用生花として広く用いられている。妖精のように可憐で純白。福井でしか見ることのできない花景色を見れば、心まで清らかになれそう。2021年3月には国の重要文化的景観にも認定された。
越前水仙(えちぜんすいせん)
所在地 福井県越前海岸(越前町・南越前町河野・福井市居倉)
https://www.town-echizen.jp/spot/spot01Detail.php?id=262
◆スキージャム勝山
スキージャム勝山は、白山連峰の雄大な景色に囲まれた西日本最大級のビッグゲレンデ。2023~2024年のシーズンに30周年を迎え、さらに楽しめるスキー場へとパワーアップ。
コースの全長は5,800メートル、ベース標高610メートル、山頂1,320メートルと、積雪、雪質とも高い評価を得ています。初・中・上級向けの3エリアで構成されており、キッズパークも充実。
また、雪をモチーフにしたオリジナルメニューなどゲレンデグルメも充実。滑り終わった後は、ゲレンデ直結の露天風呂で壮大な景観を眺めながら疲れた体を癒すのもおすすめ。
スキージャム勝山(スキージャムかつやま)
所在地 福井県勝山市170-70
https://www.skijam.jp/winter/
◆レインボーライン山頂公園
レインボーライン山頂公園は、それぞれ異なるスタイルの5カ所のテラスから、360度の大パノラマが楽しめる公園。眺望がよく、三方五湖や日本海の絶景を見下ろせるのが魅力だ。
「三方五湖に浮かぶ天空のテラス」をコンセプトにしたオシャレなテラスは、足湯やレインボーソフトをいただけるなど、趣の異なる5つのテラスが点在。風雨がしのげる建物もあり、天候がよくない日も安心して過ごせる。
山麓エリアにもレストランやお土産屋さんがオープンし、三方五湖や若狭湾の絶景を楽しみながら、お食事やお買い物ができる。
レインボーライン山頂公園(レインボーラインさんちょうこうえん)
所在地 福井県若狭町海山
http://www.mikatagoko.com/
◆水ようかん
福井県の冬の風物詩、水ようかん。全国的には夏に食べるお菓子ですが、福井では寒い冬限定のお菓子として、雪が降る冬に、こたつに入りながら冷たい水ようかんを食べるのが習わし。
江戸時代の丁稚奉公時代、丁稚が年末に奉公先から持ち帰ったようかんを一度溶かし、水で薄め増やしたものを近所に配ったという説がある。そのためか奥越、若狭では「でっちようかん」とも呼ばれている。
砂糖と寒天の分量を少なくすることで甘味を抑え、のど越し良くあっさりとした味が特徴的。使われる砂糖は、上白糖、ザラメ糖、黒糖など、店によって異なるのも福井県の水ようかんの魅力だ。
水ようかん(みずようかん)
所在地 福井県全域
http://www.fuku-e.com/240_special/1901/
文=CREA編集部
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