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【納豆ごはんのアレンジレシピ7選】「納豆は炒めると違う美味しさが生まれる」毎日でも食べたくなる技ありアイデア満載

CREA WEB / 2024年12月13日 11時0分


 フードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気連載「のっけて、食べる」より、毎日でも食べたくなる【納豆ごはんのアレンジレシピ】をまとめてご紹介します。

※掲載商品の価格、パッケージのデザインは初出時のものです


◆“麻婆納豆”のっけごはん

レシピ:しらいのりこさん


麻婆納豆のっけごはん。

 麻婆系はごはんに合いますが、もうごはんに合わせるしかないよねというのが、この麻婆納豆。作り方はいたって簡単。

 いつもの麻婆豆腐に納豆を入れるだけ。

 納豆の独特な風味がパンチのある味付けと相乗効果を起こし、とてもいい感じになじみますよ。納豆苦手な人でも多分大丈夫、私がそうだから。

■材料(2人分)

・豚ひき肉:100g
・納豆:1パック
・絹豆腐:1丁
・万能ネギ:1/2束
・ごはん:適量

A
・生姜、にんにくみじん切り:各1片
・豆板醤:小さじ1/2

B
・みそ、酒:各大さじ1と1/2
・砂糖、醤油、鶏ガラスープの素:各小さじ2
・水:1と1/2カップ
・片栗粉:小さじ2

・ごま油:小さじ2

■作り方

(1) 豆腐はざるに上げて水けをきる。万能ねぎは根元と葉とわけて、根本は薄切りに、葉は小口切りにする。Bはあらかじめ混ぜておく。

(2) フライパンにごま油をひいて中火で熱し、豚ひき肉を入れて、出てきた脂が透明になるまでほぐしながら炒める。

(3) Aと万能ネギの根元部分の薄切りを入れてさらに炒め、香りがたったらBを加える。ひと煮立ちしたら豆腐をちぎり入れ、納豆を加える。器にごはんを盛り、万能ネギの葉の部分をのせていただく。

◆すじこ納豆のっけごはん

レシピ:白央篤司さん


すじこ納豆のっけごはん。

 とっても相性がいいんですよ、このふたつ。魚卵と大豆の組み合わせ。青森の津軽地方では人気の取り合わせと、地元の方に教えていただきました。やってみたら、「なんで今までやらなかった……!」というおいしさ。ごはんが進むこと、うけあいです。

■材料(1人分)

・すじこ:適量
・納豆:1パック
・ごはん:適量

■作り方

(1)ごはんを盛り、かき混ぜておいた納豆をのっけて、すじこを好きな量のせる。

 すじこはサケ科の魚の卵を塩漬け、または醤油漬けにしたもの。北海道や東北、北陸では定番のごはんのお供にして、晩酌のアテ。おにぎりの中身としても大人気ですね。コンビニが普及した今、全国でもおなじみかな。

◆エビとおかひじき納豆のっけごはん

レシピ:白央篤司さん


エビとおかひじき納豆のっけごはん。

 おかひじき、シャキシャキした食感が好きなんです。エビと納豆と合わせてみたら、これがおいしい。ちょっと豪華なおかずになりましたよ。

■材料(1人分)

・むきエビ:20g
・おかひじき:10g
・ひきわり納豆:1パック
・めんつゆ(3倍濃縮):小さじ1程度
・ごはん:1膳分

■作り方

(1) エビはゆでて細かく切っておく。おかひじきは熱湯に入れて5秒数えたら引き上げ、冷めたら水気を切って1センチ幅に切っておく。

(2) ボウルにひきわり納豆、(1)を入れてよく混ぜる。

(3) 器にごはんを盛り、(2)をのせてめんつゆをかける。

 味つけはめんつゆではなく、付属の納豆のたれでも構いません。シャキシャキ、ねばねば、ぷりぷりの食感三重奏をお楽しみください。

◆豚にら納豆炒めごはん

レシピ:白央篤司さん


豚にら納豆炒めごはん。

 この連載の相棒、しらいのりこさんが以前に「納豆を炒めると違ううまさが生まれる」と書かれてましたが、まさにそうですね。食欲を刺激しまくるおいしさが誕生するなと思います。にらと豚肉、個性の強いもの同士でスクラムしてもらいました。

■材料(1人分)

・豚ひき肉:50g
・にら:10g
・ひきわり納豆:1パック
・酒:小さじ2
・オイスターソース、醤油:各小さじ1/2
・サラダ油:小さじ1/3程度
・ごはん:1膳分

■作り方

(1) にらは7~8ミリ幅に切り、納豆はざっくりと混ぜておく。

(2) フライパンに油をひいて中火にかけ、豚ひき肉と酒を入れて炒める。

(3) 全体に火が通ったら、にらと納豆、醤油、オイスターソースを加えて炒める。

(4) すべてがよく混ざり合ったら、器にごはんを盛って、のっける。

◆納豆辣油とろろごはん

レシピ:白央篤司さん


納豆辣油とろろごはん。

「白央篤司のいいもの見つけた!」シリーズ、今回は2つまとめて。フリーズドライの味つけとろろと、納豆入りの辣油です。ごはんのお供に素晴らしいコンビでした。

■材料(1人分)

・「あたらしい日常料理 ふじわら」の納豆辣油:適量
・「アスザックフーズ」の国産長芋とろろ:1個
・ごはん:1膳分

■作り方

(1)「アスザックフーズ」の国産長芋とろろを袋の指示どおり戻す。

(2) ごはんを器に盛り、(1)をかけて納豆辣油をのせる。


写真左から、納豆辣油 105g 1,404円/あたらしい日常料理 ふじわら、国産長芋とろろ 162円/アスザックフーズ

「あたらしい日常料理 ふじわら」の納豆辣油、海老と花椒の風味がよく、塩気の塩梅も見事であれこれかけたくなります。ふじわらさんのプロダクツにハズレなし。

 フリーズドライのとろろは味つけされてて使いやすく、あったかいお蕎麦やうどんにこのまま加えてもよさそう。

◆納豆の白和えのっけごはん

レシピ:しらいのりこさん


納豆の白和えのっけごはん。

 納豆にお豆腐混ぜたらどうなるんだろう? という個人的な好奇心でやってみました。あえて水切りせず、ぐちゃっと混ぜて。納豆の粘りがお豆腐と混じり合ってとてもいい感じです。さすが同じ材料同士。お豆腐と納豆ってなんとなくいとこっぽいですね。

 今日は玄米にのっけました。栄養素のことはわかりませんが、身体にいいのは間違いないはず。忙しいときのスピードごはんにいいですね。

■材料(1人分)

・納豆:1pc
・絹豆腐:1/4pc
・海苔:適量
・玄米ごはん:適量

■作り方

(1) 納豆は付属のたれを加えてよく混ぜる。絹豆腐はさっと水気を切って加え、よく混ぜる。

(2) ごはんに(1)をのせ、海苔をちぎりながらのせる。

◆きりざいのっけごはん

レシピ:しらいのりこさん


きりざいのっけごはん。

 新潟県の魚沼地方にある郷土料理「きりざい」。「きり」は切ること、「ざい」は野菜の「菜」を表してるとのこと。

 その名のとおり、納豆に漬物や野菜を切ったものを混ぜたもので、以前、魚沼在住の方に聞いたところ、かなりの割合で家の食卓においてあるそうです。

 私が教えていただいたのは野沢菜を使うレシピでしたが、今日は小松菜を塩もみしたものをのっけました。小松菜を生のまま塩もみすると野沢菜みたいな味になります。ぜひお試しください。

■材料(1人分)

・納豆:1pc
・小松菜:40g
・塩:少々
・たくあん:2枚(20g)
・刻み海苔:適量
・かぐら南蛮味噌:お好みで

・ごはん:好きなだけ

■作り方

(1) 納豆は付属のたれを混ぜる。小松菜は根をおとし、1センチ幅に切り、塩でもみ、10分ほどおいたらでてきた水気をしっかりしぼる。たくあんはみじん切りにする。すべて混ぜる。

(2) ごはんに海苔をちぎってのせ、(1)をのせ、お好みでかぐら南蛮味噌をのせて混ぜながら食べる。

 かぐら南蛮味噌とはピーマンに似た唐辛子の一種「かぐら南蛮」と味噌を混ぜ合わせたおかず味噌。コチュジャンなどでも代用できます。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)


白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/



しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

文・撮影=白央篤司、しらいのりこ
イラスト=二村大輔

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