【2025年版】いつか行きたい! 日本の冬の絶景~近畿篇~
CREA WEB / 2025年1月12日 9時0分
冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。
凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。
暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか?
今回は、近畿エリアの絶景&風物詩をまとめてご紹介します。
※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
◆三重県
◆ツエノ峰の雲海
雲海の展望スポットとして、近年注目を集めているツエノ峰。11月~2月の晴れた早朝に雲海が出現しやすく、さらに前日夜と当日朝の寒暖差が大きいと、出現率が高まると言われています。
標高495メートル地点に展望台があり、ここから紀和町一帯を覆う雲海と、遠方に広がる熊野灘の神秘的な光景を望むことができます。
見ごろの時期:11月~2月
ツエノ峰の雲海(ツエノみねのうんかい)
所在地 三重県熊野市紀和町小川口
https://www.youtube.com/watch?v=lUKRcUGEl6o
◆滋賀県
◆メタセコイア並木
高島市のレジャースポット「マキノ高原」まで続く道沿い約2.4キロメートルに、整然と並ぶ約500本のメタセコイア。
昭和56年(1981)に防風林として植えられたもので、現在では大きいもので25メートルほどに成長。この雄大な並木は滋賀県の有名な景色であり、CMなどの撮影スポットにもなっています。
新緑や紅葉のすばらしさはもちろん、ふわふわの新雪をかぶった景色も見事で、その光景を目の前にすると心が洗われるような気持ちになれます。
メタセコイア並木(メタセコイアなみき)
所在地 滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/8069/
◆京都府
◆渡月橋の雪景色
渡月橋は京都市右京区と西京区の間を流れる大堰川に架かる長さ155メートル、幅11メートルの木製の橋(橋脚は鉄筋コンクリート)。鎌倉時代に亀山上皇が、月が橋を渡るように動く様子を見て「くまなき月の渡るに似る」と述べたことが名前の由来とされる、嵯峨嵐山を代表する名勝です。
橋は嵐山の自然美に溶け込むようデザインされた風情ある造りで、穏やかに流れる川や山々と織り成す情景はまるで一幅の絵画のよう。
桜や紅葉の名所として有名ですが、冬に雪化粧したモノトーンの景色も神秘的。晴れ間がのぞけば、青空のもとで陽の光に照らされてきらきらと輝く白銀の世界が目の前に広がります。
渡月橋の雪景色(とげつきょうのゆきげしき)
所在地 京都市右京区嵯峨中ノ島町
◆大阪府
◆大和葛城山の樹氷
大和葛城山は、金剛生駒紀泉国定公園内にある標高959メートルの山。山頂付近が高原になっており、ここから大和盆地や大阪平野の眺望を楽しめます。
春には「一目百万本」といわれるツツジの群生、秋にはススキや紅葉のすばらしい景色が見られますが、冬の樹氷や雪景色の美しさは格別です。
1月末から2月初め頃になるとブナの自然林が氷の花で覆われ、山一面が白銀に染まります。
大和葛城山の樹氷(やまとかつらぎさんのじゅひょう)
所在地 大阪府南河内郡千早赤阪村
◆兵庫県
◆別宮の棚田
鉢伏山の中腹、標高約700メートルの位置に、約130枚もの田んぼが広がる別宮の棚田。
兵庫県の最高峰、氷ノ山(ひょうのせん)を正面に望む景勝地で、日本の原風景が楽しめます。四季折々の景観が魅力で、雪化粧が施された棚田は息をのむ美しさ。
別宮の棚田(べっくうのたなだ)
所在地 兵庫県養父市別宮
https://www.yabu-kankou.jp/sightseeing/bekkutanada
◆奈良県
◆若草山焼き
奈良市内を見下ろす奈良のシンボル・若草山で、毎年1月の第4土曜日に行われる冬の代表的行事。春日大社・興福寺・東大寺の神仏が習合し、先人の鎮魂と慰霊、さらには奈良全体の防火と、世界の人々の平安を祈願します。
冬の古都の夜空を赤々と染め上げ、山が浮かび上がる様は壮観。また、山焼き開始前には豪華な打ち上げ花火が冬の空を彩ります。
開催日:2025年1月25日(土)
若草山焼き(わかくさやまやき)
所在地 奈良県奈良市雑司町(奈良公園内 若草山)
https://www3.pref.nara.jp/yamayaki/
◆和歌山県
◆お燈まつり
「お燈まつり」は、熊野三山の一つ「熊野速玉大社」の摂社「神倉神社」の例祭。1400年以上の歴史を持つことから日本最古ともいわれる火祭りで、国の重要無形民俗文化財、県の無形民俗文化財に指定されています。
熊野地方を訪れた神武天皇を松明を掲げて出迎えたことが起源とされ、白装束に荒縄を締めた約2,000人の上り子(あがりこ)と呼ばれる男性たちが御神火を灯した松明を持ち、神倉山の538段の石段を駆け下ります。
この階段を下る火が滝のようにも竜のようにも見え、新宮市など熊野地域で歌われる民謡「新宮節」の一節、「山は火の滝、下り竜」を彷彿とさせます。
開催日:2025年2月6日(木)
お燈まつり(おとうまつり)
開催地 和歌山県新宮市神倉1-13-8
https://www.shinguu.jp/spots/detail/A0002
文=CREA編集部
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