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【カフェ ディオール by アンヌ=ソフィー・ピック】隅々までメゾンの哲学を味わえるカフェが銀座に誕生

CREA WEB / 2024年12月14日 11時0分


ひとつひとつがまるでアート。© MATHILDE HILEY

 きらびやかな年の瀬を迎えている銀座中央通りに、またひとつ、誰より早く行ってみたいスポットが誕生した。メゾン ディオールと世界に名を馳せるフランスの女性シェフ、アンヌ=ソフィー・ピックが組んで編み出した特別なカフェへ。


「ハウス オブ ディオール」の4階にオープン


アンヌ=ソフィー・ピックシェフ。© LAORA QUEYRAS

 ギンザ シックス内にあるディオールの旗艦店、「ハウス オブ ディオール ギンザ」。一歩足を踏み入れると、ディオールの世界観に包まれる、銀座中央通りでも特別な場所だ。

 奥にあるエレベーターに乗り、4階へ。そこには、ディオールのパターンやモチーフがさりげなくちりばめられた繊細なインテリアが広がり、それだけでもときめきが止まらない。


アンヌ=ソフィー・ピックシェフ。© LAORA QUEYRAS

 こちらは、2023年にオープンした関西国際空港につづき、フランスの女性シェフ、アンヌ=ソフィー・ピック氏とのコラボレーションから生まれたカフェ。シェフは世界で最も多くミシュランの星を獲得していることで知られている。

 こちらでは関西空港ではなかったセイボリーのメニューも充実しているのが特徴。お茶を楽しむだけでなく、ランチや軽食にぴったりの料理が登場する。

美食の世界で「ニュー ルック」を表現


「ル ニュールック」3,300円。© MATHILDE HILEY

 プチサイズのアミューズ「ル ニュールック」は、今回のコラボレーションの哲学を象徴するひと品ではないだろうか。メゾンの創設者、クリスチャン・ディオールがモード界に旋風を巻き起こした「ニュールック」の名を冠し、土台となるタルトは儚いほど薄く、ごくなめらかに仕上げたフォアグラのテリーヌをモンブランのように搾る。カリカリと甘いヌガーやトンカ豆を忍ばせ、ひと口でクリエイティビティあふれる食体験が叶うのだ。


「ル ニュールック」。© MATHILDE HILEY

パターンを模したチュイルをスープで


「ル カナージュ」4,500円。© MATHILDE HILEY

 たとえば写真の「ル カナージュ」は、メゾンのアイコンのひとつ「カナージュ」を模したコンテチーズのチュイルの下にヨーロッパの冬の風物詩でもある根菜「パースニップ」のピクルスやクルトン、くるみなどが入っており、テーブルでパースニップのスープを注ぎ入れる。


「ル カナージュ」を仕上げる。

 あたたかなスープの中にさまざまな食感があり、チュイルを崩しながらいただくのが楽しいひと皿だ。

 ぜひ、焼きたてのカンパーニュとご一緒に。

遊び心あふれるスイーツというアート


「ル グランヴィル」4,000円。© MATHILDE HILEY

 さて、もちろん、スイーツも食べ逃せない。カフェの入り口のショーケースにはさまざまなお菓子が並んでおり、どうにも心奪われる。

 たとえば「ル グランヴィル」は、メゾンの創設者、クリスチャン・ディオール氏が幼少期を過ごしたノルマンディ地方をイメージしたプチガトー。ホワイトチョコレートの筒の中にはみずみずしいリンゴのコンポートやバニラとシナモンのムース、キャラメル、そば粉のガレットなどを重ねて。リンゴの甘酸っぱい風味をさまざまな角度から引き立る多角的で豊かな味わいにため息がこぼれる。


「ル グランヴィル」。© MATHILDE HILEY

 さあ、美しく、モードであるだけでなく、「おいしい」が加わった魅惑のカフェ。ぜひショッピングと共に足を運んでみてほしい。

カフェ ディオール by アンヌ=ソフィー・ピック

所在地 東京都中央区銀座6-10-1 ギンザシックス内「ハウス オブ ディオール」4F
電話番号 03-6263-8131
営業時間 10:30~20:30
定休日 無休
https://www.dior.com/

文=CREA編集部

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