1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【福岡県・2025年版】冬の絶景・風物詩10選。日本新三大夜景と星空の共演は、まるで宝石箱のよう

CREA WEB / 2025年1月13日 9時0分

 冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。

 凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。

 暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか? 今回は、福岡県が誇る冬の絶景・風物詩をピックアップ。日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。


◆皿倉山の夜景


皿倉山の夜景。

「日本新三大夜景都市」に認定された北九州市は夜景の宝庫。なかでも国内屈指の夜景の名所として有名なのが、市のシンボルとなっている標高622メートルの「皿倉山」だ。

 山麓と山頂をつなぐケーブルカーからは、全面ガラス張りの窓越しに街のパノラマを眺められ、山頂の展望台からは街や山々を一望できる。

 夜になると新三大夜景に認定された夜景が広がり、宝石箱を開けたときのように輝く星々との共演が見られるのは、空気が澄んだ冬だからこそ。ケーブルカーで登った先から、スロープカーでさらに登ると、関門海峡まで望む一大夜景を堪能できる。

皿倉山の夜景(さらくらやまのやけい)

所在地 皿倉山(福岡県北九州市八幡東区尾倉)
https://www.gururich-kitaq.com/night-view

◆宮若市の雲海


宮若市の雲海。

「宮若市」は、福岡県内では珍しい、雲海が見られる貴重なエリア。「犬鳴山」や「西山」をはじめとする山々に囲まれた盆地にある宮若市では、気象条件が揃うと市内各所から雲海を望むことができる。

 なかでも眺望スポットとして人気なのが、黒丸地区の高台にある「清水寺」。西山の中腹の標高200メートルに位置し、観賞ポイントの近くまで車で行けるということもあって、カメラマンから観光客まで多くの人が訪れる。

 雲海は幻の絶景ともいわれるだけあって、出会えた日には山々が海に浮かぶ島のように見える特別な景観を味わえる。

見ごろの時期:例年10月~2月

宮若市の雲海(みやわかしのうんかい)

所在地 福岡県宮若市黒丸地区
https://www.city.miyawaka.lg.jp/kankou/kiji003447973/index.html

◆星の文化館


星の文化館。写真提供:星の文化館

「星の文化館」は、自然豊かな八女市星野村にある天文台。昼間から夜10時まで星を観測できる、全国的にも珍しい天体観測施設だ。

 九州最大級の口径100センチメートルの天体望遠鏡では、肉眼ではとらえられない遠くの星々まで見ることができ、プラネタリウムでは毎日星をテーマにしたプログラムの投影を楽しめる。

 プチホテルもあるので、宿泊して夜空を思う存分眺めることもできる、一年を通して宇宙を身近に感じられる場所だ。

星の文化館(ほしのぶんかかん)

所在地 福岡県八女市星野村10828-1
https://www.hoshinofurusato.jp/constellation/

◆福岡市 冬の屋台


福岡市 冬の屋台。写真提供:福岡市

 福岡の夜といえば、風に暖簾を揺らすたくさんの屋台。福岡市内の中心街には100軒以上の屋台が営業しており、昔ながらの雰囲気の店からバーや多国籍料理店まで、さまざまな店が軒を連ねる。

 午後6時ごろになると徐々に屋台に明かりが灯り、日中とはガラリと変わった風景に。防寒用シートの中に立ち上る温かな湯気に誘われて、思わず立ち寄ってしまう人も多いだろう。

 客同士で話したり、店主と話したりと1人で行っても楽しめるので、気軽に訪れてみて。

営業期間:年中営業(営業時間や休店日は店舗によって異なる)

福岡市 冬の屋台(ふくおかし ふゆのやたい)

所在地 福岡県福岡市中央区天神・中洲・長浜エリア
https://yokanavi.com/yatai/

◆あったかクルーズ


あったかクルーズ。©福岡県観光連盟

 日本夜景遺産にも認定されている北九州の「工場夜景クルーズ」。

 通年で行われている関門汽船の夜景クルーズが2月の期間限定使で「あったかクルーズ」と題したスペシャル仕様に様変わりします。

 おいしいお酒を飲みながら、美しい北九州の夜景を堪能することができます。2月の金曜日限定、70名限定のイベント。ライトアップされた若戸大橋や工場夜景をつまみに飲むお酒は最高の味わいです。

※最少催行人数30人、悪天候などの場合には中止。料金など詳細は下記HPで。

あったかクルーズ(あったかクルーズ)

https://www.kanmon-kisen.co.jp/special/attaka/index.html

◆河原谷の大つらら(通称:難所ヶ滝)


河原谷の大つらら(通称:難所ヶ滝)。

 河原谷の大つらら(通称:難所ヶ滝)は、一本松公園(昭和の森)から河原谷渓谷を90分ほど登った標高724メートルの場所にある、人気のつららスポット。

 1月から2月頃に寒期が訪れると、雨や雪解け水が岩肌をつたいながら凍り、無数の見事なつららができる。寒気が続くとつららの高さは20メートルになることもあり、できあがったつららの群れは、まさに大自然が作り出した氷の芸術。

 このダイナミックな景観を見るために、毎年多くの登山者が訪れる。

河原谷の大つらら(通称:難所ヶ滝)(ごうらだにのおおつらら なんしょがたき)

所在地 福岡県糟屋郡宇美町大字宇美
https://www.town.umi.lg.jp/site/spot/kanko136.html

◆門司港レトロ浪漫灯彩


門司港レトロ浪漫灯彩。

 門司港レトロ浪漫灯彩は、北九州市の門司港で開催されるイルミネーションイベント。レトロな建物のライトアップや、樹木に飾られた約30万球のイルミネーションにより、地区一帯が幻想的な光に包まれる。

 エリア内には、ハートベンチやハートフォトスポットなどの撮影スポットも豊富。港町が色とりどりの光で華やかに輝き、ロマンティックな光景が広がる。

※ライトアップ期間:開催中~2024年5月11日(日)17:30~24:00頃(12月31日は翌朝5:00まで点灯)

門司港レトロ浪漫灯彩(もじこうれとろろまんとうさい)

所在地 福岡県北九州市門司区 門司港レトロ地区一帯
https://www.mojiko.info/

◆福岡タワー


福岡タワー。

 福岡市のランドマークとして、街に彩りを添える福岡タワーのアートイルミネーション。季節やイベントにちなんだカラフルな模様が、塔全体に映し出される。

 クリスマスシーズンは、クリスマスツリーやプレゼントなどの模様の点灯とともに、タワー周辺の樹木もライトアップ。さらに、お正月には初日の出をイメージした点灯、2月にはバレンタイン仕様のピンクのハート形の点灯が福岡の夜を彩る。

 また、地上123メートルの展望室からの眺望も必見。ここから眺める夜景は「夜景100選」に選ばれており、煌めく夜の街と輝く星空はまさに宝石をちりばめたよう。

福岡タワー(ふくおかタワー)

所在地 福岡県福岡市早良区百道浜2-3-26
https://www.fukuokatower.co.jp/

◆大濠公園ウィンターイルミネーション


大濠公園ウィンターイルミネーション。

 面積約39万8千平方メートルの広大な敷地を誇る大濠公園は、その大半を風光明媚な池が占める国内屈指の水景公園。

 園内には日本庭園や能楽堂、野鳥の森などを有し、福岡市民から憩いの場として親しまれる都会のオアシスだ。

 そんな水と自然豊かな大濠公園で行われる冬のイルミネーションは、まさに幻想的。中央入り口正面の三角の樹木帯と、観月橋から中の島の浮見堂付近がLED装飾でまばゆく照らされ、水面に映し出されたイルミネーションが華やかさを添える。

大濠公園ウィンターイルミネーション(おおほりこうえんウィンターイルミネーション)

所在地  福岡県福岡市中央区大濠公園1番2号
https://www.ohorikouen.jp/

◆糸島の牡蠣小屋


糸島の牡蠣小屋。

 糸島の冬の風物詩、牡蠣小屋が、10月から4月初旬にかけて糸島の漁港にオープン。漁師や漁業組合の直営店で、新鮮で旨みが濃厚な「糸島カキ」を堪能できる。

 糸島の豊かな海の恵みを受けて育った栄養たっぷりの糸島カキは、芳醇でミルキーな甘さが特徴。炭火やガス火を使って自分で焼きながら食べるカキは、まさに絶品。この時期だけの旬の味覚を味わいに、県民だけでなく旅行者も多く訪れる。

糸島の牡蠣小屋(いとしまのかきごや)

所在地 福岡県糸島市
https://kanko-itoshima.jp/spot/itoshima-oyster-2023-2024/

文=CREA編集部

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください