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寒くなればなるほど、熱い温泉に浸かるのが嬉しい! 冬だからこそ、めいいっぱい楽しめる温泉旅館「界」の充実した宿泊プラン

CREA WEB / 2024年12月25日 11時0分


湯船を囲うようにアーチ型の屋根がついた界 津軽の「かまくら露天風呂」。かまくらの中に入っているような気分での雪見風呂は、この時期ならでは温泉の楽しみ方だ。

 国内外にさまざまなコンセプトで67の宿泊施設を運営する星野リゾート。「星のや」、「リゾナーレ」、「界」、「OMO」、「BEB」のほか、個性際立つホテルや温泉旅館など、いずれも地域の特徴を打ち出して宿泊客をもてなしている。

 星野リゾートNEWSでは、その土地だから体験できる唯一無二のアクティビティや、いまこそ体験したいプログラムなどをご紹介。今回取り上げるのは、温泉旅館ブランドの「界」。

 温泉旅館「界」は「王道なのに、あたらしい。」をテーマに季節の移ろいや地域の伝統を活かしながら、現代のニーズに合ったもてなしを追求している。今回は、寒い季節だからこそ温泉を楽しめる宿泊プランを紹介する。


【界 別府】「冬の湯巡り滞在プラン」

●“ジモ泉”を攻略して、目指せ温泉名人!


界 別府のスタッフによる、地元の共同浴場を気持ちよく利用できるローカルルールの解説を聞いてから“ジモ泉”巡りに出発する。

 大分県別府市は、温泉湧出量と源泉数が全国1位。さらには、10種類に分類される掲示用泉質のうち、7種類が存在している。つまり、別府温泉に行けば、日本の温泉のかなりの割合を網羅できることになる。

 界 別府では、館内の温泉だけでなく、積極的に館外の温泉にも足を運ぶ滞在プランを用意している。別府温泉を楽しむポイントのひとつは、100カ所以上存在するとされる共同温泉、いわゆる“ジモ泉”を利用すること。

 そこで、別府温泉に精通した界 別府のスタッフが、“ジモ泉”のしきたりや入浴のコツを伝授する。手ぬぐいや水筒など、「ジモ泉巡りセット」を収めた竹細工の籠を携えて、いざ出発。

 また、別府には市内8つの温泉郷にある温泉を88カ所以上巡ると、「温泉名人」の段位が認定されるプログラムが存在する。

 この滞在プランには、地元の温泉名人が引率する街歩きツアーも含まれるので、ジモ泉や別府の歴史の解説を聞きながら、温泉街を散策する楽しみもある。


手ぬぐいや水筒など、温泉マストアイテムを竹の籠におさめた「ジモ泉巡りセット」。

「湯巡り滞在プラン」概要

期間:2024年12月1日~2025年2月28日(除外日あり)
料金:74,600円~(2泊3日・2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込)
含まれるもの:ジモ泉巡りセット、街歩きツアー、夕食、朝食、宿泊
定員:1日1組2名様
予約:公式サイトにて7日前までに予約

【界 津軽】「こぎんかまくら」

●寒い時期こそ、雪深い土地が趣深い


周囲を照らす小さなかまくら「こぎんかまくら」と、水庭に浮かぶ「津軽七雪こぎん灯籠」のセットで、露天風呂は幻想的な雪景色となる。

 界 津軽が位置する青森県大鰐町は、日本でも有数の豪雪地帯。例年、11月下旬に初雪が降り、厳冬期には1メートルを超える積雪がある。

 界 津軽の名物が、湯船を覆うようにアーチ型の屋根がついた「かまくら露天風呂」。特に雪深い時期には、本物のかまくらに入っているような気分で、しんしんと降る雪を眺めながらの雪見風呂を楽しむことができる。

 そしてこの冬より、「かまくら露天風呂」から眺める水庭の対岸に、「こぎんかまくら」が登場している。「こぎんかまくら」とは、大量の降雪を利用して作る小さなかまくら。この中に、津軽の伝統工芸品であるこぎん刺しの模様をあしらった小さな灯籠を入れて、雪景色を明るく照らす。

 こぎん刺しは、江戸時代の津軽の農民が厳しい冬を快適に過ごすために、保温と補強を目的に野良着に施した刺し子がルーツ。

 太宰治は津軽の雪を7種類に分類したけれど、水庭には、津軽こぎん刺しで津軽七雪を表現した灯籠も浮かび、津軽の雪文化と温泉を満喫できる。


湯舟を囲うようにアーチ型の屋根がついた「かまくら露天風呂」では、かまくらと雪見風呂を同時に楽しめる。

「こぎんかまくら」概要

期間:2024年12月1日~2025年2月28日
時間:15:00~24:00、翌日5:00~11:00
料金:無料
場所:かまくら露天風呂
定員:なし
予約:不要

【界 長門】「墨で彩る行灯そぞろ歩き」

●温泉とともに、金子みすゞの世界観にも浸る


冬の長門湯本温泉は地元出身の童謡詩人、金子みすゞの詩をテーマに、光と音の演出で街を彩る「音信川うたあかり」という幻想的なイベントが開催されている。

 界 長門は、山口県北部の山間の温泉地である長門湯本温泉に位置する。長門市は、童謡詩人の金子みすゞの出身でもある。

 冬の長門湯本温泉では、金子みすゞの詩をテーマに、詩の朗読や光と音楽の演出で温泉街を幻想的に演出する「音信川(おとづれがわ)うたあかり」というイベントが開催される。このイベントでは、金子みすゞの詩をモチーフにした15作品のプロジェクションマッピングを楽しむことができる。

 界 長門では、16番目の作品として、「明るい方へ」の詩をテーマにした空間を演出。山口市の無形文化財である徳地和紙のライトと影絵で構成する「あかりのライブラリー」で、金子みすゞの世界観にふれことができる。

 また、金子みすゞの詩をモチーフにしたイラストが描かれた界 長門オリジナルの行燈に、山口県の伝統工芸品である「赤間硯」を用いた絵付けも体験。

 絵付けを終えたら、自作の行燈を携えて、「音信川うたあかり」のイルミネーションで非日常の雰囲気になっている温泉街をそぞろ歩く楽しみが待っている。


2024年の冬より設けられた「あかりのライブラリー」。山口市の無形文化財である徳地和紙のライトと影絵で彩られる。

「墨で彩る行燈そぞろ歩き」概要

期間:2025年1月31日~3月9日
料金:3,700円(税込)
含まれるもの:行燈、行燈絵付け体験、夜のあけぼのカフェ提供品1品
予約:宿泊日の5日前までに公式サイトから予約
時間:19:00~20:00
定員:6名
備考:状況により、期間や内容が一部変更になる場合があります。

【界 鬼怒川】「日光東照宮特別祈祷プラン ~開運日光詣2024~」

●宿泊者限定の特別な祈祷が受けられる


特別祈祷を受ける前に身を清める入浴から、お清めグッズの制作、神事の後に日常生活に戻るための儀式である直会まで、一連の流れをコーディネイトしている。

 江戸時代の鬼怒川温泉は、日光東照宮の参拝に訪れた諸大名や僧侶のみが入ることが許されたとされる特別な温泉。ここに位置する界 鬼怒川は、年の瀬や新年というタイミングでリフレッシュしたい方に向けて、温泉旅館滞在と日光東照宮での特別祈祷を組み合わせた宿泊プランを用意している。

 このプランは、通常より1時間早い14時のアーリーチェックインに始まる。少し休憩してから、特別祈祷に向けた準備へ。

 まず、大浴場または客室露天風呂で心身を清める。続いて、栃木県の伝統工芸品である栃木線香と鳥山和紙を用いて、オリジナルの“お清めグッズ”を制作。お清め効果のある香り袋を携帯することで、邪気を近づけないのだ。

 祈祷殿で宿泊者限定の特別祈祷を受け、記念品と界オリジナルの御朱印を授かる。祈祷を終えると、神職または巫女の案内で境内を回るツアーに参加。

 最後は、神事の後で日常生活に戻るための儀式、直会のための「直会スイーツ」で、祈祷後の特別なひとときの余韻を味わい締めくくる。


邪気払いや運気改善の効果が期待できる白檀や沈香などの栃木線香を好みでブレンドし、お清めグッズを制作。

「日光東照宮特別祈祷プラン ~開運日光詣2024~」概要

期間:2024年12月1日~2025年2月28日チェックイン
※12月18日~1月5日、1月13日~17日、2月1日、16日、毎週火曜日は除外日
料金:界 鬼怒川 59,000円~
※2名1室利用時1名あたり、サービス料・税込
含まれるもの:日光東照宮の拝観料、特別祈祷・将軍着座の間ツアー参加料、記念品(界オリジナルの御朱印、直会スイーツ、御神水、お清めグッズ)、宿泊、夕食、朝食
予約:宿泊日の8日前までに要予約。

定員:1日3組限定
※1組2名~

文=サトータケシ

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